- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535983465
作品紹介・あらすじ
うつ病、双極性障害、統合失調症、多量服薬etc.心の病気って、どんな症状があるの?どうしてかかるの?どんな治療をするの?友達や親がかかったらどうすればいいの?-。
感想・レビュー・書評
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14歳の子どもに向けての書かれた精神医学の本。
事例、病気のこと、治療方法、親や友人がその病気にかかった時どう接したらいいのかが、丁寧に説明されています。
扱われているのは、摂食障害、社交不安障害、強迫性障害、うつ病、双極性障害、統合失調症、不登校、暴力行為、リストカット、多量服薬など。
子どもだけでなく、思春期の子どもと接する支援者の方にも広く読んでいただきたいと感じた一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブクログのレビュー読んで、興味持って図書館で借りた。
1部では代表的な心の病気を6つ紹介している
・物語調の事例
・作中の例を取り上げ、どうしてその病気になってしまったのか説明する
・その病気の主な症例
・その病気の医学的な説明
・友達がその病気になったらどうしたら良いか
っていう構成が、わかりやすくて良い。
普通の子が、普通の生活を送っているところから話が始まるので話に馴染みやすいし、病気にかかるのを自分にも起こりうることとして受け入れられる。
2部の行動別に説明したパートでも事例からはいっているんだけど、2部では、そうなってしまったひとが周りにいたらどうしたら良いか、どう考えたら良いかを著者さんが語りかけてるかんじがした。
あまり精神医学詳しくないし、子ども向けの心の病気について書かれた本読んだことなかったので、他にもいろいろ読んでみたらまた感想が変わるかもしれませんが、
わたしはこの本14歳のときに読みたかったな、って思ったし、読んでたら考え方とか人生とかちょっと変わってたかもなって思いました。 -
医学
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2018年9月17日
イラスト/カスヤナガト
装丁/大村麻紀子 -
病気の症状や原因・治療法だけじゃなくて、友達や家族がその病気になったときの助言があるのが印象的。
やってはいけないこと、言ってはいけないことについて知るのも大事だよなあって。 -
N700
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大学生の私でも読んでいて新鮮に感じることばかり。
実際あったケースともとにしてつくられたケースにそって心の病気について説明してくれている。
みんなに読んでほしい。
昔、そして今も、他人だけでなく自分にも心当たりあることばかり。
心の病は病であって性格でない。
今までは避けることしかしなかったけど、なんとなくどう接すればよいか、自分自身に対しても、わかった。
たくさん引用したのでぜひ見てほしい。
ひとつでも気になる言葉があったら、この本を開いて欲しい。 -
わかりやすいっ!
万人にオススメします。 -
2012 5/1読了。借りて読んだ。
第1章ではエピソードを交えつつうつ病、統合失調症、双極性障害等の症例について紹介し、その対処法、そして友人が親がもしそうなってしまったらどうしたらいいか、を解説。
第2章では不登校やリストカット等の問題行動で、第1章のように脳の不調等が原因でない場合についての解説や対処などについて書いてある。
特に第1章、それも自分がそうなった場合だけでなく友人や、親がそうなった場合について書いてあるのが面白い/良いと思った。