- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534045003
作品紹介・あらすじ
英語力・会計力より法律力。法律がわかれば見方が変わる。カリスマ弁護士が教える最強のビジネススキル。法律の中心である「六法」のすべてを対象とし、それぞれの法律の核心を平易に解説した。
感想・レビュー・書評
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ビジネスパーソンとして最低限必要なスキル「法律力」・・・ってことで話はスタートしていますが、ビジネスパーソンってよりは、広く一般の人も知っていて損は無い読み物として・・・もしくはこれから法律関係に触れなきゃいけない人(初心者)向けって感じでしょうか?
筆者も言っている通り、けっこうズバズバとそぎ落とされて、ピンポイントでピックアップされている印象です。弁護士の先生が書かれたとは思えないほど文体も軽く、サクサクと読み進めることができます。
この本を読んで六法を極められるとは思いませんが、単純に面白く読めましたし、六法の大体の印象は知ることができたような気がするのでひとまず満足の★5つ(←あくまで私の読書後の余韻と印象としての評価)。 -
法律を俯瞰的に見られる人って、羨ましい。
記載っぷりは柔らかく、しかも要所を押さえています。
もちろん概略的な内容ではありますが、いい本だと思います。 -
仕事で必要な知識になってしまいなくなく勉強し始めました。
ほかにも行政法や法令読解のしかたを説明してる本など読みましたが一番最初に読んで良かったとおもいました。
私自身頭がよくないのでざっくりとしか把握できていないですが、ネットでぐだぐだ調べてたときより圧倒的にわかるスピードがはやく助かりました。
項と号の説明から丁寧にしてくださってたり公法と民法を分かりやすく図であらわされていたり
頭が良くないと自覚してる人がなくなく私のようにこのようなお堅いものを学ばなくてはいけないときこの本を勧めたいです! -
法律の概略を知るのに便利な本
さらに詳しいことを知りたいときのための本の紹介も豊富 -
何故かタイトルに惹かれて買った本。
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「平均的弁護士の約10倍のペースで」事件をこなしているという超・売れっ子カリスマ弁護士の著者が、おもに法律の素人向けに書き下ろした六法入門である。
《本書一冊で、私が4000以上もの「基本条文」である六法のキモを伝授いたします。それさえ知っておけば下手な法律家よりも法律家としての実力がつき、ビジネスでも家庭生活でも、はたまた資格試験でも、抜群の法律センスが身につきますから。》
著者は、第1章でそう豪語する。「抜群の法律センスが身につ」くうんぬんは大げさだが、「六法のキモ」がわかりやすくまとめられているのはたしか。
これほどわかりやすい法律入門に、私は初めて出合った。笑いをちりばめ、的確なたとえ話を自在に駆使して、六法全書の形で読めばチンプンカンプンであろう事柄を、これ以上ないほどかみくだいてレクチャーしてくれる。
本書に書かれていることは、大学の法学部を出た人から見れば「あたりまえ」のことがほとんどなのだろう。しかし、私のようなド素人には目からウロコの記述満。再読・三読する価値のある入門書だと思う。 -
憲法、民法の勘所が紹介されています。
勉強になりました。 -
法律知識ゼロの元農学部生が、未経験から法務部に所属。
上司の思考回路(e-gov開いて、大体この辺にあるでしょ。で、ああだからね、こうだからね、こうなるでしょ)を分かりたくて借りました。
ベースになるものを知るって大事。
2017_011【読了メモ】(170511)『荘司雅彦の法律力養成講座』/日本実業出版社/978-534-04500-3 -
テレビやラジオにもコメンテーターとして多数出演している弁護士・荘司雅彦氏が、「ビジネス・パーソンをはじめ、学生、各種資格試験を考えておられる方の「法律力」を高めることを目的として著したもの」。
著者は、「あなたがすでに相当程度の「法律力」を持っている場合を除けば、本書一冊で、法律書数冊分を読破したのと同じ程度の「法律力」が身につくはずです」とも言っている。
本書は、「法律の基本法」と呼ばれる六法(憲法・刑法・民法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法)を対象にしているが、その六法でさえ合計4,105もの条文がある中で、基本条文の“キモ”が効率よく纏められていると思われる。例えば、刑法については、「構成要件」、「違法性」、「責任」の3つが“キモ”であるとして、多くのスペースが割かれているが、著者によれば、そうした体系がわかっていれば、刑法の8合目まで達しているようなものなのだそうだ。
私は、法律は全くの専門外だが、本書により、法律全体の凡その体系や基本的なロジック、考え方を掴むことができ、今後ニュースなどで取り上げられる事件や身近で起こるかもしれない出来事等について、法的側面からの捉え方の軸ができたように思う。
(2009年3月了)