代数学1 群論入門 (代数学シリーズ)

著者 :
  • 日本評論社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535786592

作品紹介・あらすじ

代数幾何、整数論、表現論など、興味深い分野を含む代数学。本シリーズは、その基礎理論である群、環、体から、その先の分野で必要になる進んだ話題までを収め、細切れではなく体系だてて代数学を解説します。丁寧な説明、豊かな例とさまざまなレベルの演習問題、先の分野の案内などを通じて、活きた代数学を伝えます。

感想・レビュー・書評

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  •  群論の有名な教科書。大学2回生後期(?)で習う範囲。
     大学の講義も受けたし比較的簡単な本だが群論の入門書も2冊読んでいたので、すらすら読み進められるかと思ったら結構難しい。勿論、時間が空いて僕が細かい部分を忘れていたというのもあるのだけど。特に、4章の章末問題には苦戦させられた。基本的には本文中で例題として扱った問題の類題・応用問題なのだが、それでもなかなか。正直僕は全然解けてないです(後で知り合いの数学科の友人に聞いてみたところ、やっぱり難しかったそうなので、ちょっと安心したのですが)。解答には典型的な誤答例が載っているのが変わっているかもしれない。
     (第1巻=本書もまともに読めていないのだが、)取り敢えず第2巻は引き続き読むとして、第3巻を読むかどうかはまた考えようと思う。

    1 集合論
    2 群の基本
    3 群を学ぶ理由
    4 群の作用とシローの定理

  • なぜその概念を学ぶ必要があるかが明確に書かれていて、具体例も多い。

    そして、誤答例が示されているのが気に入った。
    ほかの本でも広まってほしい。

    続巻も手に入れたい。
    第2巻のガロア理論、第3巻の表現論が気になる。

  • 半分だけ読んでみました・・・

    著者にすれば、演習問題なんて解けて当たり前なのしょうが、各章末にわんさか問題があり、略解のあるもの無いものもあって自習書で使うのには難儀していますので、現在距離を置いています。

    半分読んだ印象ですが、やはり数学に相当実力のある方が、授業の教科書で指定されたらこの本はお勧めです。
    しかし、独学で勉強するとか、初学の方はできれば他の本から入った方がよいと思います。

    せっかく代数学1・2・3全て購入したので、いつか再チャレンジしようと思いますが、出来れば代数学の基礎 (日評数学選書)か、代数学 (数理科学ライブラリー)あたりを読んでからにした方がよさそうです。

  • 定番の教科書として名高い「雪江代数」の第1巻。割とあっさり進むところも多く,別に教科書を用意して比較するのがいいだろう。

  • 大学の教科書として大変親切。前半に間違え方の例示があるのだ。また、今後につながる視点を随時示しつつ、挫折しない配慮をしている。しかし、完璧な理解は困難。紙と鉛筆で行間を埋め、索引を頼りに定義に何度も戻り、理解が固まる。6日間で終了。

  • 図書館アルバイト学生さん推薦図書 
    【所在] 3階開架
    【請求記号】 411.6||YU
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/179515

  • 代数学シリーズ

    理数理 ユキエ||10||1 11740292

  • ちょっと読みにくかった。わかりやすいがスッキリはしていない。

  • 群論の入門書。続く2,3巻よりはわかりやすいが、群論自体が抽象的というか当たり前の物を数式で扱っているので、いまいち理解できなかった。

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著者プロフィール

京都大学大学院理学研究科教授

「2014年 『整数論3 解析的整数論への誘い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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