酒のほそ道 3 (ニチブンコミックス)

  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537097153

感想・レビュー・書評

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  • 読み返し、その参。

    朝から飲める店に始まり、各店1杯ずつで夜までかけて10店をはしごする「宗達流サイクリング」。自転車で飲むのも3~4杯超えると危ないから(本来NGだ)、歩きでチャレンジだ。

    本書の発行が97年で、デジカメが利き酒の全問正解の景品になっているあたりに時代を感じる。

    今となっては、現代のスマホについているカメラより間違いなく低い性能なのだが、自分が初めてデジカメを手に入れたのが2003年(200万画素機だった)。相当ありがたみがあったに違いない。

    恥ずかしながらコラムにあったサッポロの「エーデルピルス」を知らなかった。ホップが通常量の2倍に惹かれる。ググってみたところ、店舗では今も飲めるようだ。ライオン以外に、近場で出しているところもあるようなので、今度試しに行ってみよう。

  • 「飲んでいるときの時間間隔というのは独特のものがあるな。酔うほどに、自分の内部ではゆっくり時間が進み、逆に外側の時間は経つのが早くなる。」

    私もそう思います♪

    ところで、『高知の不思議』にちなんで、今回のあとがきははらたいらさん。
    でも『この本のあとがき』とはとても思えない内容。
    はらさんの酒に対する想いを綴っただけです。

    はらたいらさんといえば『男性の更年期障害』。
    このころ辛かったのかな?と調べてみました。

    そうかもしれない。でもそれより、驚いたのは、肝臓がんで亡くなっていたことです。
    奥さんの葬儀後に語ったところによると、「はら自身は亡くなる前、医師の忠告を無視して酒を飲み続けた末の63歳の死について『不服はない。本望だ』と言っていたという。」
    幸せだったんだー。

  • 粋な酒飲みになりたいと思うのは、年齢のせいなのだろうか。面白い。

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著者プロフィール

ラズウェル細木(ラズウェル・ほそき)
漫画家であり、大のジャズファン、レコードコレクター。
ペンネームの由来は、トロンボーン奏者ラズウェル・ラッドと、大学卒業後にアルバ
イトしていた出版社でお世話になった「細木さん」から。好物は日本酒とウナギの蒲
焼き。人類初のうなぎ漫画『う』(講談社)も話題に。2012年、『酒のほそ道』(日本
文芸社)などにより第16回手塚治虫文化賞短編賞受賞。『ラズウェル細木のブルー
ノート道案内』『ラズウェル細木のマンガはじめてのジャズ教室』(ともにDU
BOOKS)など多数。

「2013年 『ラズウェル細木のマンガはじめてのジャズ教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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