<入門の入門> 株のしくみ

著者 : 杉村富生

• 日本実業出版社 (2005年9月23日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は株式投資の基礎、イロハを勉強する入門書です。ビギナー向けの新章を設け証券会社の選び方から銘柄選定、売買タイミングのつかみ方、実戦的な投資戦略まで解説。

感想・レビュー・書評

[ツカチヨさんの感想 · 2021年2月10日]

タイトルと内容の乖離は大きい。
初心者向けであるのは最初だけである。セクション１９くらいまでか。古い情報が多いので軽く読めばいい。

途中からは株式市場の歴史を読む本となる。実例をふんだんに盛り込んで解説されるが、一つ一つの用語への解説がとても弱い為、初心者には向かないのではないだろうか。もちろん解説としては優秀なのだが、初心者が手に取って学ぶには少々専門的やしないか。
著者による、歴史への主観的意見を見る為に買ったわけではない。

私は斜め読みをするが、定期的にこういった本を手に取るのは、知識の取りこぼしがある可能性が非常に高いこと、そして十分な理解には程遠い項目について、より深い理解度を目指す必要があるという自覚からだ。

こういった書籍は、無機質で説明書的なものを選ぶほうが良い。この本はその類では無い。

読了。

[norikoniさんの感想 · 2017年12月20日]

図書館で借りた。少し古し

[TAK1219さんの感想 · 2008年5月13日]

まさに株の入門書です。株とは何か？株式市場とは何か？株価の決定要因は何か？という基本部分について述べられています。しかし、基本的でない用語もいくつか登場するので、それは違う文献や経済用語辞典を読むことで解消したほうが良いと思います。入門書としては、中々の出来だと思います。