ビジネスモデル×仕事術

  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534051721

感想・レビュー・書評

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  • サラリーマンとしてビジネスを進める上で参考にはなる本。ただビジネスモデルを借りてくるという視点書かれた内容であり、どうしても上辺だけの小手先な印象が否めない。最後の章に出てくる、なにを成し遂げたいとおもって取り組んでいるのかを常に意識することなどは重要だと思う。

  • ビジネスモデル仕事術のれびゅー

    太陽光パネルの販売→自社で発電
    物は変わらないがビジネスモデルのチェンジにより成功

    --昔からある安定モデル--
    トライアルモデル

    ①継続的に使うもの、②体験しないと分からないもの、③比較的原価率低い、④始めるには警戒するもの
    3dゲームや習い事、スキューバダイビング、フリーミアム
    後発にも比較してもらえるからチャンスある
    やらせてもらって実力をわかってもらう、お試し入社、

    マッチングモデル
    紹介料で、情報量が生命線
    不動産、楽天、オークション、転職
    日本m&aセンター、跡継ぎのいない中小企業

    冠婚葬祭モデル
    自分だけで完結しない消費、支払う側と消費する人が違う。安くしたいニーズが働きにくく、価格競争になりにくい→嗜好品や健康に関する商品もそう、自分だけが使えるシステムなど相対的でいい。細田さんのシステム理解

    特売品モデル
    特売品プラス他もついでに買ってもらう。特売品は需要の高いもの。100円マック、牛丼も卵とジュースを買ってもらう。
    複数の商品がある会社で使える。中心になる専門性を持ち、それの周りを抑えろ。細田さんのアレンジ力

    --スピードモデル--
    ベータ版モデル
    フィードバックをもらい軌道修正できる、開発費の削減。ホウレンソウも同じ
    オンデマンドモデル
    オンデマンド出来なかったものをオンデマンド化する。
    マクドナルドは作り置きだったのが注文入ってから作るようなシステム作った。廃棄がへる、美味しいので満足度あがる。オーダーメイドも時差があってダメ。回転寿司で回ってるやつ以外に自分で注文
    自分の欲しい本をその場で作ってくれるサービス
    クイックレスポンス

    多産多死モデル
    アップル、選りすぐりの商品
    Google、様々なサービスを出しては消す→これ
    安定的な収益がある会社が成長するためとるケース。新しいことやっても響かない部分で試しまくれ

    --協働で価値を作るモデル--
    ワイドレンズモデル
    ハードとコンテンツの協働、ソニーは失敗したがAmazonは出版社との協力で成功。アップル銘柄の株に入れば資本力のない会社も勝ち馬へ。
    自社だけに目を向けるな

    オープンソースモデル
    オープンな部分は無料でその周辺利用が有料。GoogleのOSは無料だが、広告。無線LANの規格、自動車の規格。オープンなソースの中心が誰になるかの競争がある。短期的な成長はきつく、リターンが得られるまでは長い。
    部門横断の仕事。

    アウトソースモデル
    ファブレス。人事の外部委託。初期費用をかけたくない。稼働率を気にせずいられるため、季節変動が激しい商品ではいい。アップルはデザインと設計をやる、これはコア業務。台湾にコアでない業務を任せる。
    スピードの早さの対応のためアウトソーシングが増えたが、代わりに使いこなすためにマネジメントが重要。きちんと業務ができてるかとか。当社は管理する側の会社。テラモーターズは12名の社員でEVバイクのシェアをアウトソーシングのおかげで買った。
    苦手な仕事を手伝ってもらう。人を動かす、巻き込む、プロジェクトマネジメント。

    --細分化モデル--
    ミルフィーユモデル
    ニッチよりもさらに狭い。お経アプリとか。産業自体がミルフィーユ化する、独立するかインフラの一部になるか
    インフラは規模がありグローバル化、クラウドもビッグデータもここ。、一人でアプリ開発

    ロングテールモデル
    需要が多い順に並べたとき、少ないものがロングテールのようにみえる、ここ。化粧品のサイトで、メーカーから情報を引っ張るのは難しいが、口コミをユーザーと作り、テール部分の情報を集める。

