早く正しく決める技術

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  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 363
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534051837

感想・レビュー・書評

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  • 決断のスピードと正確を早くするためにはどうすればいいのかなと思っていたところだったので読んで見た。

    「数字」「ファクト」「ロジック」の3つを軸にしようという考え方わかりやすい

    <その他>
    - 企業には継続して、利益をあげるという明確な目標がある。なので、選択は実は比較的簡単なはず
    - どう上司に通すのかというのは、どれがいいのかとは別に考える(数字、ファクト、ロジック以外は分割して考える)
    - 経営者ほど、思い込みに気をつけよう
    - 仕事だけが人生じゃない。失敗してもやり直せる。(時間的に考えても3割?)
    - マニュフェストの作成に全力を尽くした。
    - 直感は正しい
    - 決められない場合は期限を設ける(それで決まらなければ、コインを投げる)


    目から鱗ということはなかったが、決断のために「数字」「ファクト」「ロジック」というのは心がけたい。

  • またまた出口さんにお勉強させていただきました。

    ・意思決定と、提案を通すことは別のこと

    ・小さく産んで大きく育てる

    この2点がとても大切なことだと感じました。

    仕事は人生の3割なんだからどんどん失敗する、3割もあるのだから自分が仕事をする意味をしっかり考える。相反するような考え方を共存させられる出口さんはやはり柔軟な考え方の持ち主だろうと感じました。

    ファクトで、ロジックで考えるのはとても苦手なので、まずは色々な人の考え方をトレースすることから始めようと思います!

  • ・決断ができないと思っている人は、意思決定と、提案を通すこととの区別がついていない。大切なのは正しい提案(決断)をすることと、提案を通すこととはまったく別の領域の話だということを理解しておくこと。意思決定の「あと」の話を一緒に考えてしまうから混乱する。

    ・「新しいことをやる」ことは、「既存勢力に嫌がられる」ことと同義。既存勢力に嫌われるのがイヤなら新しいことをやらなければいい。世の中「いいとこどり」はありえない。トレードオフ。捨てるものがあってこそ得るものがあるのだから必要以上に怖がらない。客観的に。

    ・社内で正しく早く決めるためのルールとして、「数字(データ)・ファクト(データに関連する事項や過去の事実)・ロジック(実証的な理論)」で決める。国語でなく算数で考えろ。全世界共通のビジネス上のルール。

    ・優れたロジックとは、論理的に筋が通っていることは当然のことで、「どちらがより多く変数を持っているか」で決まる。例えば、お客様の所得、年齢、承認のニーズという点からロジックを組み立てようとする場合と、さらに流行や海外の影響という点も加えてロジックを組み立てようとする場合とでは、結論が異なる。

    ・問題が発生した時、思うように物事が進まないときにはロジックを振り返って考えるべき。計画の段階でロジックの幹と枝葉を分け、幹の部分を明確にしておくこと。だんだん枝葉の部分に気を取られて骨組みを忘れてしまうことがよくあるため、「コレが幹」というものをあらかじめ書き出しておく。枝葉がおかしいのであれば試行錯誤を続ければいいだけだが、幹の部分がおかしいのであれば最初に立ち返って計画を検討し直す必要がある。

    ・PDCAのCAまでいかない場合、「Pが足りない」。結果の検証ができないというのは、往々にして計画が甘い。

    ・ダラダラと考え続けてもよい答えは出ない。まず意思決定する日を決める。それまで多いに悩み、考える。その日が来てもまだ決まらなかったら10円玉を投げて決めたらいい。締め切りまで結論が出ない場合はメリット・デメリットを考え合わせても甲乙つけ難いということで極端な話どちらでもいい。

    ・決めるために最初に捨てる総量を決める。最初に捨てることはとても大切。

    ・部下から「決められなくて困っている」と相談されてもそういう相談には一切乗らない。部下が抱えている仕事については当の部下が一番良く知っているはず。だから「自分で考えなさい」と言って押し返す。本人の決断とその根拠が示されているときにのみ相談に乗りアドバイスをするようにしている。上司に「どうしましょうか?」と聞くのは考えていない証拠。考えず決断できないというのは、仕事をしていないということ。上司は決してその部下の代わりに決めたりしてはいけない。自分で考えて自分で決める訓練を日常からさせることが必要。

    ・愚痴を言う、人を羨む、人に褒めてほしいと思う、人生を無駄に過ごしたかったらこの3つをどうぞ。天知る地知る我知る人知るであれば、それでいいではありませんか。

    ・仕事は多くて人生の3割位。

    ・本を読むときも人の話を聞くときも結論だけに注目するのではなく、その結論に至った至高のプロセスを理解する努力をしてみる。思考のプロセスを追体験することによって初めて思考力が身につく。

  • さくっと読める。本質的なことがわかりやすく優しい文体で書かれている。

    ・決める基準は、どちらがベネフィットが高いか。
    ・トレードオフを意識する
    ・数字、ファクト、ロジックで考える

  • 出口さんは数字、ファクト、ロジックという考えを一貫している 他の本も読んできたので私の価値観にも身に付いている ビジネスにおける決断は結局ここに尽きる

  • ファクト・数字・ロジック

  • あれよあれよと読みきってしまいました。1日もかからなかったかも??
    何かの本からだったと思うのですがこのライフネット生命と出口さんのくだりを少しだけ知っていて、なので今回はまさに出口さんが誰かの話を聞くように、出口さんの考えを知ることが出来た貴重な1冊かなと思います。

  • まあ普通かな

  • 数字×ファクト×ロジック。
    それでも、最後には直感。
    締め切りを定めて、集中力を高める。
    仕事は、人生のたかが3割。
    そして、正しいリスクの見積もり方。

    よかったわ、この本。

  • 自身の決断にムダ時間が多いと感じているため、自分のスタイルを見直そうと読んだ本の一冊。意思決定する日を決める、決めるために最初に捨てる量を決めるなど、簡潔な言葉で決める技術を表現している本である。真面目気質だが新しいことに挑戦したくて思い悩む方に、特にオススメしたい。

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著者プロフィール

1948年、三重県生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命保険株式会社創業者。京都大学法学部を卒業後、72年、日本生命保険相互会社入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当。生命保険協会の初代財務企画専門委員会委員長として金融制度改革・保険業法の改正に従事。ロンドン現地法人社長、国際業務部長等を経て同社を退職。その後、東京大学総長室アドバイザー、早稲田大学大学院講師等を務める。08年にライフネット生命を開業、12年東証マザーズ上場。18年より現職。

「2019年 『本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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