キャッチコピー力の基本

著者 :
  • 日本実業出版社
3.44
  • (40)
  • (66)
  • (100)
  • (28)
  • (6)
本棚登録 : 1244
感想 : 89
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534047342

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • レビューはブログにて
    http://ameblo.jp/w92-3/entry-10704451881.html

  • 10/26(火):
    小手先のテクニックとして役立ちそうです。
    テクニックを使って、どのように言い回しを改善するか、
    実例を持って示してくれています。
    なんか別の言い方ないかな~というときに、辞書的に使えそうです。

  • キャッチコピーで人を惹きつける切り口を、実例添えてまとめた本。

    目次に沿ってメモ
    第1章 「キャッチコピー力の基本」の基本3ヵ条
    第2章 「言い切り力」をつける
    強い言葉を使う
    読み手の何で?を導く
    短く言いきる
    気持ちを込める
    スピード感(オーモーレツ)
    数字をいれる

    第3章 「読み手」に考えさせる
    問いかける
    大きく提案
    敷居を下げる
    クイズ

    第4章 「語呂のよさ」を考える
    リズム きたみたコウタ
    575
    ダジャレ
    対句
    韻を踏む
    同後反復
    反対の問いかけ

    第5章 「比喩力」を磨く
    直喩 隠喩 擬人化

    第6章 「名言」を貯金する
    名言
    映画タイトルのもじり

    第7章 「組み合わせ」て化学変化を起こす
    異質な言葉の組み合わせ*大人の社会科見学
    マジックワード*人生を帰る、~するだけで~
    魔法の~
    背園もん用語といっパン後の組み合わせ

    第8章 「造語力」を身につける

    第9章 「ストーリー」を喚起させる
    ストーリーの黄金律
    欠落した主人公が
    険しい目標に向かって
    障害葛藤を乗り越え、敵対するものに向かっていく

  • 登録日:10/6

  • ブログのタイトルやメールの件名にも
    ちょっとひねりを加えてみたくなった。

    周りにはキャッチコピーが溢れてますからね。
    テクニックを知っているだけで
    世界の見え方が変わるかも?

  • 《4コマ図解・読書録゛(ログ)》No.130
    川上徹也【著】
    『キャッチコピー力の基本』
    http://archive.mag2.com/0000255083/20100803070000000.html

  • 分かってるけど、忘れがちな基本を思い出させてくれるテキスト。悩んだら、一度見返してみてもいいかも。

  • 基本三か条
    ① 自分に関係があると思ってもらう
    ② 強い言葉を使う
    ・抽象的な表現を避け、具体的に書く
    ・ついつい書いてしまうような常套句を避ける
    ③ 相手の心に「何で?」をつくり出す

    「言い切り力」をつける
    04 短く言い切る
      コミュニケーションは愛
    05 みんなが言いたかったことをスパッと言う
      カゼは社会の迷惑です
    06 気持ちを込める
      自民党をぶっ壊す!
    07 スピード感を出す
      痴漢アカン
      ①呼びかけてみる ②ダジャレにしてみる ③機能を商品名にする
    08 具体的な数字を入れる
      コーヒー一杯 19円
    09 かかる時間を示す
      痔が3日で!
    10 得になること、効果を入れる
      受け手の具体的なメリットが書かれている
      販売促進のためのご提案→あなたの店の売上が1ヶ月後に30%増える画期的な方法とは?
    11 列挙する
      人民の、人民による、人民のための政治
    12 予言してしまう
      この春夏はブーサンが来る 体温を上げると健康になる
    13 自慢して言い切る
      私脱いでもすごいんです(消費者に言わせることで自慢にならない)
    14 脅して言い切る
      アラサー女も加齢臭
    15 命令して言い切る アンチの感情を持たせる
      本気でやせる気がない方は、申し込まないでください
    16 本音で言い切る 
      同情するなら金をくれ
    17 開き直って言い切る
      芸術は爆発だ オレンジよりオレンジ味 かわいいは、正義

