- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534045621
感想・レビュー・書評
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3つの思考法:クリティカルシンキング(正しく疑う)、ロジカルシンキング(正しく考える)、ラテカルシンキング(正しく発想する)
クリティカルシンキングの心構え:知的謙遜(無知の知)、知的勇気(反対意見に向き合う)、知的共感(異なる立場の人の気持ちになる)、知的誠実(相手によらず同じ基準で判断)、知的忍耐(考えることを放棄しない)、根拠に対する確信(証拠や根拠の価値を認める)、知的自主性(自分1人で考える)
ロジカルシンキングの基本:演繹法、帰納法
弁証法(対立からより高次のものが生まれる)により二律背反を克服
ナッシュ解(身動きが取れない)
KISS(Keep it simple,stupid!)
PDCAの高速回転、特に「C」が大事
三角測量法(様々な視点から物事を把握)
見える化することによって気付きが生まれ、気付きが思考を深めてくれる
ラテカルシンキングの視点:蟻の目(現場視点)、鶏の目(高い視点)、魚の目(流動する変化を見る)
ラテカルシンキングの6つの着眼点:代用する、逆転する、結合する、強調する、除去する、並べ替える
クリティカルシンキングとは何か、思考する上での注意点を紹介しています。さすがに3分では読めませんが、身近な企業や商品を例に挙げていて読みやすかったです。ロジカルシンキングやラテカルシンキングについても触れているお陰で理解が深まりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々な事例を交えてロジカルシンキング、ラテラルシンキングそしてクリティカルシンキングを説明されていて、気づきがありました。
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どこらへんが3分だったんだろう?
3分と言うだけあって、薄く広くと言った印象。手始めに読むにはいいのかも。
具体的にどうしたらいいのか悩んでいる私には、あまり役立たなかったけれど。 -
問題解決の3つの思考法
ロジカルシンキングは正しく考える。
ラテラルシンキングは正しく発想する。
クリティカルシンキングは正しく疑う。
クリティカルシンキングの7つの心構え
1.知的謙遜
自分が全てを知っているわけではないことを認識する。
2.知的勇気
反対意見に向き合い、理解に努める。
3.知的共感
異なる立場の人の気持ちになり考える。
4.知的誠実
どの立場の人の考えに対しても同じ基準で判断しようと努力する。
5.知的忍耐
複雑な状況や挫折感に直面しても考えることを放棄しない。
6.根拠に対する確信
証拠や根拠の価値を認める。
7.知的自主性
自分1人で考えて結論を出す。
ロジカルシンキングには演繹法と帰納法がある。
演繹法は三段論法。常に数学的に正しくなる考え方。
前提を誤るとズレた結論になってしまう。
帰納法はいくつかの現象から、より一般的な規則や原理を抽出するもの。
仮説思考に通じる考え方。
分けることで問題発見と解決をしやすくする。
最終的に大きな問題を解決するためには、分解しながら、統合するという視点が大事である。
CRFの順序で話すと説得力が高まる。
結論、理由、事実。の順序。
クリティカルシンキングはロジカルシンキングのエレガントな繋がりが1つだけではないと疑うこと。その繋がりに強弱があることを思考の第一歩とする。そしてその他の可能性を吟味する姿勢から正しい本質的な問題や解を見つけようとする。
事実と理論を分けて考える。
正しく疑うことを繰り返す。
曖昧さを徹底的に排除する。
常識・前提を疑う。
思考の一人歩きを止めるために具体例を挙げながら論理を組み立てる。
仮説思考。仮説→検証→修正のサイクルを回す。
クリティカルシンキングの本質は正しく疑うこと。
考えることと悩むことは違う。
考える方法。
1.視点を自分の外に持っていく。もう1人の自分で自分を見る。
2.他の人ならどう考えるか。
3.相手の立場から考える。
3視点
蟻の目は近づいて詳しく見る。
鳥の目は 高い視点から広く見る。
魚の目は変化を見る。 -
・クリシンをするために必要となる7つの心構え
知的謙遜、知的勇気、知的共感、知的誠実、知的忍耐、根拠に対する確信、知的自主性
・具体例が見つからない限り、それは論理が独り歩きしている可能性が高い。
・ワールドの新商品展開方法、参考になりました。 -
さすがに3分では読み切れずに、1時間くらいはかかりましたが(笑)
クリティカルシンキングをロジカルシンキングやラテラルシンキングと対比しつつ、定義などを紹介するよりも、感覚的に理解できるように図解が多い良書だと思いました。ただし、正確さを追及する人にはちょっと物足りないかも?
内容としては
1章では、ロジカルシンキングとラテラルシンキングと対比しながら、身につけられる5つの力と7つの心構えを紹介しています。
2章ではロジカルシンキングを紹介し、3章では二律背反の中でシンプルに考えることの重要性を説き、4章ではクリティカルに疑うポイントを提示し、5章では訓練法を紹介しています。
さっと全体像を知るには良い本かと。本格的に考えたいならば本書は啓蒙書なので、類書を当たった方がよいと思います。 -
演繹法、帰納法、分解と統合、ConclutionReasonsFacts。
三角測量法←幽体離脱法、ロールモデル法、憑依法。
見える化=全体像の把握、ロジックの抜け・漏れ、新たなロジック、客観化。
視点を変える。
6つの着眼点=代用する、逆転する、統合する、強調する、除去する、並べ替える。 -
考え方を深くしたいと思い読む。
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2014/8
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徹底的に明確に分けること。事実と解釈を分けて考えること事実と理論や、事実と概念を分けて考えること。
曖昧さを徹底的に排除する。