面白いほどよくわかる毒と薬 天然毒、化学合成毒、細菌毒から創薬の歴史まで、毒と薬のすべてがわかる! (学校で教えない教科書)

  • 日本文芸社 (2004年10月1日発売)
3.53
  • (6)
  • (10)
  • (18)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 104
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537252330

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 面白かったです。

    毒と薬についての歴史を、広く浅く紹介されています。

    ひとつの話が数ページで終わるので、合間に読むのにも ちょうどよかったです。

    1846年 アメリカにて、初めてのエーテルによる全身麻酔。

    1853年 ニトログリセリンが狭心症患者に使われるように。

    1928年には、イギリスで抗生物質(ペニシリン)を発見。

    今では、分子標的薬や、バイオ医薬品の時代とのこと。

    たった100~150年ほどの間に、人類はすごく進歩したな・・と感心します。

  • その名の通り、「毒と薬」について基本から書いてあり、読みやすい。毒と薬の歴史から始まり、創薬・兵器としての毒・麻薬などいろいろな情報を網羅した一冊。

  • 昔のワインは酸っぱくて甘みを出す為に鉛を投入したら、中毒になり、精神的にやばくなった。そんで、狂ったような行動をする貴族が多かった。覚えた。

  • 体にいいものが薬で、悪いものが毒?人間と“毒と薬”の長い歴史は、おもしろい。どうやって、人類は“毒と薬”を発見し、利用してきたのか?正しい知識をつけ、正しく(?)利用しましょう!

  • これは毒・薬について「広く・浅く」といった感じです。
    でもとある薬の開発の裏話等、色々な毒や薬について
    出てくるので、面白いです。
    それとも文だけではなく写真やイラストが
    豊富にありますしね。

    なのでそんなに退屈はしないはずですし、
    あまり知識のない人でも
    楽しめるかと。

  • 書名どおり毒と薬の解説書だが、薬よりは毒の方にやや比重が高いかと思われる。章構成は大きく分けて5つ。

    1:毒と薬とその歴史
    2:快楽と人殺しに使った天然毒
    3:創薬の歴史とそのメカニズム
    4:薬の多様化・多面化と創薬の未来
    5:危険! 人を滅ぼす毒

    古来から現在に至るまで毒と薬は紙一重というか、毒を薬として用いることもあればその逆もあるので、両方纏めて解説してくれる本の存在はありがたい。

  • 植物由来物質、合成化学物質など人体に影響する「毒」と「薬」の総まとめ。怪僧ラスプーチンは青酸カリを盛られても死なず、銃で暗殺された、などのエピソードも多数。

  • 興味本位で読み始めたら意外と面白かった。

  • このブアツい一冊に医薬品の今昔物語が凝集されています。かなり高度で最先端の情報も図説入りで記載。

全14件中 1 - 10件を表示

山崎幹夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×