伝達力の基本

著者 :
  • 日本実業出版社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534048257

感想・レビュー・書評

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  • 自分の話し方が伝わるのかを見直す際にどうぞ。

  • 日本実業出版社様より献本御礼

  • 一目置かれる質問の仕方ができるようになる!大学生になったら、全部自分で交渉しなくてはなりません。聞き上手になれば、先生、先輩、後輩、バイト先、誰とでも円滑にコミュニケーションが取れます。
    (特集:「先生と先輩のすすめる本」)

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00516820

  • 2,3年目までの人が読んで、1年程実践すればうまくなれるコツが丁寧に書いている。

  • 伝達力は表現力と構成力の2つの力から成り立っているが、本書は構成力を高める方に的を絞っている。伝えたい内容の構成や、順番、対応、論理、理由づけをチョット考えるだけで、グッと伝わりやすくなる。

  • 伝えるのって難しい。

    苦手意識を少しずつ改善できそうかな。

  • 営業行ってdisられ続ければこの程度は嫌でも身につく

  • すでに実践しているものがほとんどだった。

  • 自分が伝えたい事を正解に伝えるために気を付けるポイントを、例題をあげながら解説。

    例題を、こうかえると伝えやすくなるとビフォーアフターで解説してるのが分かりやすい。

    内容はごく基本的な事なので、学生や社会人歴浅い人向けかなあ。。
    ま、気を付けないとやりがちな事ではあるのだけど。

  • 本書はプロのコンサルタントが実践する、正しく論理的にわかりやすく情報や意見を伝えるノウハウを解説しています。
    日々の報告、会議、プレゼン、メール、企画書、面接、部下指導などでやってしまいがちな57の"残念な伝え方"を「before→after」で劇的に改善。
    「感覚的な形容詞は使わない」「主張と理由はセットにする」「30秒版を用意する」など、あなたの仕事をやりやすくする、実践的な「伝える力」が身につきます。

    ◆今日ご紹介するのは、「論理的思考法を、広く分かりやすく伝える」のがお得意の大石哲之さんの最新作。

    今までのご本もおしなべて「当たり」でしたが、本書もその例に漏れず、充実した内容となっています。

    アマゾンの内容紹介から一部引用。
    本書はプロのコンサルタントが実践する、正しく論理的にわかりやすく情報や意見を伝えるノウハウを解説しています。
    日々の報告、会議、プレゼン、メール、企画書、面接、部下指導などでやってしまいがちな57の"残念な伝え方"を「before→after」で劇的に改善。
    「感覚的な形容詞は使わない」「主張と理由はセットにする」「30秒版を用意する」など、あなたの仕事をやりやすくする、実践的な「伝える力」が身につきます。
    新人から管理職まで、広く使える1冊です!


    いつも応援ありがとうございます!




    【ポイント】

    ■1.主張と根拠をセットで述べる
     何かを主張するときには主張と根拠をセットで主張すると、聞き手にとって説得力が高まります。

    ・Before
    「シートベルトを着用しましょう。シートべルトなしでの運転は危険です」
    ・After
    「シートベルトを着用しましょう。シート・べルトなしでの運転は危険です。運転手がシートべルトしていない場合の致死率は着用していたときの46倍という統計があります」


    ■2.「空・雨・傘」がわかるように表現する
     「空・雨・傘」とは、「空を見て曇ってきた、雨がふりそうだなぁ、じゃあ傘を持っていこう」という文章を縮めたものですが、これには大切な意味があります。
     実は空・雨・傘の文章は、「根拠となる事実の観察」「それに対する自分の解釈」「解釈を踏まえて取るべきアクション」の3つが完壁に含まれているよい文章なのです。(中略)

     文章を書き終えたら、空・雨・傘のどれかが抜けていないか、自己チェックしてみましょう。3つを揃えることで、わかりやすい文章になります。


    ■3.事実と意見を区別する
     事実と意見の違いを意識することは大事です。事実とは「実際に起ったことそのままのこと」「数字やデータとして表せるもの」です。(中略)

     その事実を見た誰かが「こう思った」「こう感じた」「こう考えた」というものが「意見」です。意見はその人の考えや見識で、主観的なものです。
     同じ事実を見た別々の人が、別々の考えをもつこともありえます。何が事実で何が意見なのかわからない曖昧な表現は、誤解を生む原因となります。

    ・Before
    ・このパソコンは安いです。
    ・After
    ・このパソコンが安いと思います。


    ■4.感覚的な形容詞を具体的にする
     感覚的な形容詞を不用意に使うと、かえってうまく伝わりにくいことがあります。感覚的な形容詞とは、たとえぱ「深刻な」とか「多大な」「甚大な」といった形容詞のことを指します。発言者はこれらの言葉を使って、事の重大性をアピールしたいのですが、上手く伝わらないことがよくあります。

    ・Before
    野菜通販事業をこのまま継続すれば深刻な損害が予想されるため、すぐにでも撤退の意思決定を望みます。
    ・After
    野菜通販事業をこのまま継続すれば昨年の利益を超える損害が予想されるため、すぐにでも撤退の意思決定を望みます。


    ■5.たとえ話は、単独では使わない
     「たとえ話」を使って説明することは、抽象的な話を漠然とするよりも、相手の理解が進みやすいためー般的には有効な策だと言われています。しかし、ビジネスの場面では相手のバックグラウンドや考え方によっては、たとえ話によって伝えたいことがうまく伝わらないことや、間違って理解されることもあるため注意が必要です。

    ・Before
    「経営大学院(MBA)を卒業しただけでは通用しない。経営者はアーティストなのだ」
    ・After
    「経営大学院(MBA)を卒業しただけでは通用しない。大学で学ぷような成功事例を適用するのが経営ではなく、過去の事例の枠からはみ出る新しいコンセプトを打ち立てることが経営でいちばん大事なことだ。経営者はアーティストなのだ」
     このように、あらかじめ「アート」の意味を明確にしたうえで、たとえ話で同じことを繰り返すように使いましょう。


    ■6.エレべーター内の30秒でつかむ
     ハーバード大学などのアメリカの超一流大学では、「エレベーターピッチ」という話法を学習しているといいます。伝えたいことを30秒から1分くらいの短いあいだに凝縮して伝える訓練です。(中略)
     短く簡潔に述べるためのコツとしては、次のようなテクニックを結集させます。

    ・結論のみ述べる
    ・最も重要な数字を言う
    ・理由づけを3つ以内で

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著者プロフィール

ビットコイナー。2013年よりフルタイムでビットコイン及び暗号通貨の事業に関わる。ブロガーとして暗号通貨の技術を噛み砕いて紹介。Ethereumを日本で初めて一般むけに紹介し「イーサリアム」と翻訳した。暗号通貨の普及と、技術の育成を目的に活動している。(社)日本デジタルマネー協会理事、(社)日本ブロックチェーン協会アドバイザーほか、エンジェル投資家としてウォレットやクロスチェーン等の事業へ複数投資している。1975年生まれ。慶応義塾大学卒、外資系コンサルタント会社、起業等を経て現職。著書に『コンサルタント1年目が学ぶこと』(ディスカヴァー21)『3分でわかるロジカルシンキングの基本』など。

「2018年 『これからを稼ごう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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