- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534050373
作品紹介・あらすじ
「理想」と「現実」のギャップを埋める、地に足のついたノマド論。不安でも、孤独でも、強く生き抜くためのヒント。
感想・レビュー・書評
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タイトル通りの内容。
とはいえ良くありがちな夢のみ煽る本と違い、
現実の厳しさもほのめかしているので、
自分の働き方を進化したい人はもちろん、
よっしノマドと軽いノリになっちゃってる人にもお勧めの一冊。
こうして一人一人の働き方・生き方への意識が高まり、
かつ社会ももっとゆるやかなしなやかなものになっていったらぁ~
そんな思いを馳せながら、一人でも多くの人に読んでもらいたい本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブログ『7931のあたまんなか』に読書メモを書きました。
常見陽平『自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術』読書メモ
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/02/05/214705 -
イケダハヤト=ノマドのオピニオンリーダー
田口元 ブログ「百式」
生活水準を上げすぎず下げすぎず
人材紹介会社に行ってみる=今までの経験スキルを客観視できる。
希望を書き出す。最初は妄想モードで、次に冷静モードで。
ご飯の仕事とおかずの仕事。
一つひとつの仕事をテストだと考える。
ちゃんと寝る、食べる、運動する、仕事する、自由に過ごす、それぞれの時間のバランスをとる
重要度と緊急度で分ける。
「その幸運は偶然ではないんです」
経歴の詐称、実績の誇張はバレやすい世の中、
セルフ・ブランディングのときに注意。
経験の賞味期限は3年。それ以上前の経験は経歴にならない。 -
ノマドというスタイルの働き方を自身の体験に沿って説明している。仕事は自分で取りに行くもの!
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著者は、ノマドに対して否定的な意見を持っていると思っていたので、正直内容に期待はしていなかった。が、読み進める内に、それは誤解であるということが分かった。
文中で「ノマド」という新しい言葉が、実は今までも繰り返されてきたサラリーマン以外の生き方に関する模索の歴史の一部ということを明らかにしている。
それ以上に印象に残ったのは、食えるノマド(フリーランス)としての仕事の仕方を具体的に丁寧に教え、応援している姿勢である。
昨今は起業、副業を安易に奨励する向きがあると思うが、まずはこの書の第3章、4章を読んでみることをお勧めする。今は、サラリーマンで起業する気なんかないという私ですが、共通の基本スキルなので一部でも実行したいと思いました。久々に買って、大満足の1冊です。 -
「今いる会社がビジネススクール」はまったくその通りだと気付かされました。
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これからの働き方を模索して読んでみた本。
ノマドが万能かのように持ち上げる
従来のメディアに疑問を感じつつあったので、
現実的なメリット・デメリットや、
根底にもつべき哲学など、冷静に俯瞰していて、
いろいろと参考になった。
ちょっと衝撃だったのは、各時代で
自由な働き方については模索されていて
脱サラ・起業→フリーター→派遣社員→フリーランス、
どれも今のノマドに近いスタイルを模索していた、
という事実。(p39~)
他に気になったのは、
●「期待されていること」と
「できること」こそ注目する(p101~)
●「ごはんの仕事」と「おかずの仕事」の
バランスをとろう(p107~)
●期待値を調整する(p145~)
●1つひとつの仕事を
「テスト」だと考える(p155~)
●今ある人脈をクールに分析してみる(p157~)
あなたに仕事をくれる人
一緒に仕事をしてくれる人
仕事をサポートしてくれる人
本当に困ったときに助けてくれる人
遊んでくれる人
●「これ、やってみない?」には
「はい、喜んで」と答えよう(p174~)
●「ぶれない軸」は焦らずつくればいい(p180~) -
やっぱりどんなことでも、仕事の基本は同じなんだなと痛感
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「普通の僕らは周到な準備をしよう」
一部の人では話題になっているノマドワークスタイル。これまでの流れでは、自由な働き方を実践しているのは、著者も含めて一流大学を卒業して一流企業に就職したというキャリアの人たち。
そこから、自由な人生をおくれるのは優秀な人だというとても一般的な認識に落ち着きます。
でもそこで、一般ピープルな私たちであっても自由に働くためにはどうすればいいのかを教えてくれるハウツー本。
自由に働けるのは、恵まれた環境と高い能力を持つ人のみ。
この常識は果たして当たってるのでしょうか。
もしかするとそれは、挑戦できない自分の自己同一性を保つための、とても都合のいい言い訳なのかもしれません。
危険についての確率予想のできないような不果実性の領域に踏み込むことで、企業は時に利潤を得られる。私たちの労働もそれと似ているのかもしれません。