伝説の灘校教師が教える一生役立つ学ぶ力

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 622
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534049124

作品紹介・あらすじ

灘校一筋50年、そして人生100年の伝説の教師として語りつがれる橋本武が授業を通して、教え子たちに本当に伝えたかったこと。

感想・レビュー・書評

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  • わたしがこの本を読んで、心に残った言葉をここに残しておきます。

    【「学ぶ」ことは遊ぶこと、「遊ぶ」ことは学ぶこと】
    【自由と好き勝手にやることは全く別のこと】
    【やりたいことが多すぎて困るぐらいが丁度いい】

    学ぶと遊ぶは全く違って、学ぶは嫌だけど遊ぶは好きだと捉えられることが多い。私自身もそうだった。でも、例えば、好きな本を読みながら得る学びは、遊び以上にワクワクしてときめくことが多いことを感じ、ハッとした。なんとなく気分転換で見ているドラマからたくさん学びを得ることもある。学びとは、どうしても机について真剣に取り組む勉強のようなものを想像しがちだけど、そうじゃない。日々の生活の中で得られる、全ての出来事を敏感に感じながら、ただそれを当たり前のことと思うのではなく、自分なりに不思議に思ったり考えたりしながら、楽しみながらいろいろなことを学びたい、そう思える本でした。
    今はとにかく、本当にいろいろなことを学びたい!いろいろなことを知りたい!と強く思っています!!
    この本を読んで強くそう思えるようになりました!

  • 「教え」「育てる」というのは本当に難しいことですね。一歩間違えたら人生が変わってしまうこともありますからね。。。決して有名校ではなかった「灘」を一流の進学校に進化させた裏側を見た気がします!久々にさらっと、だけとふむふむと納得できた一冊でした!

  • ヒソカに気になっていた橋本先生の本。とてもライトで3時間ほどで読み終わってしまいましたが、橋本先生の人生観がしっかりと詰まっていて、学びは大きかったです。
     教師として並ならぬ努力を続け、その人間性と人生観をぶつけることを人生としてきた方。しかしそれゆえの生きることに対する解放感と脱力感が人間としての厚みを感じさせます。その真剣さと集中の一端を学びたいです。

     最後の遠藤周作との対談は私にとってのご褒美でした。内容は特別なものではありませんでしたが、遠藤周作の生きた声が聞こえたようでジーンとしました。灘校がまだ今の様でなかった時、遠藤が通っていた時の恩師が橋本先生だそうで。

    15.10.17

  • 希望に満ちた、温かい気持ちになりました!
    何よりエチ先生の人柄と生徒に対する直向きさが、読んでいて伝わります。

    学ぶことは、人と切り離せないものだからこそ、教師が、何かに興味を持つことの大切さを、横路にそれながら教えてあげるのです。

  • 最近寝る前にチビの『ことわざ・四字熟語辞典』を数ページ読むのが楽しいですw

    ってな事で、橋本武の『伝説の灘高校教師が教える 一生役立つ学ぶ力』

    繰り返し感が否めないと書いてた事は間違い無かった(笑)

    この繰り返しも学ぶ大切さなんじゃなと痛感したw

    見る、聞く、書く、声に出す、感じる、興味を持つ、調べる、想像する、閃く、遊ぶ。

    勉強=遊び・ゲーム・クイズな感覚に成れば楽しくなるわなぁ

    何歳になっても勉強は楽しいと思える様にw

    わし、文字がアラビア文字みたいに見える程汚い文字を書くんですが、最近百均で売ってる小学生が使う文字練習帳で、平仮名から練習しとるけど、楽し過ぎる

    ちょっとづつじゃけど、丁寧な文字を書ける様に習字してます♪

    2018年11冊目

  • 「自分のやりたいことを自分がやりたいようにできた。それが私にとっての成功ということです」

    「1人の人生において体験できること、見聞きできることは、自ずと限られている。しかし、読書を通じて、そうした自分では体験できないことを知ることができるとともに、自分とは違う人間、生き方があるということも見えてくる」

  • 普遍的なこともたくさん書いてあるが、時代が違いすぎて参考にならないと思う部分も多々あった。
    ネットのある時代を十分経験した上で、著者の現代教育論を聞いてみたかった。

  • 灘中の銀の匙の先生。国語力が基本であり、大事。

  • 2016.03.10 朝活読書サロン

  • ふせんがいっぱいになっちゃった。学ぶ、教える、遊ぶ、ためのポイント、国語力はすべての学問の基礎、横道にそれることの大切さetc...。「教師の仕事とは自分の人間性を生徒に全力でぶつけること」てのも良いです。

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著者プロフィール

明治40年(1907年)生まれ。大正12年(1923年)、母の身上をご守護いただきお道を知る。14年、創設された天理外国語学校へ第1期生として入学。華南伝道庁長、宣教部海外課長、亜細亜文化研究所(後のおやさと研究所)主任、道友社長、にをいがけ委員会広報放送係主任など歴任。昭和30年(1955年)、本部准員。37年、斐山(ひざん)分教会長。46年、65歳で出直し。

「2021年 『出直しの教え 死の救い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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