    第三章 「読み手」に考えさせる
    18 問いかけてみる
      恋を何年休んでいますか?
    19 大きく提案する
      日本を休もう
    20 好奇心をくすぐる
      謎や問題が提示されると人はそれを解きたくなってしまう
    21 つぶやいてみる 自分がつぶやいているような錯覚に陥る
      そうだ、京都行こう
      独り言ではなく、みんなの気持ちを代弁するという意識でつぶやくこと
    22 共感を得られるようにする
      iPadのやさしい使い方→iPadを買ってはみたけど、どう使ったらいいのかわかんない
    23 あえて長くすることで意味を強調する
      売り場の活性化についてのご提案→御社の売り場を、入るだけでワクワクドキドキし、入場料が取れるくらいの刺激的な空間にするためにまずやらなきゃならないストーリーづくりとは?
    24 ターゲットを絞る
      35歳までに必ず身につけるべき10の習慣
    25 ハードルや敷居を下げる
      巻くだけダイエット、寝るだけダイエット
    26 正直に伝える 発信者側が最初に欠点を認めると、受け手は、そのあとに述べる長所のことを本当であると受け取りやすくなる
      見た目は不細工。でも味はピカイチ!
    27 親身に語りかける
      今月の売上げを50%上げる方法→今月の売上げを50%上げたくありませんか?
    28 クイズ形式にして問題を出す
    29「このままでは未来は暗い」「変わらなきゃ!」を思わせる
      机の上の醜態があなたの人生そのものだ
    30 ランキングを利用する
      東大・京大で一番読まれた本
    31 稀少性を強調する
      今年のクリスマスは一生に一度しかありません
     「影響力の武器」(標準的固定的行動パターン)
    ①返報性 人間はもらったら返さないと気持ち悪く感じる
    ②コミットメントと一貫性 一度何かを宣言するとそれをひっくり返しての意見を述べにくくなる
    ③社会的証明 人間は他人の行動に大きく影響されてしまう
    ④好意 人間は自分が好ましく思っている相手から勧められると、それが良いものに見え、手に入れたくなってしまう
    ⑤権威 人間は何らかの権威(権力、肩書き、実績、ユニフォーム、ルックスや身なり)から命令されると、あまり何も考えずつい従ってしまう
    ⑥希少性 人間は数の少ないことや、日時が限定されている、滅多に手に入らないなどの条件が提示されると、そんなに欲しくないものでも欲しくなってしまう
    32 本気でお願いしてみる
      ベンザエースを買ってください

    第四章 「語呂のよさ」を考える
    33 言葉のリズムを重視する
      うまい、はやい、やすい
    34 五七調、七五調にする
    35 駄洒落にする
      ボーヤハント
    36 韻を踏む
      インテル入ってる
    37 対句にする
      ①Xである◯◯、Xでない◯◯ 他人をほめる人、けなす人
      ②Xな◯◯、Yな△△ 話を聞かない男、地図が読めない女
      ③Xな◯◯、Yな◯◯ 金持ち父さん、貧乏父さん
      ④◯◯をXするな、◯◯をYせよ 裸を見るな。裸になれ 本を売るな ストーリーを売れ
       No music, No life
    38 同じ言葉を並べる
      チーズいろいろあります→チーズ、チーズ、チーズ
    39 同語反復して意味を強くする
      ①XはX型 ほしいものが、ほしいわ
      ②たかが、されど型 たかが野球、されど野球
      ③XだからX型、XからX型 好きだから好き
      ④XでないことがX 取り柄がないことが取り柄
    40 対義語を組み合わせる
      赤と黒 赤いきつねと緑のたぬき 赤のケープ、緑のケープ
    41 反語を使う
      談合が悪いとは限らない→談合は本当に悪いのか?
    42 反復して命令する
      立て、立つんだジョー
    43 逆説を提示する
      子供に学ぶ子育て術→子供に育てられる子育て術
    44 誇張してエンタテインメントにする
      美人市議→美人すぎる市議
    45 方言を使ってニュアンスを変える 方言を使うことで親近感が生まれる
      ジャズ、やろう!→ジャズ、やるべ これは必見です→これは必見ぜよ

