- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784534053220
感想・レビュー・書評
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「一針入魂」
「日本の職人さんを絶やさんでくれ」という創業者の遺言
修理を行うということで、その製品の弱いところがわかり改善につながり、そういう売りっぱなしではないことがブランド持続の要因のひとつなのだろう -
「PORTER」はなぜ、世代を越えて売れ続けるのか。の、ワケが少し分かった。
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PORTERの鞄を買うかどうか迷っていた時期に、この本を読んだ。その結果、迷わずPORTERの鞄を買う決心がついた。この鞄を買うことが、鞄づくりにかかわっている多くの中小企業をもサポートすることにつながっていることに気づかされたからだ。
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2015/11/15 廣文館
◎職人を大切にする→常に職人の事を考える→かつての現金支給も,銀行に行く手間を省かせるため→今もバーコードを付けないのは,職人の手間を省かせるため→そうした発想から,EメールでなくFAXのやり取りも多い
◎社員を育てる→企画やデザイナーは,年に1回は海外出張させ,見識を深めさせる→初代企画部長は,会社がお金を出して,武蔵野美術大学に通わせる
◎商品は,自分たちにお金を与えてくれるもの→大切に扱う
◎社長は企画に口を出さない→ただし,外部から得た情報は積極的に提供 -
「PORTER(ポーター)」というカバンのブランドを、日本人なら一度は聞いたことがあると思います。
この本「吉田基準」には、そのブランドを産み出した吉田カバンの80年の仕事術が詰まっています。
2015年で創立80年を迎えた吉田カバンは、現在は創立者の次男が社長を務めています。
現在の社長が最も大切にしていることは、常に「創業者だったらどのような決断をするか」を考えることです。その判断基準は「それをしたら、社員と職人は幸せになれるか」ということだそう。
吉田カバンのそのポリシーを守るために、変わるべきことと変わらずに続けていることがあります。
具体的には、変わらないことは、セールをしない、広告をださない、made in Japanにこだわる。これはすべて日本の職人を守るために実施しています。
一方で変わることは、カバンの可能性を広げるために、いろいろなブランドとコラボをすることで新しい企画に挑戦したり、人気の商品も大きなコンセプトやデザインは変えず、マイナーチェンジを続けて、常に最高の品質を保っているそうです。
この本には実際の職人さんへのインタビューも入っていて、吉田カバンからの要望のレベルが高く、それを乗り越えることで職人自身も技術がついたと誇らしく語っていました。
こうした妥協しない姿勢から、カバン職人たちが「吉田らしさ」「吉田クオリティ」「吉田基準」と自然に言うようになったそうです。 -
最高の品質を津休する姿勢が大切
写真や職人が本当にしあわせになるかを自問自答する -
吉田カバンの良さの理由が理解出来た。
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ほとんどテレビ番組で見たような内容ですが、ファンとしては読んでよかったです。
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詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=7668
著者プロフィール
吉田輝幸の作品





