こころの科学 202号 特別企画:「助けて」が言えないー援助と援助希求

• 日本評論社 (2018年10月25日発売)

感想・レビュー・書評

[bokemaruさんの感想 · 2019年10月5日]

定期購読で毎号読んでいる雑誌だが、現在とても巷で評判になっている『「助けて」が言えない』は、この企画に数章追加して出版されたものだそう。なんだ、そうだったのか。
新聞の書評で先の書籍について「自立は、依存先を増やすこと。希望は、絶望を分かち合うこと」と言葉の紹介があったが、これはどこかで見て、私が思う支援のかたちはまさにこれと思った言葉だけどな、と思っていたら、そういうことか。
支援、支援と大騒ぎするが、単純に言ってしまえばこんなあまりにも基本的すぎるといってもいい方法が、一番意味があるんだよね、と常々思う次第。