そう言やのカナ 1巻 (ニチブンコミックス)

著者 :
  • 日本文芸社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537127218

感想・レビュー・書評

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  • 『十ヶ所くらいの穴』を収録

  • この人のマンガ大好きだ。
    この感じ、好きだなぁ。

  • 「とろける鉄工所」作者の作。何とはなしにほのぼのする。キャラクター作りが特異で、登場人物全員が変わりモノに見えるけど、リアルな世界も案外こんなもんかな。

  • 北さんの奥さんを思わせる、できすぎの嫁、カナさん。
    失業中の37歳の夫・惣一とのハートフル2DKコメディ。
    野村版「うちの嫁ってどうでしょう」だった~。

  • 野村宗弘はキャラクターがかわいい。
    そして広島と技術者への尊敬と愛がある。貧しさと庶民の日々の戸惑いを優しく静かに見守っている。
    この作品も例に漏れず。
    惣ちゃんは若い女の子と結婚して幸せじゃのう。ワシにもええことあるかもしれんのうと思うたが、惣ちゃんみたいや優しさとか魅力はないけんのう…。
    併録の2作品も、同じ血が通っていることは明らか。
    なお、読むまでタイトルの意味が不明だった。

  • 「とろける鉄工所」の野村宗弘の作品。

    これは面白い。
    そして可愛い。
    何がって、主人公・惣一(37歳、求職中、元ライン工、強面)が可愛い。
    どうでもよさそうなことで、妻のカナ(22歳、フリーター)に怒られることに怯えてガクガク震えてるかと思うと、主夫業は完璧だったりする。

    個人的にはカナの父親に感情移入してしまった。
    年代的に近いし、自分の娘が自分と同年代の男(しかも外見・性格が自分と似てる)と結婚したもんで、感情をもてあまして訳がわからなくなっているところに共感した。

  • 「とろける鉄工所」の野村宗弘さんの新刊。独特の味わい。

  • カナが男前。そして惣ちゃんがいちいちかわいい。
    カナ→惣一の矢印が強いのもかわいい。

    単行本の後半に掲載された「十ヶ所くらいの穴」も素敵。
    旦那さんは名前のみの登場で、あまり幸せでなく終わるのかなと思ったら、
    途中からどんどん姿がはっきりしてきて、ラストでぽつんと主人公に
    返してあげる台詞があまりに自然で「いいひとと結婚したね」と肩の一つも
    叩いて祝ってあげたくなる。

  • とろ鉄つながりで買ったけどマッタリしてて面白いなぁ笑。
    目ビデオ、白いワゴン、毎日違うおかずなのに毎日同じ味の不思議、と所々でクスクスしてしまった。みんなのカナちゃん好きの話もよかったし、惣一のプロ意識モードで声出して笑ってしまったし。
    もっと読みたい。

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著者プロフィール

1975年生まれ、福岡生まれ広島育ち。約6年間、溶接工として働いた後、06年に高知新聞社主催「第18回黒潮マンガ大賞」準大賞受賞、07年「第5回イブニング新人賞」奨励賞受賞後、本作品にてデビュー。現在、「やわらかスピリッツ」にて『うきわ』を連載、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて「そう言やの カナ」を不定期連載中。作品は『カタミグッズ』『ものものじま』な多数。

「2013年 『とろける鉄工所(10) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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