承認をめぐる病

著者 :
  • 日本評論社
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本棚登録 : 467
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535984011

感想・レビュー・書評

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  •  図書館より

     前半は若者の話を中心に初音ミクやAKBから「コミュ力」や「キャラ」の考察。タイトルにもある承認欲求について、引きこもりや秋葉原の通り魔殺人の犯人から見るキャラ分析など、分かりやすかったのですが、
    後半からは専門的な精神医学の話やラカンの精神医学の話などかなり難解に…。こんなライトな表紙でそこまで難解なこと書くかあ、と思ったり思わなかったり。

     あとがきや初出一覧によると色んな所に依頼されて書いていた論文がたまったので一冊とした、という感じだったので、前半と後半の極端な落差も致し方なしかな、という感じです(それでも一冊にまとめるんだったら論文のレベルは合わせてくれよ、と思わなくもありませんが)

     後半は難解かつ専門的な分野で評価できませんが、前半部分は結構面白かったです。

  • 筑波大学教授になった環先生の評論集。もう少しまとまった評論かと思ったけど、寄せ集め的な本でした。
     綾波レイは承認を必要としないアスペルガー的なキャラ、って何か違うと思う。彼女はゲンドウという父親の承認を求めていたのではないのかな?

  • 現代思想の著作を読んでみようと思って挑戦しましたが、読みにくい印象でした。
    ほかの現代思想家の本よりも読みやすいような感じはしますが、もう少し現代思想の用語や思想そのものを勉強してからでないと、理解しづらいのかもしれません。

  • 図書館。

  • どの文章もおもしろかったが、特に皮膚科専門誌に寄稿した文章がおもしろかった。

  • 登録番号:9

  • 20151216
    ・他者への愛が欠けた人間は自己愛もまた不安定なものである。

    ・僕には難しい。心理学の専門的な言葉に、サブカルチャーを交えた文書は非常に読みづらく、自身が期待した過剰な承認欲求に対する答え、あるいはそのヒントを読み探る前にやめてしまった。

  • キャラ消費とは成熟のない社会であること。良い子とは前思春期までは問題がなくいけるし、ある種の域の完成をみるが、その後においては足を引っ張り人間の成熟を妨げるものであること。1700円とは高いとは思ったが、現状社会分析として楽しめて読めたし、上記の見解の一文を読めただけでも読んだ時間の価値があった。

  • 「とりわけ」っていう言葉の使われる頻度が高すぎて、なんだかそれが気になって集中できない…

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著者プロフィール

1961年岩手県生まれ。医学博士。筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学など。

「2016年 『ひとはなぜ戦争をするのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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