面白いほどよくわかる毒と薬 天然毒、化学合成毒、細菌毒から創薬の歴史まで、毒と薬のすべてがわかる! (学校で教えない教科書)
- 日本文芸社 (2004年10月1日発売)


- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537252330
感想・レビュー・書評
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面白かったです。
毒と薬についての歴史を、広く浅く紹介されています。
ひとつの話が数ページで終わるので、合間に読むのにも ちょうどよかったです。
1846年 アメリカにて、初めてのエーテルによる全身麻酔。
1853年 ニトログリセリンが狭心症患者に使われるように。
1928年には、イギリスで抗生物質(ペニシリン)を発見。
今では、分子標的薬や、バイオ医薬品の時代とのこと。
たった100~150年ほどの間に、人類はすごく進歩したな・・と感心します。 -
その名の通り、「毒と薬」について基本から書いてあり、読みやすい。毒と薬の歴史から始まり、創薬・兵器としての毒・麻薬などいろいろな情報を網羅した一冊。
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昔のワインは酸っぱくて甘みを出す為に鉛を投入したら、中毒になり、精神的にやばくなった。そんで、狂ったような行動をする貴族が多かった。覚えた。
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体にいいものが薬で、悪いものが毒?人間と“毒と薬”の長い歴史は、おもしろい。どうやって、人類は“毒と薬”を発見し、利用してきたのか?正しい知識をつけ、正しく(?)利用しましょう!
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これは毒・薬について「広く・浅く」といった感じです。
でもとある薬の開発の裏話等、色々な毒や薬について
出てくるので、面白いです。
それとも文だけではなく写真やイラストが
豊富にありますしね。
なのでそんなに退屈はしないはずですし、
あまり知識のない人でも
楽しめるかと。 -
書名どおり毒と薬の解説書だが、薬よりは毒の方にやや比重が高いかと思われる。章構成は大きく分けて5つ。
1:毒と薬とその歴史
2:快楽と人殺しに使った天然毒
3:創薬の歴史とそのメカニズム
4:薬の多様化・多面化と創薬の未来
5:危険! 人を滅ぼす毒
古来から現在に至るまで毒と薬は紙一重というか、毒を薬として用いることもあればその逆もあるので、両方纏めて解説してくれる本の存在はありがたい。 -
植物由来物質、合成化学物質など人体に影響する「毒」と「薬」の総まとめ。怪僧ラスプーチンは青酸カリを盛られても死なず、銃で暗殺された、などのエピソードも多数。
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興味本位で読み始めたら意外と面白かった。
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このブアツい一冊に医薬品の今昔物語が凝集されています。かなり高度で最先端の情報も図説入りで記載。
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