「すぐやる! 」技術

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534044259

感想・レビュー・書評

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  • 仕事が捌けない自分に悩み、入社3〜4年目ぐらいに購入した書籍。約7年ぶりに再読。
    とにかく全てが不安で自信が無く、無難に日々が過ぎれば良いと思っていた。ただ目の前のタスクをこなし、週末になれば心が楽になり、月曜日に絶望を感じる。こんな生活を何ヶ月何年間も過ごし、いつの間にか心は疲れ切っていた。溜め込んだ仕事はどんどん重くのし掛かり、次の仕事が重なっていく。今思えば失敗を恐れ、恥をかくことを恐れ、面倒なことから逃げ、そんな自分を正当化しているようであった。
    大事なのは「勇気を持って」「誰よりも早く」「一歩を踏み出すこと」である。そのためには「見る前に跳ぶ」ことだ。もちろん、事前準備は大事。だが、調べないと動けないようなチキンハートは不要。失敗は成功の糧なのだ。一歩踏み出すことはアドバンテージを取ること、現状に満足せずこのまま何となく切り抜けられると思い込む考えを捨てることも重要なのだ。


    【行動に移すべきこと】
    ・とにかくやってみるチャレンジ精神
    ・誰よりも早く一歩先を見据えた行動
      ⤴︎アドバンテージを取る
    ・しっかりとした準備。先方に頂いた時間を無駄にしない
    ・失敗を怖がらない
    ・しっかりとしたフォロー、次に繋げる心遣い

    • やまをさん
      見る前に跳ぶ、私はそれを0秒ダイブと名付けております。
      勿論、まこなり社長のノータイムポチリのパクリです。
      見る前に跳ぶ、私はそれを0秒ダイブと名付けております。
      勿論、まこなり社長のノータイムポチリのパクリです。
      2020/09/01
  • 仕事などでも、連絡しないと思いつつ、自分が忙しかったり、電話したら相手が不在。その後連絡するのを忘れてしまい、気が付いた時にはタイミングが遅くなりすぎて連絡すらできないと言う経験は誰でもあると思う。
    また、飛び込みや電話で一度断られたら、もう連絡が出来なくなってしまう人が多い。

    また本人としたら、お願いする立場なので相手の立場に立って嫌われない様にと言うつもりかもしれないが、そもそも「最初のアプローチでOK」と言われる事の方が奇跡的で、最初に会った前にネットなどでニーズなどを探り、あった時に自分の想定と相手のニーズのギャップを把握し、何度もあってそのギャップを埋めていくのが本当の姿だと言っている。

    だから、1回断られたくらいで心が折れる様ではダメだし、そもそも「断られたらどうしよう」と行動にすら移せない意図もいる事を嘆いている。

    また、講演会などで最前列に座り、質疑応答で真っ先に手を挙げる事で講演会の発表者にとってその他大勢の参加者から「特別な存在」に変わる理由などを発表者を経験した立場で感じた事を含めて書いている。
    そして、質問で求められるのは「立派な私見」ではなく、講演で説明不足だった点や参加者全員の理解を深めるに役立つ質問をする事が重要だというくだりは納得し、参加者として「立派な私見」を言っている質問者を恥ずかしい奴だなぁと感じた理由も説明がついた。

    自分で決断しないと「責任」が伴わず、失敗しても責任を転換する。しかも決断する時や失敗した時の「心の痛み」や成功した時の「達成感」も味わえない。
    これではいくら続けても成長は望めないと言う一文にはドキッとした。

    地場振興の極意は「ヨソモノ、ワカモノ、バカモノに活躍してもらう」「合意ではなく強引に行く」とは言いえて妙なフレーズだし、そのような人がモーターやエンジンとなる。しかし今はそのような人が失敗を恐れずにチャレンジしない事でブレーキにしかなっていないのが問題だと言っている。

    最後に周囲の目が期になって行動できないと言う話で非常に感銘を受けた文章
    たかが一瞬だけ先が見えない隣人に笑われる事を恐れて、本来やりたいことを、やるべき事を行動に移すのを躊躇するのはさびしい事です。
    さらに、その夢を応援してくれたり一緒に成し遂げてくれたりする「未来の同志」に出会えなくなるとしたら、もったいない事です。
    むしろ、笑いたい人には笑ってもらいましょう。そして笑った人たちにも怒らず、こちらも一緒に笑えるぐらいの余裕を持ちたいものです。

