君に贈る最後の手紙

  • 日本実業出版社
3.88
  • (8)
  • (6)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 70
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534045058

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あの〝小さいことにくよくよするな!”の作者の本だと知らずに読み始めました。
    当時、すごく人気でシリーズで出ていたので読んで心が救われてました。
    2006年に若くして亡くなっていたとは知りませんでした。
    その妻へ当てた手紙、うるっとしてしまい、私も家族を大事にしよう、と思いました。そして、日頃からその気持ちを伝えよう、と。
    1時間もあれば読めるので、ぜひ読んでみてください。

  • 例えば、大切な家族と過ごす時間。

    今日までそれは当たり前のように続いていて。明日も明後日も当たり前のように続いていく。
    明日突然それが途切れてしまうなんて事は考えもせず、何となくずっと続いていくと信じ込んでる。
    でも本当は、それがこれからもずっと続いていくなんて保証はどこにもありはしないんですよね。

    だから、当たり前に訪れる毎日をもっと大切にしないと、って考えさせられました。

  • どうしよう。

  • ◇人々の記憶に残るのは、君がなにを成し遂げたかではなく、君がどれだけの愛を持って生きていたかということ

    ◇人はいつの日か死ぬ運命にあり、いつの日か人生を振り返り、なにが大切なのかを考える。ならば、今日からそんな生き方をしてみてはどうだろう?

    ◇誰のもとにも思いがけず近い将来にかならず訪れる、人生を振り返る日のことを思い、人生について、仕事について、毎日について、瞬間瞬間について、しっかり考えてみてはどうだろう?

    ◇たとえ時間が矢のように過ぎ去っていったとしても、心の底で「こう生きるべきだ」という信念を持って生きられたなら、人生は豊かで幸福なものになる

    ◇もしこの人生をもう一度生きることができるなら、ぼくは自分の話す時間を減らし、君や子どもたちの言葉に耳をかたむける時間をもっと持とうと思う

    ◇もし、もう一度この人生を生きることができるのならば、ぼくは欲しいものを得ることよりも、今、手の中にあるものを楽しむことに力をついやそうと思う

  • 人はいつの日か死ぬ運命にあり、いつの日か人生を振り返り、なにが大切なのかを考える。ならば、今日からそんな生き方をしてみてはどうだろう?
    ただ、ほんのすこしだけ人生を歩むスピードを緩めさえすれば、幸せは自然とぼくたちに追いついてきてくれるというのに。
    もしぼくがまた生きられるとするならば、君や他のみんなをもっと愛し、見返りの愛は求めないようにしようと思う。人生とは愛すること、分け与えること、思いやること、手をさしのべることだと、今ぼくはわかっている。

  • ・人々の記憶に残るのは、君がなにを成し遂げたかではなく、君がどれだけの愛を持って生きていたかということ

    ・人はいつの日か死ぬ運命にあり、いつの日か人生を振り返り、なにが大切なのかを考える。ならば、今日からそんな生き方をしてみてはどうだろう?

    ・誰のもとにも思いがけず近い将来にかならず訪れる、人生を振り返る日のことを思い、人生について、仕事について、毎日について、瞬間瞬間について、しっかり考えてみてはどうだろう?

    ・たとえ時間が矢のように過ぎ去っていったとしても、心の底で「こう生きるべきだ」という信念を持って生きられたなら、人生は豊かで幸福なものになる

    ・もしこの人生をもう一度生きることができるなら、ぼくは自分の話す時間を減らし、君や子どもたちの言葉に耳をかたむける時間をもっと持とうと思う

    ・もし、もう一度この人生を生きることができるのならば、ぼくは欲しいものを得ることよりも、今、手の中にあるものを楽しむことに力をついやそうと思う

  • ◎結局のところ、なにかを「与えられる」ことよりも、
    「与える」ことのほうがずっと疲れずにすむし、与えることこそが歓びの源になってくれるのだ。

    愛情、思いやり、アイデア、力、哲学、すこしばかりのお金、財産、想像力、情熱、時間、優しさ-

    こういうものを人に与えたときはあたたかい気持ちになれるものだし、言ってしまえば、それがすべてなのである。


    ◎思い返してみると、ぼくは駆けずり回っていたせいで『生きる』ことをしてこなかったのだと気づいた。
    ほんの少しすぴどを緩めてこの旅を楽しみさえすれば、もっと幸せで、もっと楽しみに満ちていただろうに。