    第五章 「比喩力」を磨く
    46 直喩(明喩)でたとえる 比喩を使うとその言葉を感覚的に理解しやすくなる
      蝶のように舞い、蜂のように刺す
    47 隠喩(メタファー)でたとえる 少しぐらい強引でも言い切る
      トースト娘ができあがる
      人生はサッカーだ
      とてもきれいな海鮮丼ですね→この海鮮丼は海の宝石箱やー
    48 擬人化する
      検索サイトgooをご存知ですか?→こんにちは。Yahooのライバルのgooです
    49 擬物法を使う
      妻は僕の太陽です ボブ・サップ→闘うワシントン条約違反
    50 「アイ・ラブ・ユー」を別の言葉で言い換える
    51 五感を使った言葉で表現する

    第六章 「名言」を貯金する
    52 名言を利用する
    53 ことわざ・格言・慣用句を利用する
      梅は咲いたか、YMOはまだかいな 花より男子
    54 マンガ・アニメの名言を利用する
      私は会社と、恋愛したい
    55 普通の人の名言に耳をそばだてる
    56 映画・小説・曲のタイトルをもじる
      ヘッテルとフエーテル、宅配はネコである

    第七章 「組み合わせ」て化学変化を起こす
    57 異質な言葉を掛け合わせる
      もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーを読んだら
      男だったら、女に。大人だったら、子供に似合うものを組み合わせる
      男のメイク術、大人の社会科見学
    58 マジックワードを使う
    59 ふだん使わないような言葉をわざと使う
      2010モデル維新始まる 発表!10人のオシャレ内閣
    60 専門用語と定番の言葉を組み合わせる
      女のデフレ、レバレッジ時間術、合コン四季報
    61 合わない名詞と動詞を組み合わせる
      仕事をする→仕事をデザインする 恋をする→恋をプレゼンする
    62 共通するものをまとめ直す
      編集し直す 人気者の化けの皮、ルージュの戦士
    63 情報を体系化する 法則化してまとめることで、理解しやすいフォーマットになる
    64 物に「人」をプラスする
      商品自体のスペックよりも、「その商品を使うことでどんな未来が待っているか」を語る
    65 物に「今」をプラスする
      買い替え時は、今年です!
    66 とにかくひとつのキーワードで押し切る
    67 権威・有名人・専門家の力を借りる
      人は語っている内容よりも、誰が語っているかを重要視する(アイヒマン実験)
      権威がない場合 酒屋ひとすじ18年の頑固店長が本気でオススメ!
    68 利用者に語ってもらう
    69 意表をついてドキッとさせる
      殺したいほどアイラブユー

    第八章 「造語力」を身につける
    70 短縮してみる
      ナチュかわ、エロかわ、ユルかわ
    71 組み合わせて造語をつくる
      無罪モラトリアム、勝訴ストリップ
    72 語呂合わせで造語をつくる
      頭でっかち→心でっかち
    73 頭文字をつなげて興味をもたせる
      いかのおすし
    74 造語から造語をつくり二匹目のどじょうを狙う
      アラサー→アラフォー、アラカン
      婚活→朝活、休活

    第九章 「ストーリー」を喚起させる
    75 ストーリーにして引きつける
      私がピアノの前に座るとみんなが笑いました。でも弾き始めると..!
    76 黄金律で心を動かす
      ①欠落した、もしくは欠落させられた主人公が
      ②遠く険しい目標に向かって
      ③いろいろな障害や葛藤、また敵対するものに立ち向かっていく
    77 ストーリーの続きを読みたい、と思わせる
      ザイガニック効果(中断効果)

全89件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川上徹也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
リチャード・ワイ...
チップ・ハース
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×