- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537133578
作品紹介・あらすじ
昭和23年、東京・銀座。東京の片隅で、葵は戦争から戻らない幼馴染を待っていた。それは出征の前夜、ただ一度だけ身体を重ねた男(ひと)でもあり…。ところがその鷹彦が突然目の前に現れて…!!相変わらずのワガママさで葵をあきれさせるが、人を引きつける力も昔と同じ。そして役者になるという夢に向かって少しずつ変わろうとする鷹彦に、葵は秘めていた恋心を止められず…。痛くても、苦しくてもお前とともに生きたい--お前は俺を照らす光、俺の生きる理由だから。
感想・レビュー・書評
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昭和BL。戦争が主軸に置かれていて趣がある
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戦後のお話ですが戦前から続く2人の関係が描かれていて、ボリュームたっぷりでした!ドラマがあって映画のようです。攻めの生死がわからないまま、3年も待ち続けた受けは辛かっただろうなぁ。攻めはどうしようもない男だけど、男気があって小粋でカッコよかったです。
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気が強く凛としている葵を、唯一苛立たせ、感情が爆発してしまう相手・鷹彦。クールビューティ意外に喧嘩っ早い(笑)
互いに理解し合っているのに表現するのが下手な2人のたぐりたぐりしているのが微笑ましく。
ウノハナさんはクールビューティ描かせたら上手いよなあ。 -
男同士だからこその意地とか純情とか、
途中からふたりのそれぞれの気持ちを思うとポロポロ泣けてきました。
いい加減なようでいて、いつも葵を大切にしている鷹彦。
「誰が、(女の)代わりになんか抱くかよ」!!
まだお互いの恋情をさらしていない出征前夜のこの鷹彦のひと言に萌えました。
映画を観る葵の涙に、彼らの若いころからのいろいろな思い出が
一緒に蘇るように涙がこぼれました。
読み応えありました。 -
終戦後のメロドラマ。幼馴染みの二人。時代背景と二人の心情の描写が上手い。一冊でもかなり読みごたえがあって満足満足
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面白かった。
映画みたいなラストシーンもリンクしてて良かったです。 -
時代背景は戦後。ウノハナ先生らしい丁寧なストーリー展開。葵と鷹彦の心情とか、時代の流れとか、全てが相まって感動的な作品。クライマックスシーンは思わず涙があふれるほど。