銀行員の転職力

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534047083

感想・レビュー・書評

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  • 銀行員の転職事情について書かれているが、皆が皆ホールセールをやっているわけではない。他事業キャリアの人間の転職は限られている。

  • 銀行員として、身につけておくべきスキルやキャリア感が手に入った。

  • 銀行員の転職力 2010/5/11
    著:渡部 昭彦

    著者はHAグループ及びヒューマン・アソシエイツ代表取締役社長。大学卒業後日本長期信用銀行入職。その後、4度転職し名だたる企業にて実績を残し2007年より現職。

    銀行の統合が進み、銀行員の転職は日常化しているとも言える。
    今では、メガバンクの同期入行者のうち、30歳を待たずして半分以上が辞めてしまうという年代もごく普通に見られるようになった。そのこと一つをとっても。この業界がいかに激しく変わったかがわかる。

    本書は、銀行員のさまざまなポテンシャルを「転職」という観点から改めて考えている。構成は以下の5章から成る。
    ①銀行員は必ず転職を経験する
    ②銀行員のための転職プランニング
    ③銀行員の転職事例
    ④スキルとキャリアの磨き方
    ⑤銀行員の転職実戦ノウハウ

    まずはじめに、私は転職する気は毛頭ない。
    転職力を高めるために今自己研鑽に励んだり、能力を高めるべく努力しているわけではなく、当面の目標は属する企業・組織において自分が求められている求められるである能力を身につけることに対して全力で取り組んでいる。

    なぜ本書を手に取ったかと言われれば、やはり他業界から見た当業界への意見や見方を知るため。そして自分達が気づいていない視点を与えてもらうことによりさらにその能力に磨きをかけることが出来るかもしれないと思ったからである。

    転職することは悪いことではない。色々考えを持っている人がおり、その多様化のスピードも急速に早まっている。その時代の中で自分が何をすべきかそのために何を考え何を身につけるべきかについては転職を準備する人以上に自分を律して能力として高めていく気持ちだけは持ち続けたい。

    本書を手に取りあらためて、家族や職場の方の大切さを痛感した。

  • 銀行員は極めて優秀である。勤勉、競争、いけいけどんどん

  • 銀行員の転職スケジュールや転職先事例、履歴書の書き方まで紹介されているので転職を考え始めた人にとっては比較的良書だとは思う。逆に、転職を前から考えている人にとっては既知のことが多く新たな発見がないかもしれない。

    新卒就活のように1週間で決まるものとは違い、1年以上かかるとされる転職活動。
    自分が何をやってきて、何故転職するのか、転職すれば自身の悩みは解決されるのか、次に何をやりたいのか。。。そういうモヤモヤを言語化し明確化出来るまで、当方の転職活動は据え置きです。

  • 銀行に内々定を頂き、今後のキャリアを考える上で非常に興味深かった。2012.4

  • 若手・中堅の銀行員に対するキャリア形成支援書。銀行の人事考課、市場相場含めた内容述べるも、一方的に転職を勧めるものでない。銀行員が未だに人気があるのは、40過ぎても対峙する実権者が、まず自分より年上であることに対して、相対的に若くして大切な仕事ができる点。元銀行員である筆者から後輩に対する愛情(エール)で満ちている。

  • 銀行員と英語を過大評価している感はある。
    これから身につけていくべき能力、キャリアを考えていく上で必要な知識を得た。

  • ★金融ノウハウ
    金融情勢の分析力(特に景気見通し、金利の動き)
    →本を読みロジックを真似る
    金融商品

    ★会計知識
    信用格付けのロジック
    金融庁検査での銀行の対応
    米国公認会計士(USCPA)

    ★語学力
    語学は努力がきちんと報われる数少ない分野であ
    る。

    ★営業力
    人脈

    昼休みの時間は勉強せよ。
    実績は数字が大事。なん億の債券流動化案件をまとめ
    た。新規数を伸ばしたとか収益をなん億の上げたかと
    か。

  • タイトル通り「銀行員」の為の転職ノウハウ本ではあるが、実例を挙げながら具体性に富んでいる点にリアリティーがあり評価できる。しかし、この一冊で考えを広げるきっかけを作れればというコンセプトであったと感じた為、転職を真剣に考えている私にとっては既知のことが多く新たな発見がなかった。

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