ラブラブエイリアン(1) (ニチブンコミックス)

著者 :
  • 日本文芸社
4.19
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本棚登録 : 155
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537130997

感想・レビュー・書評

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  • 「手の平サイズの宇宙人が、女性専用アパートにやって来た。(…そして何も起こらない)」
    何のこっちゃな帯文句ですが、読んでみたらそのまんまでした(笑)
    海外ドラマのシットコムのような会話劇を漫画で再現したいとの狙い通り、セリフは多いけど毒効きまくりなガールズトークが冴えわたってます。シットコムの客並に読みながらドッカンドッカン笑いまくってしまい、個人的にはどの名作シットコムよりツボです。まあ、会話内容が相当ゲスですが(笑)そのゲスさが何よりの魅力!!女子の本音が必要以上にスパークしてます。
    本書は薦められて読んでみたのだけど、パッと見、劇画チックな絵にすんなり入り込めず。でも、赤裸々な出産エピソードに激しく同意し(引く人は引くでしょうが、私もまんまそうでした。そう、出産はホラー)読み始めたら、その劇画風味にも慣れました。いや、岡村さん、絵巧いです。女子の着てる服はなかなかかわいいし、中身のゲスさはともかく皆さん美人でセクシーだし、男子もイケメンだし(彼らも相当にエロゲス野郎ばっかりだけど)。中でも「クォリティ高めの稲川淳二」と評された(笑)棚橋氏が素敵だったわ。
    そしてそして、「シルバニアファミリーの宇宙人バージョン」みたいなプチ宇宙人がまたかわいくって!宇宙人ですからね、結構凶悪なはずなのに、皆すんなり受け入れつつも宇宙人の特殊能力はちゃっかり利用しているという。そんなシュールさと女子達の腹黒さもツボ。
    作品全体を飛び交う罵詈雑言がクセになり、内容に負けず劣らずゲスな岡村さんの前書き&後書きも相当面白いですが、こんなに面白いのに連載絶賛打ち切り中なんて!売れないと2巻出ないらしいので、どんな手を使ってもいいから売れてほしい。続き読みたいもん!散々ゲスゲス言ってしまったけど、それでも下品さが不快にならないところがすごい。何度も読み返したいので、少しでも売り上げに貢献したいから買っちゃおうかと思ってます。

  • 2巻が出ないのはなんとかしてくれませんかね。

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  • 『ラブラブエイリアン2』
    フジテレビ/毎週月曜深夜放送
    2018年1月22日から

  • 宇宙人が来ることで、男女の本音がダダ漏れ。
    結構ひどいことを言ってるけど、みんな本音はこんな感じだろうなと共感できるから、あまり嫌な感じはしなかった。
    何かあるたびに、ナサに連絡しないで下さいと言う宇宙人。このセリフが出るたびに、なんだか可笑しくなる。

  • いまさらではあるけど、読めてよかった。

  • ミニサイズの宇宙人2人組が突然現れたのは、なぜか女性専用アパート。地球の研究をすると部屋に居座る彼らをドラえもん役として、メインは美容師のユヒ子、合コンオタクのチズル、彼氏と遠距離恋愛中のソノミ、検事のサツキの女子トーク。この女子トークがどれくらいリアルかは自分にはわからないが、リラックスして自分勝手な感じがけっこう楽しめた。もうすこし4人の個性が会話とかにも出てるとなおいいかなぁ。

  • 書店で立ち読み購入。
    いや、面白すぎる…。男女とは如何に分かり合えないものかをひしひしと感じさせらる良書かと。
    名言が多いし。
    2巻も楽しみ。

  • タフネスでワイルドネスがカッコいい女達の……日常系! クソ度胸と暴言、時にはウィットも交えて日常を掘削するガールズトーク。タランティーノが撮りたかったのはこういう映画かもしれない(暴言)。ところで’80sな表紙は冗談なのはわかるけど、にしてもなんでそんな冗談にしたんだろう。

  • シュールで面白かった!

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著者プロフィール

漫画家。福岡県出身。獅子座のO型。2002年、伝統と実績を誇る「某名門漫画誌」の新人賞で3回連続「準入選」を受賞。その後、掲載歴のないまま2008年、今はなき講談社のデジタル配信レーベル「MiChao!(ミチャオ)」にて携帯サイトおよびPC配信を通じたデビューを果たす。2010年『誘爆発作』が少年シリウス別冊「ネメシス」の1号に掲載され、遂に紙媒体デビュー。翌年発売された単行本の1~2巻が、目利き早耳の漫画読みから注目を受け、静かな評判を呼ぶ。その後も情報誌などで「注目作」として取り上げられるなど、徐々に評価の高まりゆく昨今である。好きな異性のタイプは「関取」。好きな作家/アーティストはジャック・ケッチャム、古井由吉、クリス・カニンガムなど。他の作品に『ラブラブエイリアン』1~2(日本文芸社/刊)がある。

「2015年 『誘爆発作(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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