金融論 (シリーズ・新エコノミクス)

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  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535041172

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  • 金融を契約理論(この語自体、厳密かは微妙かも……)で説明する学部生向けテキスト。ミクロ経済学的視点からぶれず、ここでは「信用」がキーターム。加えてあまり数式なし(←長所かつ短所)。

    そういえば、伊藤秀史の『契約の経済理論』を二年前に途中でほったらかしたままやなあ、と思い出した。

    【メモ】
    ・著者のHP。
     村瀬英彰研究室
    http://www7.plala.or.jp/econ-ncu-murase/new.html


    【目次】
     第1部 基礎編
    第1章 金融とは?
    第2章 金融取引の阻害要因(1)-情報の非対称性
    第3章 金融取引の阻害要因(2)-契約の不完備性
    第4章 金融市場と金融機関
    第5章 銀行中心のシステム
    第6章 市場中心のシステム

     第2部 応用編
    第7章 金融システムの改革
    第8章 金融機関と市場
    第9章 企業経営と市場
    第10章 資産運用と市場
    第11章 金融、法、そして政治
    第12章 システム改革をめざして

  • 一貫して契約理論の視点から書かれた金融の本.

    数式は無いので読みやすいです.

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著者プロフィール

学習院大学経済学部教授

「2016年 『金融論(第2版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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