38歳までに決めておきたいこと

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 113
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534049896

作品紹介・あらすじ

一生カッコよく生きるのか、ダラダラと過ごすのか-。40代は自分を変える最後のチャンスだ!心から「よかった!」と思える人生のために…。

感想・レビュー・書評

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  • 38歳までに決めておきたい…この年代に差し掛かりながら、このような本を読むあたり、相当痛いことは自覚している。。

    ただ40代に入る前の文字通り最後のチャンスであり、ここを逃したら後はないという意味で、他の著者の本よりも切実感のある記載である。

    天命がないと「出世のための仕事」になり、辛い。逆に天命を見つけることができれば、「仕事のための出世」になり、出世すること自体も手段となる。
    従って天命を見つけることが極めて重要である。

    名だたる経営者も実は跡継ぎだったりすることが多い。天命はそんな、ひょんなことから得られるものだと考え、可能性を諦めずに、日々生きていきたい。

    天命については以下のような記載あり。

    ------------------------------------------------------
    40代は単に自分がやりたいことをやるだけでなく、自分が生きている意味、つまり天命を見つけ、全うする時代であります。自分がこの世に生まれてきた意味、自分にしか出来ない天命、それをできれば38歳までに見つけたい。

    出世のために仕事をするな。仕事のために出世せよ。
    もし皆さんに、
    「成し遂げたい」と思う志があるならば。
    「こだわりたい」と思う仕事があるならば。
    「守りたい」と思う部下やお客様がいるならば。
    ------------------------------------------------------

  • 習慣化が重要。
    身の回りの人を大事にする。
    読書は大事。
    そして、睡眠も重要。

    この本は著者の自慢話に終始。1400円+税を払う価値はなかった。題名は良かった。

    良かったフレーズ:
    出世のために仕事はするな。仕事のために出世せよ。

  • 著者の人生の実践内容が書かれており、説得力ありか。思っていたより、38才に意味はなさそうだったが。

  • ・富士山は近づくとゴミや岩で汚いが、遠くから見るときれい。人も同じ。
    ・時間もお金も、余裕だから与えるではなく、余裕がなくとも与えるのが思いやり。

  • 自分の年齢が近くなってきたため、これからの自分を考えるつもりで手に取った。38歳というのは、人生の折り返し地点。決めるべきことを決めること。今の自分には響いた。まだまだぶれぶれで悩んでいる。これを機に、自分もこれからいろんなことを決めていこうと思う。それからもっと周りのことを考えられるようになろうと思う。この本の中には、今の自分に必要なキーワードがたくさんちりばめられていた。これらのキーワードは大切にしたい。

  • 今年38になるので購入した。もう折り返し、現実をしっかり見て決めることが大事。今どこにいる…を早く認識し、今の自分を素直に受け入れることで人生の折り返しが始まる。これまでの38年を肯定し周囲に感謝の気持ちを持つことが出来れば後半戦はきっと順風満帆だろう!

  • まだまだ先と思っていましたが、ついに38になりました。困ったなぁ。

  • いわゆるハウツー本ですが、自分が今37.5歳ということもあって、本屋で気になって手に取りました。
    参考になった内容は以下の通りです。
    ・遠い未来を描けなければ、近い未来を描けばいい
    ・文句を言って手を抜いている人にはチャンスは訪れない
    ・思いやりは余った時間にあげるものではない
    ・エーリッヒ・フロム『愛するということ』「愛とは感情ではなく、相手を大切にする行動である」
    ・メンターを持つと人を許すことができるようになる
    ・先輩は後輩のできないところが見えて、ついアドバイスという名の評論をしてしまいがちです。しかし、評論することを後輩は求めていません。そうではなく、先輩として、どのように彼らを応援できるか?どうやって彼らを助けることができるのか?そんな視点で自分に何ができるかを考えることの大切さに気づかされました。
    ・「いくら高額なシステムを導入したり、ルールや仕組みをつくったとしても、使う人に気持ちがなかったら全部ムダになっちゃうんだよな」
    ・趣味を習慣化して意図的にやる
    ・お礼状を書く習慣
    ・人付き合いや勉強といった「緊急でない重要事項」をつい後回しにしがちです。だけど人付き合いや勉強は、生きていく上で、それ以上大切なものはないと言えるほど重要なもの。おろそかにしないために、今日から習慣化すると決めましょう。
    ・手帳に「やるべき」ことではなく、「やりたいこと」をリストアップ
    ・自分に言い訳するのをやめる。あなたは自分でその会社を選んでいる

  • 私は現在40歳ですが、とっても興味深く読ませて頂きました。
    40歳頃になると、子供の教育、親の介護、自身の将来、仕事‥。
    将来への期待よりも不安の方が大きくなる頃だと思います。

    でもでも、視点を変えて、今まで自分が意識していた以上に妻や子供、両親、友人、趣味、お金を大切にして生きていくためのヒントを得ることができる内容です。

    私が最も気に入った内容は、住まいのお金と救急車のエピソードです。

    簡単に読むことが出来るので、これからの人生、何度も読み直したい本のひとつです。

  •  著者は40歳になった時に「好きなことしかやらないようにしよう」ということを決断しました。
     あらゆることを自分の意志で「決める」決心を身につけられるかどうかが「しょぼくれた」40代と思われるか「カッコイイ」40代と思われるかの分岐点となります。

      詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=1138

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著者プロフィール

小倉広事務所代表取締役 心理カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ、組織人事コンサルタント。
大学卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室課長など企画畑を中心に11年半勤務。ソースネクスト株式会社(現東証一部上場)常務取締役、コンサルティング会社代表取締役を経て現職。 リクルート社在職中の昇進うつを機に心理学と心理療法を学び始める。日本アドラー心理学会正会員、日本ゲシュタルト療法学会会員。現在、研修講師として年間300回登壇し、一年先まで予約が取れないほどの人気を博している。 著書に、『任せるリーダーが実践している 1on1の技術』『任せる技術』(日本経済新聞出版)『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)など多数。著書発行部数累計は100万部超。

「2021年 『コーチングよりも大切な カウンセリングの技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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