    ◎僕が君をいちばん愛おしいと思う理由のひとつは、知り合ってから今にいたるまで、君が一度たりともありのままの僕のことを拒絶も否定もしなかったということだ。

    何事もうまくいっているように見えても、僕が心の底では苦しんでいた時だって、君はただ僕を愛し続けてくれた。

    君は友人や子どもたち、他の家族たち、僕たちが手助けしようとしていた人たちにそうしていたように、僕にも無条件の愛を与えてくれていた。

    もし僕がまた生きられるとしたら、君や他のみんなをもっと愛し、見返りの愛は求めないようにしようと思う。


     そして 私たちは 忘れないようにしたい

     若い人にも 年老いた人にも
     明日は誰にも約束されていないのだということを
     愛する人を抱きしめられるのは
     今日が最後になるかもしれないことを

     微笑や 抱擁や キスをするための
     ほんのちょっとの時間を
     どうして惜しんだのかと
     忙しさを理由に
     その人の最後の願いとなってしまったことを
     どうして してあげられなかったのかと

     だから 今日
     あなたの大切な人たちを
     しっかりと抱きしめよう
     そして その人を愛していること
     いつでも
     いつまでも大切な存在だということを
     そっと伝えよう

     「ごめんね」や「許してね」や
     「ありがとう」や「気にしないで」を
     伝える時を持とう
     そうすれば もし明日が来ないとしても
     あなたは今日を後悔しないだろうから

  • 2010.3.6

    電車の中で読み始めたら、最初の数ページで泣けてきてそのまま本を閉じました(^^;

    ・幸せとは、なにかを求めるところに生まれるのではなく、なにかを楽しむところから生まれるものだ。この単純な答えはいつだってぼくたちの目の前にはっきりとある。

    ・いい人生を送る鍵はこれだ――人生の最後に語らないようなことは生きている間も優先しないこと。

    ・今日が訪れるのは当たり前などではなく、感謝しながら受け取るべきすばらしい恩寵なのだ。


    そしてこの本に収録されていた「最後だとわかっていたなら」という詩が泣けるのです……
    いつ何があってもおかしくない、んだよね。

  • 大事な人と話をしたくなります。
    でも、ちょっと狙った感があることは否めない。。。

  • 夫のリチャードが「あと1時間あるとしたらとこういう事をしたい」と言う内容。実際リチャードは若くして亡くなってしまったようなのだが、その後のことを最後に奥さんのクリスが書いている。夫婦間で信頼関係が出来ているのは素晴らしいが、本当に欠点はないのだろうかと思った。美化し過ぎていて周りが見えていないような感覚だ。家族や友人に感謝の時間を割いても良いような気がする。(それは私が独身だから?)

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

リチャード・カールソン(Richard Carlson,Ph.D.)
アメリカの心理学者。何かとストレスの多い毎日を、いかにラッキーに、ハッピーに、前向きに生きるか、自分を「進化」させて生きるかを提唱。コンサルタントとしてセミナー、講演会、テレビやラジオへの出演などで活躍、世界中を飛び回る。著書に世界的なベストセラーとなった『小さなことにくよくよするな!』(サンマーク出版)、『読むだけで運がよくなる77の方法』『読むだけで自分のまわりに「いいこと」ばかり起こる法則』(ともに、三笠書房)などがある。

「2021年 『小さなことにくよくよしない88の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

リチャード・カールソンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
稲盛和夫
小池 龍之介
ロバート キヨサ...
ジェームズ アレ...
村上 春樹
デイル ドーテン
村上 春樹
デールカーネギ...
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×