いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力

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  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 348
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534045973

感想・レビュー・書評

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  • アナロジーやwhy型思考などといった発想のヒントや、、それに関連する具体例、原理原則例が多数おさめられた良著。
    この本だけで大きくレベルアップすることはないが、その後自分を磨き続けるヒントをくれる良著。

    メモ。
    ・発見のための4つの比べる視点
    1 広く比べて矛盾を探す
    2 広く遠く比べて不変や変化を探す
    3 例外と比べる
    4 周縁、その他と比べる

    ・最初のヒアリング目的は差や矛盾を浮き彫りにし、深掘るところをきめていくこと。決して共通点ではない。

    ・10年ではなく、100年、1000年で比べてみる。
    大きな時系列でみて、変わったもの、変わらないものを見極める。キリンとアサヒのたたかい。

    ・雑誌新聞の内容は一過性のものであるため、その枠を外して時系列で見つめ直してみる。タテで比較する
    ・または同時期に多数の視点からヨコで比較する。

    ・人の価値観を図るためのとい
     資源配分 何に一番時間やお金を費やしているか
     トレードオフ 何を選んで、何を捨ててきたか

  • 池袋 ブックオフ

  • ・比べる、ハカる、空間で観る
    ・例外から本質を見抜く、カン、バラして繋ぎ直す、普遍化、JAH法で深掘りする

  • 行動経済学に寄った話がちょいちょいあります。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】141.5||M【資料ID】91091347

  • 東大、BCG,アクセンチュアという経歴を持つ方の考え方のまとめ。
    一つの物事に対し、どのように考えをめぐらし実の有るものに結実させていくか、というコツが書かれている。また時間を置いて改めて読むべき本。

    以下抜粋。

    ・ブレストで発散させるだけではなく、そこからの発見力が必要。

    ・全体俯瞰をする、鳥の目と、限りなく対象に近づく虫の目の両方が必要。

    ・例外や矛盾に真実は潜む。大きな不変と変化に大発見がある。便利な場所にイノベーションは生まれず、強い成約の中にこそ、独創的アイディアが生まれる。

    ・幅広く色々な本質を理解して、事例を学んでいること。そしてマイノリティであることの寂しさや恐怖に耐えられること。それらが比べる視点を支えてくれる。「

    ・自分の会社のサービスが本当はどう使われているのかを観察しよう。満足度を聞くのではなく、満足そうに使っているのかをじっくり見よう。使いやすいですか、と聞くのではなく、不便そうにされていないかを見極めよう。

    ・ヒトの価値観をはかるための2つ。
    ①その人は何に一番お金と時間を費やしているか
    ②何を選んで、何を捨ててきたのか。

    ・すごい、と思ったものを分析しパターンに迫ること。その本質に迫ること。それを展開するのはJAH法(軸・値・幅)

    ・みんなと同じだと不安、という感覚こそが発想力の根源

    ・同じ子をを3回続けてやることでの限界突破作戦
    (運動会での大声競争事例)

    ・お金の制限と場所の制限が創意工夫を加速させる。
    (子供に、家族旅行を計画させる、誕生日パーティーを企画させるなど)

  • タイトルに惹かれて、購入した。
    一般的なロジカルシンキングとちょっと異なった感じだが、本筋は同じと思う。ただ、新しい発想を産むための視点として下記の4つと言っているが、分析の観点として、納得です。
     1.比べて、共通点でなく「矛盾」を探す
     2.広く遠く比べて、「不変」や変化を探す
     3.「例外」と比べて差を探る
     4.「周縁」「その他」と比べて差を探る

    良いアイデアを生み出すプロセスは、単なる「発散と収束」ではなく、「発見・選択・探求・組み合わせ」というのは同調できる。

    この手の本のなかで、読みやすい本と思います。

  • 書籍紹介に向けて、たまにはマジメな本を。

  • タイトルがまずイイなぁ~と感じました。

    「発想力」じゃなくて「発想の視点力」

    発想はいつになってもその重要さは変わらない。
    イイ発想を出し続けるには、それができる視点が必要。
    その手段をとってもわかりやすく書かれている本。

    三谷さんの本は好きです。
    自分に合っているなと思う。
    コトバがすっと入ってくるし、具体事例の数と本論とのバランスが絶妙。
    これ、後からAmazonキャンペーンでいただいたボツ原稿で知ったのですが、
    書きたいことをしっかり残し伝えるために
    仕方なく削除された事例のお話も多かったようです。
    考えられて設計されているからバランスが絶妙なんですね(^^

