クロエの流儀(2) (ニチブンコミックス)

著者 :
  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537135282

作品紹介・あらすじ

日本の高校に通うフランス人の少女・クロエ。
金髪碧眼の美少女ながら、時代劇大好き、日本文化大好き。理想の男性はコガラシモンジロー。
そんなクロエが、何気なくも気になる日常の一コマを遠慮無用で一刀両断!
話題の女子高生ショート、待望の単行本第2巻刊行!!

感想・レビュー・書評

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  • クロエの流儀第2巻。「富士山みたいな口しやがって!!」で一部で有名になりましたね。

    スカッとする勧善懲悪的エピソードと、完全な通り魔説教エピソードに分かれる。
    ビニール傘を盗む、募金学生に文句言う、廊下に座り込んでたむろする、クラスメイトの悪口言ってる奴らに対してズバッと言うのはスカッとする。
    でも、バス停で話してるおばさん、赤ちゃんを抱く母親を励ますおばあさん、コンビニ前のおじさん、喫茶店太り人に対する説教は完全に通り魔で全然スッキリしないですよ。

    今巻で、クロエが説教する理由が、説教したいというより、目の前のひっかかる事に遠慮せず口を出しているだけだと判明。
    だからクロエは、説教の後に説教相手に対して優しく出来るんだね。別に正義感に駆られたとか、怒ってるわけではないから。
    「ジャマだ どけ」と堂々と言うクロエカッコ良いです。
    「うるせーなんなんだ!」「お前もな」という冷静沈着な振る舞い。通り魔説教がなければもっと良くなるはず。

  • 世にはびこる迷惑、自己中な態度や風評に
    真っ向から斬りつけるフランス人少女クロエ。
    2巻では、クロエ自身の思惑や自省、
    人としての未熟さや弱点が垣間見え、
    彼女自身もまた、自分の価値観の中に生きる
    ひとりの人間なのだと感じさせられます。
    彼女の振る舞いもまた、一個人のスタイル。
    よくあろう、よくなろうとがんばっている。
    クロエとは違う人のがんばり方を描く
    「ノリちゃん」のエピソードは、いい緩衝材ですねw。

  • 作者の自己満足の塊のような1冊。

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