    稼働率最大化モデル
    ホテルや飛行機、固定費がかかるから、入れまくる、ITのおかげでオペレーティングの精度高まる。airbnbは個人の部屋を旅行者に貸し出す。ヒマな人に手伝ってもらう。

    --賢くやるビジネス--
    2次利用モデル
    映画館の後ブルーレイ、tvで放映。カローラからカローラフィールダー。似たような無名ブランド。

    アズアサービスモデル
    一回の購入から月額利用料へ。つまり所有から利用へ。イラストレーターは購入から使用へ。サラリーマンも同じ。プロジェクト別の給与ではない。

    中抜きモデル
    流通業。中抜きが面倒なら商社通さずダイレクト、もしくは買収。
    管理職の中抜き

    早熟成熟モデル
    導入、成長、成熟、衰退のライフサイクル
    ヒロセ電機、競争相手が出てきたらやめる。これは開発力があるから出来る、差別化戦略。成熟はジェネリック、コスト戦略。
    後者はベンチャー向け、なぜなら開発費は初期投資がかかるから。大企業は前者であるべきだかそうしない。

    --今後注目のビジネスモデル-
    o2oモデル
    オンラインtoオフライン
    ネット上の客をリアルな店舗に送る。マッチングモデルの進化系。ネットのクーポンとか。ネットの売り上げでは限界あるり

    オプトアウトモデル
    オプトイン、自分でチェックボックス入れる
    オプトアウト、自分からチェックボックス外す。メルマガ読んで欲しいから商品やすくする、レビュー書いたら値下げする。参加する場合はメールしろ、参加しない場合はメールしろ。
    複合モデル、
    クックパッドはフリーミアム、広告、データ販売の3つの収入、ビジネスモデルがある。男用から女用販売するのはビジネスモデルは同じ。特徴は、ビジネスモデルが異なる。

    ビジネスプロデューサー人材になるためには
    ①T型プロデューサー、一つ縦に深く、浅く広い知識あり、自分の実行がなければダメ。
    ②アイデアからのニコウタイリツの折り合いをつける、
    ③メジャー思考になれ、なぜマジョリティーはこの考えなのか賛同されているかを分析しろ、ありそうで、ないを見つけろ。

  • 10年前の本だけどそれほど古いと感じないのは、僕の感覚も10年前のままなのか、世の中がそう変わっていないのか…? どっちなんだろう。
    多数のビジネスモデルの紹介は、一つ一つはそれほど深くはないが、こうしてまとめて俯瞰すると何かが見えてくる、かもしれない。
    個々のビジネスモデル紹介よりも、今日からできる心構えみたいなポイントが心に残った。

  • メモ
    ・世に溢れているビジネスをパターン化し、どういった構造でお金を生み出しているかを解説。
    ・それを使って個人の仕事に活かすようなヒントも一緒に提案している。
    ・このモデルを理解し、自分の経験などと組み合わせて新たなアウトプットができると良いなと感じた

  • メタ思考に使うフレームワーク(汎用化する元となる本質的な構造)をストックする本

  • 現代での一般的なビジネスモデルのおさらいができる一冊。わかっているようでわかっていないことも多いので、整理するためには良い

  • 時代が変わればビジネスモデルも変わる。

    IT時代の今、必要とされるビジネスモデル20の仕組みがとてもわかりやすく解説されています。

    事業の規模によってもビジネスモデルは変わると思いますが、幅広い視点から考えることはとても大事ですね。

    なるほどと思える話が多く、大変勉強になりました。

  • 【MEMO】
    ◾︎トライアルモデル
    お試しをすることでコストを吸収して利益が得られるものである場合に実施。
    ⇒とにかく一度やらせてもらう。

