がんばっているのに報われない人のための 「認められる!」技術

著者 :
  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534045638

感想・レビュー・書評

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  • 言われたことを素直にすぐやる。
    こまめに報連相
    叱られるのはありがたい。改善のポイントになる。
    根回しは怠らない。
    知情意+裏技。知:業務知識×現場体験×自ら考える力。情:感受性×おかげさまの心。意:すぐやる力×お役立ちの心×挑戦。裏技:探究心×継続×哲学×人脈。
    指摘されたアドバイス→メモ帳に。ゆくゆくはto do listやnot to do listにする。繰り返して最終的には習慣に。
    失敗を共有化。良いことを広める。
    守破離
    自分よりちょっと上の挑戦。トライして行くと伸びる。
    始めるチャンスは2度と回ってこない。
    今すぐやる。チャンスをつかむ。

  • 【動くべきは「相手」ではなく「自分」であり、「心」を動かす前に「体」を動かす】

     本書は、著者である久米信行の『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』の続編である。もし、自分は行動できないと悩む人はぜひこの前著から読んでほしい。本書には、選ばれる自分になるための30のステップが書かれている。また、著者の経験や考えによって書かれていて、著者がどれだけ努力してきたのかが分かる。序章で、認められることは人生をステップアップさせる最大のチャンスであり、人生最大の喜びのひとつであると書かれている。しかし、私たちはこの喜びを味わうことなく人生を過ごしてしまっているのはないか。特に、現代はインターネット社会であり、コミュニケーションをとる機会も増えた。それなのに、仕事や人生で生かすことができず認められない、もったいない人が多いのではないか。頑張っている「つもり」ではだめで、周りから認められなければ意味がない。
     私は、47ページの『動くべきは「相手」ではなく「自分」であり、「心」を動かす前に「体」を動かす』という一文を読んで、自分自身に深く刺さる物があった。それは、自分がまず相手を動かそうとしたり、体よりも心を動かしたりしているからであろう。また、154ページの失敗を笑われたり、悔しい思いをしたりしたくないから行動できないという点を読んで、思い出したことがある。恥ずかしい話であるが、自分が何か失敗したとき、1から10まですべて自分が悪いと認めることが悔しく、なにかと他の人も巻き込んで考えてしまうことがある。これは私だけではなく、皆さんにも思い当たることが一度はあるのではないか。しかし、これらを読み、自分の失敗を素直に認め、まずは行動してみることで成功につながるようになるのではないかと考えた。
     本書は、タイトルのように、意識の高い人向けかもしれない。しかし、これから社会に出るに当たって大切なことや、自分が取り組むべき事がたくさん書かれている。そのため、私たち若い人はもちろん、私たちを指導する立場に当たる人にも是非読んでもらいたい。本書を読めば、次第に行動してみようという意欲がわいてくる。また、本書に書かれていることは、簡単にできそうであるができていないことが多い。本書のステップを正しく行うことよりも、まずはやってみることが大切である。それを習慣化することができたら、周りの環境や今後の人生が豊かで実りある物になるのかもしれない。

  • 1章目が目上の人から気に入られるというのは笑ってしまった
    きっと世の中の人は上司に気に入られずに
    苦労してるのかなとおもいつつ読んでしまった
    1ページ目に選ばれる自分になる 生涯の師やパートナーに出会う。
    認められる。とある。 確かにこうありたいものだ
    自己開発セミナーではないがこういった考え方は必要だろう
    まあ読みやすいとおもう

  • おすすめの一言『実践レビューをして恥をかいたほうが勉強や練習をする気になる』

    選ばれる「自分」になる。生涯の師やパートナーに出会う。認められる。
    あなたは、人に「選ばれる自分」「認められる自分」ですか?
    将来、好きな会社に入ってやりたい仕事を始める時にも、好きな人と出会って理想の家庭を築く時にも、生きる上で人との関わりがある以上、「認められる自分になる」ことがどんな時も大切だ。というのは、あなた自身の人生をもって分かり切っていることだと思います。しかし、これほど大事なことであるのに、「認められる自分」「選ばれる自分」とは何かを真剣に考える機会や、その方法を教わる機会はありそうでないものです。

    この本は、その機会の1つです。著者が自分の講義内でアドバイスしたことを中心にQ&A形式でわかりやすくまとまっています。しかもこの本、難しいことはほとんど書いてありません。成功した人たちから見れば、「当たり前すぎるほど当たり前のこと」も多いでしょう。しかし、これをひとつずつ習慣にしていけば、きっと「選ばれる自分」「認められる自分」に近づいていけるはずです。

    この本を読んで私は、先ず1つのことを決めました。次のTOEICの試験を受けること。そして、600点以上を取ることです。私は、まだ大して勉強してないし、まだ早い。と思っていました。しかし、この本に書かれていたことが私のこの決意のきっかけになりました。それはおススメの一言にもある「実戦デビューして恥をかいたほうが勉強や練習をする気になる」です。まだ勉強をあまりしていない私にとって、「いい点数をとれるわけがない、勉強をしてから。」と思って、受験を先延ばしにし、すでに一年が経っています。本には、「私が動かなければ何も進まない」という現実に飛び込むことで、ふだんとはケタ違いのペースで勉強が進む。と、あります。期日と人から求められる成果という具体的なゴールが設定されることによって勉強が進むということです。

    このように、誰にでもできる当り前のことを実践し、習慣化するだけで変われることをこの本を読んで、実感しました。この当たり前を当たり前にこなせる人がやはり、「選ばれる自分」「認められる自分」に近づけることに繋がってくるということです。

    あなたもまだ気づいていない「選ばれる自分」「認められる自分」に出会うきっかけをつかんでみませんか?