    とっても読みやすいんですけど・・・
    読みながらすぐに自分の思考の世界に飛んでしまって・・・
    なかなか進みませんでした・・・(^_^;;
    自分とリンクするところがやたらと多いので、考えふけってしまうのです(笑)

    この本は「比べる」「ハカる」「深堀る」の3本柱で成り立っています。

    この柱を軸にビジネス書の体裁をなしながら、
    教育本だなぁと思いました。
    親に、教育担当やマネジメント層に読んで欲しい本。
    もちろん、発想の術を身につける視点もたくさんですが、
    ヒトを育てる人への、育てる環境はどうあるべきかを伝えているように感じられるのです。

    私はこの本を読んでいて、自分の育った環境に感謝しました♪
    そして、なんだか「うるっ」ときてしまいました。
    親はちゃんと考えて育ててくれたんだなと。
    すごく環境に恵まれて育ったことを痛感しました。
    自分の思考の飛びっぷりをいつも楽しんでいるのだけど、
    (飛躍して何かにくっつけられた瞬間が楽しい 笑)
    それができるようになったのも、育った環境が起因していると思う。
    ということで、読むと、なんとなく私の育ちが見えたりして・・・?!笑


    あと、ピックアップしたいリンク部分。

    ■エスノグラフィー
    三谷さんのお手伝いの話を聞いたときに、もしかしたら?と思っていたけど
    やっぱり登場しました!
    この手法、私も大PUSHです!!
    登場する事例は博報堂の田村さんの案件。
    #ご本人と会い、このお話を伺ったことがあるので、本で出逢うとなんともいえない不思議な気分になります。

    似たような部分に、
    超現場主義!
    な話がたくさんあります。
    私も現場主義ですが、まだ甘いなぁーーーと思いました。
    もっと徹底的にいこー!

    ■周縁からビジネスが生まれる
    『次世代マーケティングプラットフォーム』
    http://bit.ly/3r2ejE
    にも書いてある視点。
    エスノのフィールド設定も似たような部分があるけど、
    「周縁」を観察したり比較するのは何かを発見する手がかりだと思う。

    ■「ハカる」
    特にまだまだだなぁと痛感。
    ハカっているようでハカっていない。
    #『戦略プロフェッショナル』でもハカっている場面で「おおー!」となった。
     数ある得意先を規模別などにハカって分類、
     そして攻めるフィールドを決めていた。
    私もですが、日本人には、このハカる力が不足しているのかも。
    「やっているつもり」になっていることが多いような気がします。
    三谷さんが言ってた、すぐにハカる行動に移す!
    ホント、これが重要だと思う。
    今日から定規もちゃんとペンケースに入れよっと。

    ■問題の再定義
    流されることが多いし、わざと流すように仕向けている人もいるこの世の中。
    問題の再定義はとても重要だと思う。
    で、それをする姿勢を身につける必要がある(⇒育てる必要がある)

    ■大きく時系列で見て変わったもの、変わらなかったもの
    これ、前からキーワードなんですよね。
    こういうの見つけたらほんとちゃんとストックしていきたい。

    ■「読書会だって勉強会だって、価値があるのは他人の視点だ。」
    この一文、まさにリーラボの良さを言っているように思います♪

  • 解説は分かりやすいけど、新しい発見気付きは少なかった。
    もう一冊、決める力に期待。

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著者プロフィール

金沢工業大学大学院 教授
1964年大阪生まれ、福井で育つ。東京大学 理学部物理学科卒業後、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、アクセンチュアで19年半、経営コンサルタントとして働く。92年 INSEAD MBA修了。2003年から06年 アクセンチュア 戦略グループ統括。2006年からは子ども・親・教員向けの教育活動に注力。現在は大学教授、著述家、講義・講演者として全国をとびまわる。K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授の他、早稲田大学ビジネススクール・女子栄養大学 客員教授。放課後NPO アフタースクール・NPO法人 3keys 理事を務める。『経営戦略全史』(2013)はビジネス書2冠を獲得。永平寺ふるさと大使。3人娘の父。

「2020年 『戦略読書 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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