基礎から学ぶ動学マクロ経済学に必要な数学

著者 :
  • 日本評論社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535556775

感想・レビュー・書評

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  • サクッと読めて動学マクロの概要をつかめる良い本だった。

  • 331.19||Na

  • 動学マクロに限らず必須と思う手法が多かった印象.チャンの動学でしっかり学ぶべき

  • 成長論のラムゼーモデルを理解するために必要な知識を解説した本。
    コースワークの中間あたりに出現するラムゼーモデル。私はマクロの動学手法に面を食らってたじろいだ経験がある。もし本書があったならば、そのような思いをしないで済んだであろうに。

    離散時間を解説した和書は数多くあれど、連続時間については少ないように思われる。

    わりと希少な本かも。コースワークでは普通、連続時間を扱うからね。

  • マクロ動学は本当に初心者であったが、基本的な数学事項の確認からRamseyモデルの基礎~標準までかなり入りやすかった。微分方程式を解くための線形近似を簡便性のために行うが、初学者としてはそのほうが助かったし、計算手順も厳密性が失われずとてもよかったと思う。また、最後の総合演習はとてもためになります。読むだけでなく手を動かしてみるといいです。 

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著者プロフィール

成城大学経済学部教授
1995年慶應義塾大学経済学部卒業、1997年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、2000年同博士課程単位取得退学。博士(経済学)。2001年千葉経済大学経済学部専任講師、2004年財務省財務総合政策研究所主任研究官、2007年九州大学大学院経済学研究院准教授、2011年成城大学経済学部准教授を経て、2012年より現職。専門は、金融論。
主要業績:「財政投資融資制度の変革と政府債務 ―― わが国資金循環の構造変化が政府債務に及ぼす影響」『フィナンシャル・レビュー』第79号、2005年;“Public Debt and the Macroeconomic Stability in Japan”, co-authored, Public Policy Review, 1(1), 2005; 「電子マネー決済の現状と課題」『月刊金融ジャーナル』第54巻第6号、2013年 ほか。

「2015年 『日本経済の課題と針路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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