    ◾︎マッチングモデル
    紹介料をもらう。
    社内、社外の人脈が必要。

    ◾︎冠婚葬祭モデル
    高くても仕方ないと思わせる。

    ◾︎特売モデル
    誰もが買うものを特売にする。
    需要があってかつ安さが伝わりやすい。

    利益は少ないが顧客を獲得するための商品と
    利益をあげる商品とで分けてビシネスを考える。

    得意技が一つ目立てば、全体が目立つ。

    ◾︎β版モデル
    とりあえずスタートする。
    オープンソースとして開発費を減らす。

    報告書なども簡潔に短く、とりあえず上司に見せる。

    ◾︎オンデマンドモデル
    注文が入ったら作る。
    今後増えていくことが予想される。

    顧客、上司からの要望に即日応える。

    ◾︎多産多死モデル
    Googleのようにとりあえず数出し、その中からヒット商品を出す。

    新規事業には、アイデアと理論がバランスよく必要。
    現代は、まずスタートし、やりながら理論で補完していくのが正しいやり方。

    ◾︎ワイドレンズモデル
    エコシステムの考え方が必要。
    例、電子書籍のハードを売るには、ソフトが充実してることが重要。
    緩やかな協議により、効率的に売上をあげることができる。

    誰と組むか考えなくてならない。
    自分をどこに所属させるか。

    ⚫︎ファシリテーションマネジメント
    命令ではなく、理由を明確にして依頼する。
    年上やフラットな組織で有効

    ◾︎アウトソースモデル
    お互いメリットがあることをアウトソースする。
    自分のつよみは残し、他はアウトソースする。
    プロジェクトマネジメントができる人財が求められる。

    ◾︎ミルフィーユモデル
    ミルフィーユ化する産業には勝機がある。ニッチよりもさらに狭い分野で1番になる。
    もしくは…社外のインフラとして、会社の歯車となる。

    ◾︎ロングテールモデル
    いかに情報を集めるかが鍵になる。
    あと人に頼めばなんとかなる。

    希少価値のある人に…
    あの分野のあのことについては、誰よりも知っている。

  • ・既存の商品とビジネスモデルを構造転換して考えてみる
    ・アナロジー思考で発想する(類推)
    ・アナロジー思考は進んだ世界から構造を見抜き借りてくる
    ・ビジネスモデル思考は進んだ会社からビジネスモデルを見抜き借りてくる
    ・消耗品モデル(コピー機や保守管理)
    ・広告モデル(PVとコンテンツ軸で)
    ・トライアルモデル(お試しからのサブスク)
    -継続的に使うもの
    -肌に触れるものや体に取り入れるもの
    -比較的減価率が低い商品
    -体験しないと良さが理解できないもの
    ・マッチングモデル
    -借りたい人貸したい人(シェアリングエコノミー)
    -買いたい人売りたい人
    ・冠婚葬祭モデル
    -安くしたいというニーズが働きにくい
    -価格競争になりにくい場合が多い
    -支払う人と消費する人が同一でないことが多い
    -相対評価、相対価値が高いものを提供
    -高くても仕方ないと思う市場を選び革命
    -自分だけの高くても仕方ないという相対価値を創る
    ・特売モデル
    -減価率を高めてインパクトを取るが付帯商品のポートフォリオで減価率を下げて利益を得る
    -利益は少ないが顧客を獲得するモデル
    -利益を上げる商品モデル
    -上記2つを分けて考える
    ・フリーミアム(トライアルの概念をインターネットで拡散力を持って行う、機能追加や体験欲求で集積効果)

    --------------------------

    ・β版モデル
    -β版の提供の対価としてフィードバック
    -リーン開発
    -その後に正式版の提供
    -迅速な意思決定かつ柔軟性が高い
    -投資効率が上がる
    -スモールスタート
    -サンクコストを下げながら進める

    ・オンデマンドモデル
    -需要に即して
    -過去にオンデマンド化できていなかったものをオンデマンド化することで価値を出す
    -在庫削減でコストダウンの側面
    -顧客ニーズに合わせ満足度upで売上upの側面
    -テクノロジー進化とオンデマンド増加の相関
    -技術的ブレークスルー

    ・多産多死モデル
    -google
    -サービスを打ちまくる、その中で伸びるサービスにドライブする
    -戦略脳だけでなくアイデア脳と割り切りも大切

