本当にわかる現代思想

著者 :
  • 日本実業出版社
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534049681

作品紹介・あらすじ

フランス系のポスト構造主義だけではなく、ドイツ思想、社会学の思想、アメリカの正義論、メディア論や倫理学、ブラグマティズムなど、現代を読み解くために役立つ思想を凝縮した、まったく新しい現代思想の入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。現代思想家50人ほどに対し、見開き2ページ程度で解説していくスタイル。筆者も言う通り「アクロバット」ではあるが、全くの誤りが書かれているということも無いと信じ、現代思想の大まかな枠組みを理解する為に利用。

    マルクス、ニーチェ、フロイト、ウェーバー、ソシュール、ハイデガー、ウィトゲンシュタインを現代思想の開拓者とし、構造主義・ポスト構造主義などからなるフランス現代思想、フランクフルト学派を中心としたドイツ現代思想の解説。哲学と密接な関係を築くようになった社会学、ロールズの正義論を端として始まったリベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズムの議論、それに加えて今注目される幾人かの思想家についての解説。

  • 読みやすい本である。内容も難しいくない。なんとなく分かった気分にはしてくれる。でも、本当にわかったかというと心もとない。

  • 現代思想を学ぶ上での源流と、重要な思想家・哲学者の基本的な思想をさらっとおさえている。深く記述するというよりは、浅く広く紹介するという形なので、悪く言えば、一つ一つの記述が浅くてわかりづらいとも言える。
    個人的には、別の本などでなんとなく知っていた内容を網羅的に思い出すのに使ったが、役に立ったと思う。

    ここで興味を持って、より深い内容に進むというのでも十分に意味があるだろうと思う。

    社会主義系の人については、「具体的な部分は語っていない」といった形で文章が締められていることが多く、著者のスタンスが少し垣間見えるような気はするが。

  • 著者は玉川大学教授。現代思想のポイントがわかりやすく整理、解説されている。

  • ざっと現代思想家の名前と思想内容が見開き4ページで次々と紹介されている本。
    「こんな人がいたんだなぁ」と思えれば読んだ甲斐があると思う。

  • かなり分かりやすくまとまっていた
    ある程度色々読んでからだと、全体のみとうしになる

  • あまり集中して読み切ることができなかった。言葉選びは平易かもしれないが、どうしても「なぜそう話が繋がる?」と首を捻らざるを得ない箇所も多くあった。単に自分の前提知識不足なのか、音楽といい思想といい『現代』と名のつくものの難解さたるや。。

  • 人選がナイス。内容もコンパクト。ブックガイドがもう少しだけ詳しいと良かった。

  • 社会のあるべき姿を考察し、モデル化して言葉に表すことができる。
    やっぱ学者の皆さんはすごいと思う。

  • 2013.02.04 現代思想を読み解いていくための入口を提供してもらったという実感。現代思想の開拓者、フランスの思想家、ドイツの思想家、社会学の思想家、正義の思想家、その他注目の思想家という流れで、注目すべき思想家が紹介されており、とても参考になる。

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著者プロフィール

1954年福岡県生まれ。玉川大学文学部名誉教授。九州大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻修了。博士(文学)。九州大学助手、玉川大学文学部教授を経て、2019年より現職。西洋の近現代哲学を専門とするが興味関心は幅広く、哲学とテクノロジーの領域横断的な研究をしている。著書『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)は、21世紀に至る現代の哲学者の思考をまとめあげベストセラーとなった。他の著書に『フランス現代思想史』(中公新書)、『12歳からの現代思想』(ちくま新書)、『モノ・サピエンス』(光文社新書)、『ヘーゲルと現代思想の臨界』(ナカニシア出版)など多数。

「2019年 『ほんとうの「哲学」の話をしよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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