女性の選択と家計貯蓄 (郵政研究所研究叢書)

著者 : 松浦克己 滋野由紀子

• 日本評論社 (2001年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

結婚、就業、出産、育児など、女性の選択にかかわって、個性や能力の発揮を妨げる要因がなお横たわっているのではないか。また、既婚女性はどの程度自分の財布・通帳を持っているのだろう。本書では、女性の選択行動に大きく影響するであろうこの点を研究した。

感想・レビュー・書評

[W. Yurikoさんの感想 · 2014年1月30日]

定番。「女性の選択と家計貯蓄」ではなくて、「女性の選択」と「家計貯蓄」だった。つまり、後半（６章以降）の焦点は女性ではない。
１章「結婚のコスト」は面白かったが、その他の章はかなり議論し尽されている感があり、あまり新しい視座を得るものではなかった。