- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534048387
作品紹介・あらすじ
「建築でメシを食っていく」ために本当に知っておきたいこと。プロジェクトを進める極意、コンセプト立案のキモ、コアスキルを磨く方法、プレゼン資料のまとめ方…など超実践的な実務ノウハウ。
感想・レビュー・書評
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建築学部の学生だけではなく、大学生全体もっと言えば学びたいと思っている人すべての人にもためになると思った。
建築学は幅も奥も広い学問だと知り、面白いと思っている
建築雑誌や建築初心者にお勧めの本の紹介や、講演会への参加など紹介している。
P64のレム・コールハースの講演会の話は参加した人のリアルが見えて、筆者の当時の高揚した感じが伝わってきた。
建築学部の学生はこんなに幅広く魅力的な世界を学ぶのに4年間しかないことをまず知ったうえで前向きで楽しく充実したハードな学生生活をしてほしいと、自分の大学時代を棚に置きつつ読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
建築に少しでも興味のある方にはお勧めします。
懇切丁寧にここまでするのか!?という解説をしてくれているので、建築を初めて学ぶ方でも読みやすいと思います。例えば専門書や業界雑誌だったら知ってて当たり前、すぐにググるかスルーしないと読み進められない用語を、著者が先回りして、ページの下に目をやると理解できる様に簡潔な説明をしてくれています。
かといって物足りなさも無く、建築実務やクリエイターとして参考となる本の一覧の紹介や、「図面は契約書」「建築とは何か。永遠に仮説と検証が課せられる」「アウトプットをして世に問う」など、プロとしての心構えも気づかせてくれます。
建築物を如何に体感して調査して知識にするか、如何に後続を成長させるか(著者は約100名の設計者を率いているマネージャーでもあります)、読む方の視点で何かしら得るものがあるのではないでしょうか。
商品開発に携わる方も、期限の中でアイデアをひねり出す重要性など、何か学び取れる所がある本だと思います。 -
新米建築士の教科書よりもさらにHowが細かい
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●タイトル通りプロの建築家を目指す人に向けて、どのように勉強していけばよいのかを指南した本。
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【配架場所】 図・2F開架
【請求記号】 520.7||YA
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/156462 -
建築学の入門書として凄く良かったと思う。ざっと建築に携わるプロとしての姿勢に触れると共に、さらに伸びるためのステップアップとして多数の書籍が紹介されていて次に繋がる良い入門書だった。
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同時期に「読書は「アウトプット」が99%」を流し読みして、「「スキル」よりも「仕組み」を学ぶ」と書いてあったので、ハウツー本、マニュアル本である本書を読むモチベーションが途中で下がった。
おすすめの本やスケッチの仕方は参考になる。
「東方への旅」を読みたくなった。 -
今日本で最も活躍している建築家の一人、日建設計の山梨さんの著書。
学生向けだが、社会人にも十分参考になる。
所謂建築家と世間で呼ばれているスター建築家だけではなく、
山梨さん含め、組織設計事務所やゼネコン設計部で働いている建築家、発注する側の建築専門家、ハウスメーカーの建築専門家、等々!
広義での建築家の紹介と、そういった広義の意味のプロ建築家として働くためには、思想から、実務までどういった勉強が有効か、記載されていて良い。
古書から最先端のツールの紹介まである。
学生時代に本著があれば、便利だったな、とは思う。 -
保存版。オススメ本も、仕事のやり方も。20代でない自分もまだ余生は長いと思って気にせず読む。
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学生か新入社員の頃に手元にあると良かったなと思える指南書的な本。わかりやすい文章で読みやすい。
アラフォーだけど、復習するという意味で、ためになった。