- Amazon.co.jp ・マンガ (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537130614
感想・レビュー・書評
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1冊で済ませるには惜しい内容でした。3冊分くらいのボリュームで読みたかった、おっさん版マイフェアレディ。年の差cpでもあり。
こういう話は好物!
3度も事業に失敗して借金まみれになり公園で凍え死のうとしていたところを、大会社の御曹司である聖人に拾われた中年男、八京。
薄汚れたおっさんに原石の輝きを見出した聖人によって、八京は求めに応じていつでもHの相手をすることを条件に借金を肩代わりしてもらうことに。
八京がだんだん変わっていく姿が、やっぱり一番興味を持ってしまうところです。どんな格好でもカッコいいおっさん!崖っぷちになってしまった理由もよかったです。ダメな奴じゃなくて、お人よしなんですね。いかにも、ほだされやすそうなところがぴったりでした。
聖人もびっちなんだけど、まだまだ青臭いところが抜け切れていないのに、きゅんとさせられました。跡継ぎに祭り上げられても、若い聖人への風当たりは大変キツいのは当然。チャラい外見とは違って、とっても孤独です。
八京のカラダ目当てのように見せて、実は彼の持つ優しさ誠実さに強く惹かれているのが見え見えなんですね…
そんな二人が、身体ばかりじゃなく心まで寄せ合うようになっていくところがよかったです。
エロ的には、二人の関係が関係だけにかなり濃厚。最初は男なんて、と受け身な攻だったのが、次第に能動的になっていく八京に萌えました。とてもエロの描き方が上手いです。
1冊に小さくまとめないほうがよかった気がします。続編に期待です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初読の作家さん。
読みたいなーと思ってたけど、なかなか買えず。
面白かった!
絵も好み。聖人がかっこいいけど切なくて守ってあげたくなる気持ち分からなくないかも。
マイフェアレディの内容知らないけど、なんとなくシンデレラストーリー的な感じ?と想像したんだけど大きく間違ってはないと思う…たぶん。
スピンオフがあるんだね。
そっちも読まないとー。
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シーモアにて読了。
借金まみれで死のうとしていた40前のバツイチ男×ビッチゲイな金持ちの跡取り孫息子。曰く、BL版マイ・フェア・レディ。 -
聖人の内面の寂しさが切なかったです。
丸ごと受け止め守ってくれる八京に出会えて本当に良かった。
兄の凛とも仲良くしているところもよかったです。 -
再読の順番間違えた。弟ちゃんの話が先だったか。
基本ジャケ買いで適当に選んでいるので、恐らくどっちも無意識に買ったハズ。おっさん攻もおいしくいただきました(-人-) -
▼あらすじ
「おっさん、死ぬくらいならオレのこと抱いてよ」
借金まみれで世を儚む中年男・八京大蔵の前に現れた美貌の青年・聖人。
「おっさんのカラダ、もったいないから」と差し出された手を取った大蔵だったが、連れ込まれた先は大豪邸、おまけに聖人は超有名財閥の跡継ぎだった!
「借金を肩代わりしてあげる代わりに、オレがヤりたい時に相手して?」と、有無を言わさず跨られて…!?
人生崖っぷちのおっさん×ビッチなワガママ御曹司の「マイ・フェア・ダンディ」物語☆
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電子書籍版の方で立ち読みし、続きが気になったので購入しました。
マイフェアレディならぬマイフェアダンディとの事で設定は面白かったです。
ただ、八京のあのもっさりした見た目がどうにも…(笑)
最後の方で髪切ってすっきりオールバックにした八京は男前でとても萌えたのですが、もっさりしたおっさんキャラにときめかなくなってしまった今の私には最後の方まであまり萌えられなくて少し残念……。
どちらかと言うと凛&会沢コンビの方が気になっていたり…(笑)
ですが、全体的にテンポが良くサクサク読めましたし、ちょいちょい挟まれているギャグに笑わせられたりと割と楽しく読めました。
特に笑ったのはメイドさんの「そのままブラブラして下さって結構ですよ」発言です(笑) -
大金持ちの坊ちゃんと、ホームレスだったおっさんの話。
大金持ちの坊ちゃんの遊び相手に自殺願望ありのホームレスのおっさんは、拾われる。
最初は遊びから始まった関係も、坊ちゃんは、坊ちゃんなりにいろいろ抱えているわけで、いつの間にかそんな年下坊ちゃんを支えたいと思うようになったおっさん。
本当に甘えられる相手として、ダイヤの原石だったホームレスのおっさんは、本当にいいやつで。
遊びから本気に、そして本当の恋人へと変化していく二人の、こころ通わせるまでの心温まる話は、あり来たりだけど、だけどそれなりに面白く読めたのでよかった。 -
『声はして〜』を先に読んでから、ハイブリッドが元だと知り購入。後から読んで正解だったな。
人の良さで借金まみれになった中年男、八京。死んでみようと思った瞬間に現れたのは、超有名財閥 御曹司の聖人だった。ワガママビッチの聖人に拾われた八京は借金を肩代りしてもらう代わりに身の回りの世話をすることに…。
全体的に八京目線だからか、聖人のが何故ここまでになってしまったのかが解るんだけど、もうちょい掘り下げて欲しかったな(それが 声はして〜に書いてある感じ)でも聖人とお爺さんのエピソードは泣けた。。お爺さんも父親も凛も聖人もみんな悪くないんだけど…財閥っていう大きい組織の中では誰かが悪者にならなきゃいけなくて。狭っ苦しい世界で無条件に守ってくれた八京は本当にいい男だと思ったし、聖人には幸せになってほしい。続き読みたいな。。