図解力の基本

著者 :
  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534047137

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  • 図解力の基本
    著:山田 雅夫
    紙版

    数ある、パワポ、1枚企画書の入門編のようなやさしい内容でした。
    この本をよんで、さらに詳しい本をめざすのがいいとおもいます。

    図表が大きいのがいいとおもいます。
    また、原則論で、簡単で流れを重視していています。

    紙に書いてから、PCで清書するというのは、どの本でも共通です。

    気になったのは以下です。

    ■はじめに

    なにかアイデアを考えるときに、図を使えばどんどん発想を広げられます。
    図は視覚的なものなので、どんどんアイデアが浮かんできます。
    さらに、その広げた発想を、図を使って整理することができます。

    ⇒ 打ち合わせや会議の生産性が大幅に上がるでしょう

    図解はビジネスパーソンにとって必要のスキルです。

    ⇒ しかしその技術を習得する機会はほとんどない

    ⇒ だから本書を読め

    ■ 図解力ってなに?

    ・図解のメリット
     ① スピーディーに理解できる
     ② 全体を把握できる
     ③ むずかしいことを簡単に説明できる
     ④ 分析から発想まで幅広く使える
     ⑤ 思考プロセスを見える化

    ・図解をどんな場でつかう?
     ① 打ち合わせ、会議
     ② 企画書、提案書
     ③ プレゼン、商談

    ・図解の構成要素・視点
     ①メッセージ
     ②型:フレームワーク
     ③グラフ
     ④テキスト
     ⑤レイアウト:配列
     ⑥色

    ・どうやって図をかく
     ①メッセージをメモで
     ②箇条書き
     ⇒ 整理して図示する、手書きでいい
     ⇒ たたき台をつくっておけば、相手の意見も聴きやすい

    ■メッセージを明確にする

    ・基本的な論理や関係を、図解の基本形へ

     A⇒B 因果関係
     A→B 変化
     A⇔B 対立・矛盾
     A⇆B 双方向、やりとり

     ⇒、→ ➡ 矢印の太さで、強弱を表現

    ・タイトルと、まとめをつける

     タイトル+図解+まとめ で1セット

    ・図1枚で、1つのメッセージ

    ・相手の分かりやすさを優先する

    ■型を選ぶ

    ・7つの型
     ①ベン図
     ②プロセス図
     ③ロジカル・ツリー
     ④グラフ (棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ)
     ⑤マトリックス
     ⑥包含ベンズ
     ⑦循環図(もしくは全体図)

    ■テキストを書き込む

    ・書き込みの手順

    ①基本
     ・平易な表現
     ・行の向きをそろえる
     ・フォントの種類を絞る

    ②上限を意識する
     ・文字列を傾ける場合
     ・1行あたりの文字数

    ③選択事項
     ・フォントの選択
     ・記号の選択

    ④留意点
     ・単位などの表記
     ・数字の記述

    ・専門用語や業界用語は避ける
    ・プロポーショナル・フォントで

    ■レイアウトを整える

    ・目の流れにそって 左から右へ、上から下へ

    ・縦横の比率は、1:1.6 もしくは 1:1.4

    ・余裕をもって余白をとる

    ■色をつける

    ・本来は、色を使わなくてもすむように作る
    ・モノクロコピーしてもわかるように
    ・色調をととのえる ウォーム、クールなど
     
    CONTENTS

    はじめに
    序章 図解力ってなに?
    第1章 「メッセージ」を明確にする
    第2章 「型」を選ぶ
    第3章 「グラフ」を作成する
    第4章 「テキスト」を書き込む
    第5章 「レイアウト」を整える
    第6章 「色」をつける
    おわりに

    ISBN:9784534047137
    出版社:日本実業出版社
    判型:4-6
    ページ数:192ページ
    定価:1300円(本体)
    発売日:2010年06月20日初版

  • 図解の本が結構好き。よくあることが書いてある気がする

  • 自分の資料作成バイブルとなるような本を見つけた気がした
    何度でも開きたい

  • プレゼン資料等を作る際に参考になる本。
    図で説明をする事によって相手に伝わりやすくするはずの図が、見にくい物になっていたり作ったりするときに悩むことがよくあるが、この本ではそういう事を改善させてくれる。図形の種類の使い分けやグラフの使い方。テキストのフォントやレイアウト、色の使い方など基本的な事であるが題名にもあるようにちょっとしたコツが書いてある。

  • 基本のきと呼べる本

  • 出来ているかどうかは別にして
    知っている事は多かった。
    でも、何点か参考になりました。
    良くも悪くもサッと読めました。

  • 今まで直感でグラフや表を作っていたので購入。

    目新しいものはなかったけど、今までなんとなく分かりづらいと思い避けていたことの理由を再確認できた。

    会社の資料作成全般に役立つノウハウがあり、部分的に取り入れてみようと思うことが、いくつかあった。

  • 図で表現することの大事さを感じて購入。
    そもそもこの本で図が多用されているため非常に読みやすかった。
    半分ぐらいは元々意識してたことではあったけど、それらはなんとなくに過ぎず、「基本を体系的に」知るということの大切さを改めて感じた。

  • 自分でも何となくやっていふ手法が、図解として意味があったりとか、思ってもいなかった効果など、とても勉強になった。出来れば、さらにデザイン性まであればと思っていた分1つ星を落としました。

  • プレゼンでグラフや頭を使うときのコツ
    重要な点をメモ
    グラフにタイトルやまとめを付ける
    棒グラフが基本 折れ線グラフは伝わりにくい
    3D表現はあまり使わない
    棒グラフの隙間は棒の幅より狭く
    プロポーショナルフォントを使う
    文字は大きく 向きを揃える
    視線の流れはZ型
    色は多用しない

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著者プロフィール

主な著著
『絵になる 東京の建築』
『世界建築大全』(日本語版監修)
『絵解きでわかる日本の城』
『未来史の脳人都市』
『渦と水の都市学』
『遷都新世紀-新首都論』
『電子地図のチカラ』
『情報都市論』(共著)
『次世代街区への提案』(共著)
『スマートシティ時代のサステイナブル都市・建築デザイン』(共著)
『ビジネスに効くスケッチ』
『必携 建築用語事典』(執筆代表)
『時計の針は逆に回せ!』
『図解力の基本』
『東京超元気 山手線地下化が東京を救う』
『あなたの町が危ない!いざという時の防災計画』
『タワーブリッジ』
『スケッチは3分』
『散歩しながら街をさらりと描く15分の裏技』
『カフェにいてちょっと向こうをさらりと描く15分の裏技』
『絵解きでわかる 世界遺産 西本願寺の魅力』
『世界遺産法隆寺から学ぶ すみずみまで楽しむ寺院の歩き方』

「2022年 『絵になる 街と建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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