  • あまりガツガツと自己アピールをしたくないけど、自分のいいところを見てほしい…など、あまり自分からいくのが好きでない人におすすめ。

    問題点を見出しとし、その解説が続き、そして結論がまとめられているので、比較的わかりやすいです。「こうしてほしい」とか「こうしたい」など、「人には言わないけど自分の希望がある」人は読んでみてはいかがでしょうか

  • 自分の功績を認めて欲しいのは誰でも同じ…
    認める人の側から考えてみると、本書のことがもっと理解出来る。
    認めてもらう前に認めてもらいやすい状態をつくることが大切ですし、当然認められるスキルが必要であります。
    何より、本書の内容は試してみたくなる秘訣満載でした。

  • 自分が認められないと感じたときにどうしたらいいかと思い読んだが、結論は歴史上の人物も死んでから認められた人もいるから、目先じゃなくて将来の自分を想像しなさいという精神論だった。技術とは違ったが、他の項目では具体的に踏み込んだところもあった。

    目上から気に入られる。かわいがられるには、相手に関心を持つ、熱心に話を聞いて質問する、言われたことをすぐやる、粘り強く反復練習をする、コマ目なホウレンソウをする。師匠はテーマ別に10人いるといい。メールやお礼状は素早く出す、具体的な一文を添える。叱られるのは、ありがたい、理由とあるべき姿を理解。

    大勢の中から選ばれる。自分を見てくれないと思ったときは、笑顔で元気な挨拶から、質問をする。実績をアピールするときは、お陰さまでと一言添える、一緒に協力してくれた人を褒める、失敗の経験を話す、成果よりもプロセスから学びを盛り込む、これからの夢を話す。安全な目立ち方は努力の成果を分かち合う、コツを広く公開する、波に乗る人達のコミュニティに参加、公益活動に参加する。頑張っても報われないときは知情意を思い出す。知:業務知識を深めるため10冊読む×現場体験×自ら考える力。情:対人感受性×和顔愛語×おかげさまの心。意:すぐやる力×お役立ちの心×挑戦する意思。

    大勢に埋もれてしまうと考えたときは、風変わりなトレードマークをつける、核心のついた遠慮のない質問をする、美しい笑顔を仕草で印象つける、相手の夢と自分の夢を重ねて感謝する。

    身近な人から理解されるには、2:6:2の法則→2割賛成・6割中立・2割反対、長い目で自分を見る。

    認められる自分に疲れると感じたときは、いつでも誰でも笑顔で接する。みんなのためと思えば大きな力が出る。未来の子供と思えば楽しく長続きする。

  • 「選ばれる自分」「認められる自分」。あなたはそんな自分になりたいと思っていますか? 
     この本の著者は久米信行さん。転職をいくつか繰り返し現在は、家業である久米繊維株式会社の代表取締役や明治大学商学部講師・NPO法人CANPANセンター理事など多方面で活躍されています。
     
     私がまずこの本で特に共感を得られたものは、「実力をつけてからデビューしたい」という項目でした。
    「もうちょっと勉強してから挑戦したい」そう考えている方もいるのではないでしょうか?これはせっかくの自分の実力を伸ばすチャンスを逃していることをしているのと同様だ、と言っています。「自分には早過ぎる」と思った時こそが、むしろ挑戦する「絶好の機会」なのです。また、始めるべき好機は二度と回ってこないこともあります。例えば会社組織の中での人事上のチャンスも一度しかやってきません。私自身の経験だと私は今、学校の授業で週に一回、小学校を訪問して先生の補助という立場で児童たちと触れ合っています。以前からボランティアには興味があったのですが、きっかけが掴めず今までやれずにいました。そこには「もうちょっと検討してから」「やりたいけど自分にできるのか」など始める前から機会を自ら逃していました。行動力に少し欠けていたのかもしれないです。小学校という集団に入ることで今まで見えなかったものも見えてきますし考えさせられることがとても多く、短い時間の中でもとても勉強になっています。勇気もって飛び込むことによって気づいたら楽しい時間となっています。飛び込んでみないと分からなかった世界、また出会いというものにも同時に感謝しています。

     他にもいくつか共感する項目がありました。項目が分かれていて好きな項目から読むことができるので必ず共感できる箇所に出会うはずです。また社会人になってからの心得が書いてあるので、これから社会人になる方・今社会人の方もぜひ読んでみてください。これによって自分の価値観などが変わってくるかもしれません。また、「選ばれる自分になる。生涯の師やパートナーに出会う。認められる。」ことは「人生においてのステップアップの一つ」であり同時に「人生最大の喜びの一つ」です。この本の題名の通りでない人にもぜひお勧めしたいです。この本を読んで人生を豊かになるための方法を伝授しませんか?

  • デキる人は、いろいろ努力や工夫をしている!こういうことを教えてくれる大人がいるって、素晴らしいと思いました。みんなで知恵を共有しましょう~!!

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著者プロフィール

米繊維工業株式会社取締役会長。明治大学商学部講師。CANPANセンター理事、社会貢献支援財団理事、墨田区観光協会理事、観光地域づくりプラットホーム推進機構理事、東京商工会議所観光委員・墨田支部IT分科会長。1963年東京墨田区生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。イマジニア株式会社、日興証券株式会社での勤務を経て現職。『メール道』(NTT出版、2004年)、『ブログ道』(NTT出版、2005年)、『すぐやる!技術』(日本実業出版社、2008年)、『ピンで生きなさい』(ポプラ社、2013年)ほかベストセラーを多数執筆。

「2014年 『NPOのためのIT活用講座』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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