我妻・有泉コンメンタール民法 第2版追補版: 総則・物権・債権

著者 : 我妻榮

• 日本評論社 (2010年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

新法人制度の施行に伴う改訂に続き、割賦販売法、特定商取引法、農地法など関係法令の改正や、新しい重要判例など69項目を、巻末に"追補"としてまとめた第2版追補版。

感想・レビュー・書評

[Legal Riderさんの感想 · 2010年12月3日]

民法1条～724条まで、逐条解説的に詳細に網羅してあるため、日々の業務で多用しています。
索引も詳細で使い勝手がいいです。

実務家にとって、専門書の有用性は①根拠として引用できるだけの権威の有無（自分に有利な記述があれば誰が書いたものでもいい、というわけではない）、②必要な情報の検索のしやすさの2点によって決まる部分が大きいと思いますが、この本は①・②いずれも非常に優れたものだと思います。

多少値は張りますが、実務家なら持っていて損はないと思います。

[gucci-puさんの感想 · 2013年8月23日]

辞書。

[トーマスさんの感想 · 2012年6月16日]

通説・判例の立場で一貫されたコンメンタール。
本格的な調べ物をするには注釈民法等に当たるべきだろうが、差し当たって条文知識や大まかな判例の動向を確かめる上では、大きさ的にも手頃で便利な本である。

著者プロフィール

我妻　榮（わがつま　さかえ）
明治30年米沢市に生まれる。大正9年東京帝国大学卒業，東京大学教授，東京大学名誉教授，法務省特別顧問。昭和48年10月逝去。

「2022年 『民法2　債権法　第4版』 で使われていた紹介文から引用しています。」