- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534047861
感想・レビュー・書評
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会話の基本がだいたいまとまっています。
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会話は技術。職人的な会話術のための技術集です。
意識することですぐに使えそうなテクニックばかり。
人間性や才能とは無関係なので、どんな人でも反省と改良を加えていけば、会話のスキルは身に着けることができる。
具体的なテクニック集だけではなく、どうやって磨いていくかということも書かれていたので、この一冊の内容を実践していけば、かなりの会話力が付くと思います。
筆者が実は話下手だったというエピソードも、説得力を持たせる要因となっているかとおもいます。 -
インプットしたことをアウトプット
好感度を持たれたい時はファの音、
クレーム対応ではドの音を意識しよう。
数字や固有名詞を盛り込むなど、
ディテールにこだわろう。
ゆっくり話そう。
自分の録音を何度も聞こう。
定義をして、自分の立場を有利にしてから話そう。
話のポイントは絶対意識!論点ズレないように。 -
お笑い系のユーモア話術の本ではなく、ビジネス上の会話・スピーチ・プレゼンテーションの本。
「会話のうまさでビジネスは決まる」というタイトルの方が内容をうまく表しているような気がします。
マル秘テクニック9 議論に負けない驚きの米国式会話術
が衝撃でした。
ビジネスで知り合ったアメリカ人同僚の圧倒的な論破力が色々と紹介されています。
一つ高い次元から「定義」して自分の土俵に引きずり込むことによって、圧倒的な説得力が生まれるというのです。
「このような言い方をされてしまうと、私たち日本人は太刀打ちできません。」
「米国人は自己主張しながらも、相手の賛同も得なければならないことをよく知っていることです。
少なくとも、タテマエかホンネのどちらかで相手も同意できる内容で定義をする。彼らはそれを見事にやってのけます。」
何だか、TPPでの交渉の結果が思いやられるような指摘ですね。
「会話のうまさでTPPは決まる!」
こりゃあTPPは大変なことになりそうだ。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20130531/p1