運を超えた本当の強さ

著者 :
  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534048929

感想・レビュー・書評

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  • 【動機】著者の考え方が好きで、「運」にも関心があるため

    著者の「自然であること」を大切にして、実際にそうあれる姿に、自分もそうなりたいと思う。本を通していろいろお話をうかがえてありがたい。

  • サメと泳ぐなど常人の理解を超える箇所はあれど、ベースは禅の思想に近いのかな?という感想。あるがままに自然の法則に沿って進んでいくこと、努力することで物事が上手く運ぶということかと解釈。

  • 欠点は直すのではなく、収める。感覚をつかむ。
    自然の中に身をおく。
    時間ではなく、時を生きる。

  • 12.1.7 新宿セミナー
    先行き不安、不透明なこれからの時代を生きていくうえで、大切な「本当の強さ」とは?
    勝負の世界でその類稀な「心・技・体」によって成し得た両者の伝説は、常に進化し続けたからこそとも言える。
    自分だけの道をつくるために、ツキや運・不運さえも超えて、人間が本来持っている「直観」や「野生の勘」をいかに取り戻していけばよいのか。
    頂点を極めたからこそわかる、「強く、柔らかい生き方」を語る。

    終演後に、桜井章一さんサイン会開催
    当日会場にて『運を超えた 本当の強さ 自分を研ぎ澄ます56の法則』をお買上げのお客様、先着100名様に整理券をお配りします。

    桜井章一(さくらい・しょういち)
    東京・下北沢に生まれる。大学時代に麻雀に触れ、のめり込む。昭和30年代後半、裏プロの世界で勝負師として瞬く間に頭角を現わす。以来、20年間「代打ち」として超絶的な強さを誇り、「雀鬼」の異名をとる。そのあいだ、一度も負けなしの無敗伝説をつくった。現役引退後、著者をモデルにした小説、劇画、映画などでその名を広く知られるようになる。現在、麻雀を通して人間力を鍛えることを目的とする「雀鬼会」を主宰し、全国から集まった若者を指導している。著書にベストセラーとなった『人を見抜く技術』『負けない技術』(以上、講談社)、『努力しない生き方』(集英社)、『逆境を超える知恵』『心温かきは万能なり』(以上、竹書房)などがある。
    雀鬼会HP

    羽生善治(はぶ・よしはる)
    将棋棋士。1970年埼玉県所沢市生まれの八王子育ち。
    6歳のときに将棋を覚える。1985年史上3人目の中学生プロ棋士となる。1989年初タイトルの竜王位を獲得(当時、史上最年少記録)。1996年王将位を獲得し「七大タイトル」すべてを独占、史上初の七冠王となる。2011年11月現在、全7タイトル戦のうち6つで永世称号の資格を保持(永世名人(十九世名人)・永世棋聖・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世王将)。多くの戦法を指しこなす、自他共に認めるオールラウンドプレイヤー。著書に、『結果を出し続けるために』(日本実業

  • 羽生永世7冠が雀鬼桜井章一にインタビューしたのを書き起こしたタイプの本

    体の動かし方から、運の引き寄せ方まで多岐にわたる内容。

  • ダメ

  • 帯表
    「この本にはこれからの不透明な時代を生きていく知恵と勇気が詰まっています」-羽生善治
    帯裏
    自分の道をつくる強く、柔らかい生き方
    第1章 運の移り変わりを読み、コントロールする ~運~
    第2章 柔らかさこそ、瞬時の対応を可能にする ~身体~
    第3章 見えないものにこそ、意味がある ~感覚~
    第4章 勝負の向こう側にこそ、本当の面白さがある ~勝負~
    第5章 個の時代を柔らかく生きる ~生き方~

  • 薦められて読んでみた。これは凡人では測りきれない境地なのか。自然体、よく廻りを見て、自分を消して、そうするなかで取るべき道が見える...。これは普通に生活し、予定を立てて詰めに詰め、としているなかでは出てこない。麻雀や将棋は理詰めの境地と思ってただけに不思議な感じ。

  • チェック項目7箇所。感覚を鋭くしようと思えば、積み重ねた知識や思考をいったん取っ払えばいいわけです、赤ん坊のときと同じ状態に戻る、それが戻るということ、わざわざ磨くものでなく、初めからあるものなのです。運を持っていても、それを十分に活かせるかどうかが実力です、たいしたことのないやつは、運を使い果たしてしまう、本当に強いやつは、まず自分の運を減らすところから始めます。動きやすいようにしてあげることです、ふつうは周りが動きにくい牌を切りますが、下が動きやすい牌を切る、そうすると卓が活性化します。固定観念があると、「こういうことをやるには、この動きが必要だ」と思ってしまうでしょう、そういうものをフッと捨てることで、できることがあるのです。人間が有能だから、立ち上がって、空いた手で道具を使えるようになったという考えがある、でも、弱いからこそ、そうしなければいけなかったという感覚を持つのも大事です。人間は80年とか長く生きているから、いい加減なのです、もし人間が、「あと一週間の命だよ」と言われたら、残された時間をすごく大事にするでしょう。私の価値観の一番目は「存在」ですが、その次にくるのが「行動」です、どんな形であれ、存在さえしていれば、駄目だとか能力があるとか、そんなことは関係ありません。

  • お二人のそれぞれの著書はいくつかよんだことが
    あるが、対談(ではなくて羽生氏による桜井氏への
    インタビューらしい)本ははじめて。印象が対照的
    なので、その意外性に惹かれて読んでみた。
    麻雀、将棋を離れた内容がおもしろかった。
    桜井さんは身体感覚で生きるひとだそうで、日常で
    ご自分の感覚を鈍らせない工夫や訓練をされているそう。
    物事を決めつけたり、型にはめようとせず、しなやかな
    ところにあこがれる。お二人の本、もっと読みたい。

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著者プロフィール

1943年東京・下北沢生まれ。昭和30年代から、麻雀の裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として20年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。現役引退後は、「雀鬼流漢道麻雀道場 牌の音」を開き、麻雀を通して人間形成を目的とする「雀鬼会」を始める。
主な著書に『決断なんて「1秒あればいい』(ソフトバンク文庫)、『感情を整える』(PHP文庫)、『努力しない生き方』(集英社新書)、『体を整える』(講談社)、『「実践」で身につけた本物の教養』(クロスメディア・パブリッシング)、『超絶』『金メダリストの条件』(以上、竹書房)などがある。

「2021年 『瞬間は勘と愛なり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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