    --------------------------

    ・ワイドレンズモデル
    -協業で開発費や販促費など分担し効率的にエコシステムを形成する
    -awaはテクノロジーとコンテンツでサイバーとavex
    -成長が見込めるエコシステムにあやかる

    ・オープンソースモデル
    -無料提供で仲間をふやす
    -周辺商品で収益化
    -インフラになる

    ・アウトソースモデル
    -自社のコアでない業務を委託する
    -トータルのコストダウンと分業で質の担保
    -逆にアウトソースされる側にもチャンス
    -いわゆる代行サービスモデル

    --------------------------

    ・ミルフィーユモデル
    -薄い領域で複数保有
    -薄い領域でもユーザー対象が広い(ios app等)

    ・ロングテールモデル
    -需要の少ないテール部分で売上をあげる
    -インターネットで物理的障壁が無いので在庫コストを抑えて需要の少ない商品も販売できる

    ・稼働率最大化モデル
    -キャパが決まってるビジネスの上で稼働率を最大化することによって利益を得る
    -稼働率に変動があるビジネスへの稼働率最大化はソリューションとしてビジネスになる
    -ITの進化で過去の販売データを分析して価格をどこまで下げれば売れるのか=稼働率が上がるのかが分かるようになった
    -稼働率で考えるとキャパは席数という一般的な物だけでなく個人の労働力から知見からシェアリングエコノミーとも重ねて考えてみる

    --------------------------

    ・二次利用モデル
    -同じものを違う方法で販売することで二次的な利益を得る
    -映画のコンテンツを映画館からDVD、ブルーレイ販売からレンタルまで

    ・模範モデル
    -真似する
    -トレースする
    -海外サービスをローカライズさせる

    ・アズアサービスモデル
    -今まで購入していたものを購入せずに月額利用料を払うことでサービスとして提供してもらう
    -サブスクリプションとのちがいは?

    ・中抜きモデル
    -流通の間に入って中間マージンを取っている人を中抜きし、直接取引することで利益を得るモデル
    -中抜きが難しければ買収するという策もある

    ・早熟モデル
    -ライフサイクルにおいて成長期までに利益を刈り取ってしまい、その後に市場から徹底するモデル
    -差別化戦略

    ・成熟モデル
    -販売が飽和した成熟期に利益を得るのモデル
    -コスト戦略

    --------------------------

    ・O2Oモデル
    -ネットで完結せずにオンラインからオフラインへとつなぐ(TABERICH)
    -地理的制約があるため一概には言えないがスケラビリティに欠ける


    ・オプトアウトモデル
    -オプトインとオプトアウト
    -メール受け取りのチェックを外す=オプトアウト
    -交換条件をうまく使い利益を出す
    -能動的にするほうがハードルがある
    -反対なきは賛成とする

    ・複合モデル
    -1つのサービスの中に異なるビジネスモデルを組み合わせて成り立たせるビジネスモデル
    -クックパッドは①プレミアム会員(サブスク)②広告③データ分析と提供
    -キャッシュポイントを同一サービスから複数設計する(リスク分散にもなる)

    --------------------------

    ・プロデュースする力
    -新しいものを生み出す力
    -それを形にする力
    -新しいものを受け入れてもらうコミュニケーション力

    ・T型人財
    -横幅の広い知識と特定の領域で深い専門性の両方を兼ね備えた人財

    ・&人財
    -アイデアだけでなく、そのアイデアに現実味を創り具現化していくマインドとスキルを持った人財

    ・ありそうでなかった4マスフレームワーク

  • 図書館

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著者プロフィール

細谷功(ほそや・いさお):1964年生まれ。ビジネスコンサルタント、著述家。問題発見・解決や思考力に関する講演や研修を国内外で実施。『仕事に生かす地頭力』(ちくま文庫)、『地頭力を鍛える』『アナロジー思考』(共に東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)、『思考力の地図』(KADOKAWA)等著書多数。

「2023年 『やわらかい頭の作り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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