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- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535585539
感想・レビュー・書評
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何人か、再び登場の演者あり。
第一集の頃からくらべると、段々と生々しい語りというのが無くなっていき、定型化された説明や、水俣病を素材とした研究というものが中心となってくる。たしかにこちらの方が水俣学という学問的形態のうちでは都合が良いのかとも思うが、回を重ねるごとにだんだんとつまらなくなっているというのも正直な印象である。それは、講義としてもそうだし、学問としても、なぜ水俣を取り扱うのかが曖昧で、あるいは対象が水俣でなくても見出せるのではないか、というような研究があると感じた。それがいいことなのか悪いことなのかは知らない。多分、水俣学が向かう方向性というのはそういうものなのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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