「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン

著者 :
  • 日本実業出版社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534057747

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスパーソン向けかなと思います。私は会社勤めではないので、自分の生活とは違う少し遠い話という感覚でした。他には著者の熱量(伝えたい気持ち)は強いのですが、ちょっと言葉が足りない(よくわからない所)がいくつかありました。

    自分が出来そうな事は①「モーニングページ」の朝の時間に1日3ページだけ、頭の中の思い浮かんだ言葉をそのままノートに書くということ。②自分の最適な睡眠時間の検証。

    出来なさそうな事は、4色ボールペンでタスクの色分方法が載ってましたが、自分は齊藤孝先生の【三色ボールペン活用術】の方法を取ってるので、これは難しいなと思いました。(色のイメージがもう定着してるので)
    それと、私は前日の夜に翌日やるタスクを書き出して、朝からすぐ物事に取り掛かれるような生活をしているので、根本的に考えが違うものを読んでしまったのかもしれません。
    また再度読み返して、自分の生活に落とし込めるよな使い方を考えればいいのでしょうが、何故かまた読み返したいと思えませんでした。


  • 著者の著作は以前読んだことがあるはず。…しかしどれを読んだのか著作リストを確認したが思いだせない。単行本や文庫本でなはなくムックか何かで触れたのかもしれない。あ、でも朝活手帳は過去に一度だけ購入したことがある。使いかたがいまいちわからず活用できなくてひと月ほどでほかに乗り換えてしまったが。

    さて、この本である。
    朝という時間帯にどうすれば自分の活動のレベルを上げることができるのか。朝に行うことで自分の人生すら磨き上げることができる。そんな主張と方法の解説が書かれた本だった。
    書かれてあることを、本当に朝一番にすることが効果的なのか。という疑問はある。著者も早起きは目的ではなくあくまでも手段だと主張されているが、できれば「朝」という特別な時間帯に人生の種まきをすべきというのが理想のようだ。
    個人的には、その「朝」を特別視する根拠がいまいち弱いような気もする。著者が朝活で優れた効能を体感したから、「朝活はいい! 朝は素晴らしい」という結論が先に立ってしまっているような。

    そんなちょっと信仰じみたものを感じ取りながらも…こういう情熱に弱いんだなー、私。
    自分が人生から学び取ったよきもの。経験に裏打ちされた教訓。そんなものを、純粋によいと確信し、しかも自分の成功だけで終わらせずに他者にもぜひと広めていく例えば宣教師のような真心と情熱。
    そういうものにほんとう弱い。
    いいひとだなぁ、と感心してしまう。

    てわけで、この本も読みながら、学び云々よりも「池田先生、いいかただなぁ」とそっちに心が振れてしまった。
    そんな読みかたのなかで、でも自分にも活かせそうと思ったところをいくつか抜粋しておく。

    69ページ
    「朝1時間」だけでもインプットを止め、自分の中にあるものをアウトプットするのを習慣化してみましょう。

    139ページ
    プレゼン資料や提出資料を「ひとりダメダシ」してみるのを「種まき」とすることです。

    153ページ
    (自分の)価値観をきちんと言語化できているか? ということです。

    154ページ
    外に目を向けて比べて焦るのをいったんやめ、自分の中にある資産を見つめていくことを提案します。

    155ページ
    自分の「好き」や自分が大切にしている価値観が世の中に通用するのか、やっていて楽しいかを実験していきましょう。

    ※丸括弧内は引用者補足。

    総括
    とにかく著者の成功体験に裏づけられた価値ある手段、方法を惜しみなく教えようという意思が感じられる一冊。巻末にコミュニティの案内があるので、そちらに引っ張っていきたいのかなぁと邪推もできたが、もちろん強制ではないので、この方法論に共感して学びを深めたいかたへのフォローだろう。
    朝が得手でも苦手でも、人生で豊かに収穫したいかた向け。

  • 朝1時間、早朝でなくてもよい。自分のやることをまとめる。
    ロールモデルを探す。自分と指向が同じ人。
    やることを、重要か否か、緊急か否か、で4つにわける。そのことで、重要だが緊急でないことをどうやるか、を意識できる。
    朝1時間はネット断ちする。インプットはやめて、アウトプットに専念する。
    移動中なら、メモアプリ「CAPTIO」で。
    種まき=重要だが緊急でないもの、は、細かく分けて一枚の紙に書きだす。
    やり残しは、戦略的先送り、と考えて毎週リセットする。

    クランボルツ教授の「計画された偶然性」を利用する。
    理想の時間割をデザインする。
    「toggi」で作業時間を把握する。
    じんわり暖かくなるアイマスク。冷たくなるものもある。

  • つまらなかったです。

  • 朝30分かけて1日、1週間、1ヶ月のタスク整理をして、残りの30分でやりたいことを始めよう!という本。

    自分のタイプを分けるところや、タスク整理のやり方が参考になった。

    自分が苦手にしていることは、できるようになって方法論を整理すると、他の人に役立つ強みになるかもしれないよ、というのはなるほどな、と思った。

  • ブックカフェで。

    朝1時間でタスク整理と、未来への種まきをする。
    まず、30分でタスク整理。
    とにかく頭に浮かんだタスクを大小公私問わず書き出す。
    それを、緊急度と重要度の四象限マトリックスで分けて、4色で色分け。
    重要度高い×緊急度高いタスクは、刈り取り。(緑)
    重要度高い×緊急度低いタスクは、種まきなので、少しずつでもやっていきたいこと。
    この種まきは、さらに細かくタスクを分ける。粒度を上げることで、少しずつでもすすめていけるようにする。

    呼んで自分に落とし込みたいところは以下。
    自分の今の会社での仕事を整理し、
    例えば「商談準備」も具体的に何をしたらいいのか、細かく分けることでそれぞれの問題点やかかる時間、得手不得手を把握することができる。
    これは、マルチタスクだーーと恐れてしまうわたしには、必要なことだと思った。
    通勤電車の時間でも、有効という。
    まずは毎朝30分から時間を作っていきたい。


  • 早起きというかタスク整理の仕方はすごく勉強になった

  • 「ひとり時間で〜」よりこっちの方が方法論に寄っていて好き。ただ「おすすめのやり方」であって、「そのやり方をどうやって取り入れるか」は別に考える必要あり。

  • 現在読み進めていますが、大変読みづらいです。
    書体なのか構成なのか原因が一つに絞れませんが、前置きが長くてメインに行くまでに飽きてしまいます。
    箇条書きも多く、本というより取扱説明書に近い感じを受けました。

  • 自分のことを大切に考える時間を
    もっと作ろうと感じた。

    難しく考えるのではなく、
    自分に常にこれでいいのかを問いかけることが
    大事で、習慣付けようと思いました。

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著者プロフィール

池田千恵(いけだ・ちえ)
株式会社 朝6時代表取締役。
早起きトレーナー。国家資格キャリアコンサルタント。
外食ベンチャー、外資系戦略コンサルティング会社を経て、2009年に『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)を刊行。ベストセラーとなり、「朝活の第一人者」と呼ばれるようになる。2010年よりプロデュースを手掛けている『朝活手帳』は、13年連続で刊行中。
朝1時間の業務改革による生産性向上、働き方改革のための手法を企業に指導しているほか、朝活で人生100年時代のキャリアを考えるコミュニティ「朝キャリ」を通じて、人それぞれの働き方・ライフスタイル・目的に応じた朝活の形を提案している。小学生の子供を育てるワーキングマザー。
主な著書に、『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン』(日本実業出版社)などがある。

「2023年 『週末朝活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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