- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534056368
感想・レビュー・書評
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<まとめ>
★「瞑想」より「書く習慣」
★書く習慣のメリット
・あれこれ意識が分散するのではなく、目の前のことに高い集中力を発揮できる。
・休日は仕事のことを脇に置いてプライベートを楽しめる。
・音とオフの切り替えができ心身ともに深くリラックスできる。
・不安や焦り、自己嫌悪などストレスが減る。
→「書く習慣」はマインドフルへの近道
★「ネガティブリスト」で不安と焦りがなくなる
→紙の左側半分に気がかりや不安を書き出す
→右側半分にその解決策を書いていく
★「チャンクダウンシート」
例えば:新プロジェクト定例会議を初開催する
→これは太枠
そこから会議前/会議中/会議子と「中項目」に3つ分けて、小項目としてやることを書き出していく。
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心に残ったこと3つ
①バイロン・ケイティワークという4つの質問と3つの置き換えが凄い!
これだけで怒りから解放されそう。
②幸せな人に共通することは、感謝を感じる習慣があるということ。
小さな事でもいつも感謝を忘れないようにしたい。
③感情を左右するのは、事実や出来事より解釈・捉え方。自己嫌悪感は反省点ばかりに強く焦点を当てているから生まれてくる。 -
スマホ全盛時代に「書く」なんて、時代で遅れと思われますが、
「打つ」が当たり前となっている中で、
「書く」効用は、もっと見直されてよいと思います。
仕事から来る悩みや、もっと拡大していけば、人生そのものが、
巨大な悩みで構成されています。
悩みというのは、根本的には解決できません。
これは、人間の歴史を見ればわかります。
では、どうしてきたか(どう対処してきたか?)?
それは、悩みを「理解」するようにしてきました。
悩みを「理解」する上で、おそらく、人間が発明した中で、
もっと普遍的で尚且つ画期的なものは、文字であり、
それを「書く」ことです。
悩みは、書けば、理解できます。
文字化することで、理解が一層進みます。
それが、悩みを理解する上で、おそらく、
最も合理的な方法です。
①悩みがある
②理解する
③それを文字にして、書く
この①~③のステップで様々な「悩み」に対処してきました。
多くの人が、20代前半で、書くことから、離れていますが、
これは非常に勿体ないことだと思います。
この著者の考え方も、基本は、今言ったことです。
「悩むなら、まず、書こう!」です。