中高生からのライフ&セックス サバイバルガイド (こころの科学増刊)

  • 日本評論社
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本棚登録 : 119
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535904408

感想・レビュー・書評

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  • 自分が中高生のときにあったらよかったな、と感じました。20代前半の頃までに出会えたら、その頃感じるしんどさが、だいぶ軽減されるのではと思いました。

  • 岩室伸也さんの講演会前の予習として読む。内容は「性な関するもの」だけでなく、「いじめ」「親からのDV」など多岐にわたる。中高生に向けたメッセージとして書かれている。
    『親に絶望してしまった時の生き方』(今 一生)の記事では、「自殺するくらいなら安全な家の外に避難しよう」と、「家出」をすすめていることも、とても考えさせられた。「家出」を一概に「ダメなこと」と決めつけず、その背景になにがあるのか、家出した、帰ってきた、よかったで終わらせてはいけないのではないかと感じた。

  • 性教育について気になっていたので読んだ。

    硬めの文章からラフな文章まで、さまざまな作者が意見を述べたものがまとまっている。

    冷静かつ、悩んでいる人の背中を押してくれるような話が多かった。

    性欲も他の食欲・睡眠欲と同じく、昇華し続けることは不可能である。
    マスターベーションについて話すことはタブー視され、話題に上がることは少ない。
    正しく明るく学べる性教育を考えていく必要があると思う。

  • 『中高生からの〜』とあるが、こんなにデカデカとセックスと書かれていたら興味をひく反面、手にとりにくい本なのではないかと思う。
    自分が中学生だったときを思い返すと、読めなかっただろうと思う。
    勉強になるだけに、そこが残念。

  • 篠原さん情報です

    ★ ★ ★ ★ ★


    「中高生からのライフ&セックス サバイバルガイド (こころの科学増刊)」日本評論社 2016年
    http://marinonnette.at.webry.info/201610/article_1.html

    中高生に関わる機会のある先生・親・おとななら、皆さん、一度は図書館で借りてみて欲しい本です。

    いじめ、ネットトラブル、親との関係、自殺・自傷、デートDV、
    だけでなく(もちろん、それも大事なんだけど)

    人には聞きにくい、
    でも、中高生男子にとっては大問題の(ということは、それに巻き込まれる女子にとっても問題の)セックス、マスターベーション、オナニーについても、明るく、しっかり、書かれています。

    ただこのシリーズ、すごーくいいと思うんだけど、でも、これを学校図書館や公共図書館に置いといても、きっと中高生は読まないだろな~、と思う。

    だからせめて、先生や、子どもたちに接する大人が読んで、情報をいれておけばいいと思います。

    そして、困っている子がいたら、この本の存在を思い出して、手渡してほしい。

    ざっと読んだんですが(個人的感想ですが)精神科のお医者さんの話はチト難しい。
    これ、中学生が読むのは、キビシイんじゃないかな。
    元AV女優の紅音ほたるさんの話は、良かったです。
    こんなふうに話してくれるお姉さん、ありがたい。
    (でも、8月に亡くなったんですってね。お悔やみ申し上げます)


    ★ ★ ★ ★ ★


    このジャンルの本はなかなか使えるのがないんでありがたいですね。

    2016/10/18 更新

  • 昨年度のエイズ文化フォーラムin京都で紹介されていた本、半年の積読読了。性そして生の「サバイバルガイド」というタイトルの通り、若者シエン界隈では欠かせないテーマだけに、基本的な知識は前提として、それよりも自己開示だな。ここも本市の中で取り上げていきたい。

  • オムニバス形式でいろいろな専門家・活動をしている人や経験者からのメッセージがあるのですが、テーマから外れた内容を書いてるような人も中にはありました。
    とてもわかりにくいことを書いてる人もいます。
    発行の趣旨がうまく伝わっていなかったのかもしれません(笑)
    数ある記事の中に、ティーンエイジャーの心の支えになったり励ましになるものがあることを祈っています!
    私が読んだ感想としては、親世代なので、今の学校でのいじめがどんな感じなのかなどを想像しやすくなったかなと思います。

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著者プロフィール

医師、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所依存症研究部長。
主な著作に『自分を傷つけずにはいられない―自傷から回復するためのヒント』二〇一五年、講談社。『誰がために医師はいる―クスリとヒトの現代論』二〇二一年、みすず書房。『世界一やさしい依存症入門; やめられないのは誰かのせい? (一四 歳の世渡り術)』二〇二一年、河出書房新社。『依存症と人類―われわれはアルコール・薬物と共存できるのか』C・E・フィッシャー著、翻訳、二〇二三年、みすず書房。ほか。

「2023年 『弱さの情報公開―つなぐー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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