- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537214833
作品紹介・あらすじ
洋菓子のかたち・材料・名前・伝統に秘められた物語を、日本で初めて、ヨーロッパ伝統のお菓子を紹介した著者が伝えます。つくって、食べて、みんなで集ってしあわせになる。「洋菓子」と「しあわせ」の結びつきに気づく一冊です。
感想・レビュー・書評
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今田先生はなんて上品なんだろう、と感心しきり。ページを開くとそれが漂ってきます。全体の色使いが、チョコレート系を除いてパステル調のやさしい色使いにまとめられています。
お菓子だけじゃなく、テーブルセッティングや歴史上の人物にまつわるお話しとか、ウンチクも先生の経験からコンパクトに含まれていて、ほっと一息する時間にめくってみたい本です。 -
タルトやシュークリーム、マドレーヌやバームクーヘンなどの、おなじみの洋菓子の由来やマメ知識が書かれている本でした。
基本のお菓子から、人々の願いを込めて作られたお菓子、季節のお菓子、ヨーロッパの国々の代表的なお菓子、人生のイベントや年中行事のお菓子、歴史上の女性ゆかりのお菓子などさまざまな角度から取り上げられたお菓子の、いわゆるトリビア的な話がたくさん掲載されています。
なかには、聞いたこともない名前のお菓子も。でも写真を見たら「これ見たことあるわ」というのが結構あるのでちんぷんかんぷんにはなりません。
この本をネットで見つけた時の印象が、もちょっと事典っぽい本なのかと思ったのですが、実際近くの図書館でお取り寄せをお願いして手に取ってみたら、ひとつのお菓子についての解説が見開き1ページで、解説の文章1ページ、写真1ページとなっていました。もうちょっと詳しい解説が欲しかったなとは思いましたが、写真がとにかくきれいでいおいしそうで、見ているだけで幸せになりそうだったのでまぁいいか、と思ってます。
あ、ちなみにレシピは基本のお菓子6種類の超・基本的なレシピが掲載されているだけなので、そちらを期待される方は別の本がいいです。
お菓子のトリビアを楽しみたい人向け。 -
目次:基本のお菓子;スポンジケーキ、カトルカール…他、Part1願いのこもった形と材料、Part2世界をしあわせにしたお菓子、Part3人生の幸福を彩るお菓子、Part4歴史と文化をかたどるお菓子、Part5しあわせを招くおもてなし