  • 私が共感したのは、“小人物な人よりも大物な人のほうが近寄りがたい気がするものですが、それはまったく逆で大物な人のほうが気が楽で得るものも大きい“とのこと。

    大尊敬する方には、恐れ多くて躊躇してしまいがちだ。

    だらだらと人生を終わらせてしまうのはもったいないことだ。

  • •疑問を感じたら、その時にすぐに尋ねてみる。
    •飛び込み営業に必要なのは、質よりも量。訪問件数と訪問回数。
    •否定の理由がどうであれ、もう一度勉強して出直します。

  • 生き生きと楽しい毎日を送っているのは見る前に飛べる人。

    ■一日十人の知らない人に挨拶をする。

    ■事前に調べて相手が喜ぶ話題を用意する/相手が受けて気持ちの良い声と言葉を届ける/相手のメリットをわかりやすく伝える。

    電話をかける前につかみのネタをひとつ用意しておく。

    「貴社のホームページにありました〜の情報を見て感銘を受けました。」
    「〜の拡販のために弊社の〜がきっとお役に立つと思いました。そこで資料を送らせて/面談いただけないか営業のお電話をさせて頂きました。」

    ■飛び込み営業に必要なのは質よりも量、訪問件数と訪問回数。

    ■否定されたり断られても、もう一度勉強して出直します!

    ■大物とあった一時間が、自分の生き方を変える、劇的な瞬間になるかもしれない。

  • この本の帯に「めんどうくさい」「失敗が怖い」「恥ずかしい」⇒「見る前に跳べ。」って書いてあるんですが、この本は「慎重派」とか「心配性」とか言われたり思っている人はヒントになることが書いてある本だと思います。

    私も「お前は石橋をあらゆる角度から叩いて、でも渡らないことがあるな」と言われたことがありまして、たしかに「慎重すぎかな」と思うこともありました。

    慎重なのは悪いことではないと思ってもいるんですが、やっぱりそれでチャンスを逸していることもあるので、すぐやるべき場面も覆いと思います。この本は「○○ができない」⇒「対処法」という形式で書かれているので、目次を見て「自分はこれができない!」と思ったページだけ読んでもいいと思います。

    実践するのはまた難しいですが、意識は変えられると思いますヨ。

  • 励まされる。
    人とつながるためのブログ活用法(pp.27-30)は、特になるほどだった

  • 実践できるかどうかは人によって差があるかな。
    要所にまとめの一句のようなものがあり、読み返しに便利です。
    さらっと読めてためになる本です。

  • 仕事などに対する行動の心構えが分かりやすく書かれている。再び読んでみたい。
    1)一番忙しそうな人から5分もらう。
    2)三方より、を確認したら、正々堂々喧嘩する。
    3)相手のほしい情報や悩みを想像してみる
    4)どんな時が一番楽しいか、どんな時に達成感を感じるか、こういつ質問に力強く楽しそうにこたえられる人ならば、あなたの夢は何ですか→自分もこたえられるようになりたい。
    5)ひらめき能力:①適当なプレッシャー(課題=能力x1.2)、情報のインプット(質x量)、忘れる能力(やわらかな集中力)、経験値(最後には間に合うという自信)
    6)課題を締め切りをインプットしたら忘れる。人と会う。

  • 自分で自分の背中を押す31個の方法が載っています。
    大きく4パート
    相手の懐にすぐ飛び込む!、周りを気にせずにすぐやる!、失敗を怖がらずにすぐやる!、「自分」に負けずにすぐやる!
    ひとつひとつの問いの答えが、シンプルで
    すぐできそうなことばかりなので、自分にもできそう。

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著者プロフィール

米繊維工業株式会社取締役会長。明治大学商学部講師。CANPANセンター理事、社会貢献支援財団理事、墨田区観光協会理事、観光地域づくりプラットホーム推進機構理事、東京商工会議所観光委員・墨田支部IT分科会長。1963年東京墨田区生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。イマジニア株式会社、日興証券株式会社での勤務を経て現職。『メール道』(NTT出版、2004年)、『ブログ道』(NTT出版、2005年)、『すぐやる!技術』(日本実業出版社、2008年)、『ピンで生きなさい』(ポプラ社、2013年)ほかベストセラーを多数執筆。

「2014年 『NPOのためのIT活用講座』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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