クックパッドのデータ分析力

著者 :
  • 日本実業出版社
3.05
  • (5)
  • (16)
  • (35)
  • (12)
  • (5)
本棚登録 : 317
感想 : 29
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534053190

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • たべみるをどうサービス化したかの事例集

  • クックパッドに日々集積されるデータの活用術が記載されている。
    集まるデータを無駄にすることなく有効に使うということは当たり前なようでとても難しいこと。

  • <マーケティング/データ分析に興味がある人向け>
    日本No.1のレシピサイトはどのようにデータ分析を行っているのか?過去のデータから未来を予測するとはどういうことか?クックパッドのデータを活用した新事業「たべみる」を立ち上げた筆者が、これまでのデータ分析とマーケティングを語る。
    -----
    「ビッグデータ活用」と叫ばれて久しいが、意味がわかっていなかったのだな、とこの本を読んでよくわかった。アンケートやインタビューなどの「集めたデータ」ではなく、検索ワードなどの「集まってくるデータ」の持つ価値について考えたことがなかったから。人が無意識的にする行動にこそチャンスが潜んでいるということ。クックパッドは「レシピ」「料理」など、テーマがわかりやすいので頭に入りやすいのかもしれない。

    筆者は「必要とされるデータ」を作り上げるためにかなり試行錯誤している。必要なもの、削ぎ落としたものなど、かなり詳細に書かれているので、データ分析に携わる人は想像がしやすいのでは。

  • あまり通常のクックパッドユーザーには知られていないであろう「食のデータ分析」本。

    「たべみる」というものすごいポテンシャルを持ったサービスが埋もれていることに着目した若きデータアナリストが社内の承認を得て、粘り強くサービスのデザインを練っている中で強力なエンジニアの相棒を得て見事サービスのリニューアルを達成して行く過程を描いたのが前半。

    この前半部分は正直「プロジェクトx」で1時間の実写ドラマになってもおかしくないくらい面白い内容でした。
    純粋に同世代の著者の粘り強い活動、サービスが必ず役に立つと確信をしているゆるぎない信念。それを事業に落とし込めるための計画、そして地道な営業。。。
    広報のための雑誌への連載など多岐にわたる活動を見るにつけ一人のビジネスマンとしてのそのバイタリティに純粋に「すごい!」と思った。

    後半の具体的なデータ分析の手法は、それを実店舗の食料品の陳列にもつなげている「リアルへの影響のわかりやすさ」このサービスが今後まだまだいろんな活用の可能性があることが読んでいるだけでも分かっていって、創業者の佐野氏がいっていたまだまだやれてない99%へのヒントがここにあるように思えた。

  • データ分析できるようになりたい!
    という本が読む本ではないです。

    どちらかというとクックパッドの法人向けサービスの開発秘話に近いと思います。
    最近「消費」と「データ」に興味があったので、比較的楽しく読めたものの、万人向けってわけではないと思います。

    新サービスリリースして、安定軌道まで持っていくのって面白そうだなって思ったり

全29件中 21 - 29件を表示

中村耕史の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐々木 圭一
ブラッド・ストー...
マシュー・サイド
リンダ グラット...
みうら じゅん
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×