面白いほどよくわかるギリシャ神話: 天地創造からヘラクレスまで、壮大な神話世界のすべて (学校で教えない教科書)

著者 :
  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537253061

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-537-25306-1
    C0014¥1400E

    学校で教えない教科書
    面白いほどよくわかる
    ギリシャ神話

    2006/08/25. 初版発行 平成17年
    2011/05/25.第10刷発行 平成22年

    著者:吉田敦彦(よしだ あつひこ)
    発行所:株式会社日本文芸社

  • ギリシャ神話がわかると、西洋美術・音楽の理解が深まると思い読みました。
    まぁ、ツッコミ所が満載で、神たちがする理不尽な事にイライラし、途中ウンザリしてしまいましたが、なんとか最後まで読みました。3の倍数の数字(産まれた子の数など)がたくさん出てきますが、何が意味があるのか…
    1回読んだだけではうっすらしかわからないので、他の本でも補おうと思います。

  • まあ普通かな

  • こういうブログを書きました。http://nagisa20080402.blog27.fc2.com/blog-entry-322.html
    そしたら「ギリシャ神話 相関図」という検索ワードでアクセスあり、この本を発見することができました。

    絵画や図が頻繁に掲載されていて、題名通りとてもわかりやすい内容でした。
    おそらく中学生が読むことを前提にして書かれたのでしょう。

    ギリシャ神話って、スポーツ新聞の下のほうにある広告の週刊誌みたいな内容だと思います。
    でも西洋美術を理解する上では欠かせないですね。
    中学生に見せない、もっとアダルト(あるいは時としてエロ)な書き方をすれば、もっと面白いのだと思います…。

    キリスト教を知っているものとしては、キリスト教がこういうものを潰すかたちででてきたのかなーと思います。
    おとな向きの深い考察が書かれたギリシャ神話関連本を読んでみたいと思いました。

  • 面白かった!
    神様心狭いし、ゼウス何人と関係持ってるんだよってツッコミどころ満載
    結構砕いて読みやすかったです!

  • 2015/4/17読了。
    『ファウスト』第二部を、読むにあたって名前のわからない神々が出てきたので勉強のために購入。ファウストに出てくる名前全てを網羅しているわけではないが、何名かの神々はわかるようになった。

    昔から思っていたが、ギリシャ神話の神々は自分勝手なところがあって、小さい頃は神様なのになんで?と思うところがあった。今改めて読んでみると、品行方正なキリスト教、イスラム教、ユダヤ教などの神々と比べると親近感を覚える。(宗教の神々はわざと人間臭くないように考えられているのかもしれないが)

  • ギリシャ神話ってどんなお話なの?って感じだったので、漠然とイメージをつかむために手に取った本。
    忘れないためにメモメモ。

    ・カオス(混沌)の誕生
    ・カオスからガイア(大地)、タルタロス、エロスが誕生
    ・ガイアからウラノス、山々、ポセイドン、キュクロプロス、へカルトンケイルなどが誕生
    ・ウラノスの性器(肉塊)に纏わりついた泡からアフロディテ誕生
    ・「十二の難行」を行った英雄ヘラクレスは人間として生まれる。神になったのは女の嫉妬により殺されてなった。
    ・パンドラは神々が作り出した人間の女(「パンドラの箱」ってパンドラが開けた箱って事だったのね。で、開けた甕って人間のことで、人間の外部環境は災いで満ち満ちているけど、人間の内部に希望を抱いてるって事だったのね。)

    ゼウスの行いを知ると、「父より偉大な息子は存在してはいけないという考え方だったのか?」「それともお告げをかたくなに守る習慣があったのか?」という点が疑問に残る。
    また、今も昔も女性を怒らすこと(浮気など)は嫉妬を買うことになり、すごい怖いことだなって。人間なら死んでいるところを神だから死ねないってのもすごくつらい。

    何回も読まないと、名前と役割が一致しないな。

  • ゼウス、ポセイドン、アフロディテ、アポロン。
    絵画や彫刻などの美術品や映画でよく名前を聞くギリシャ神話の神様たちがどういう人間関係(神様関係?)で、どういう事をしていたのか実はよく知らないままだったけど、この本はそれをわかりやすく、表を使って解説してくれて良いです。

    キリスト教やイスラム教で出てくる全知全能の唯一神と違って、ギリシャ神話の神様たちはひどく人間臭くて、起こったり嫉妬したり浮気したり嘘吐いたりだまされたり、けして順風満帆じゃないところが面白い。

    神様同士ですっごい大喧嘩したあとで、仲直りするっていうのもイイ。

    この本で一番衝撃だったのは、ミロのヴィーナスの彫刻や、ボッティチェッリの絵画のヴィーナス誕生で有名な、美の女神のアフロディテが、実は切り取られた男根から産まれたってことでしょうか。

    なんにせよ、西洋美術を鑑賞する前にギリシャ神話を知っておくと楽しみ方が違うんじゃないかと思った。

  • だめだ、一回読んだだけじゃ覚え切れない・・・一冊ノートつくって勉強したいです

  • 分かりやすかった。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。
1988年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。
2006年、京都大学「博士(教育学)」(論文博士)。
現在、大阪府立大学大学院教授(2022年4月より、大阪公立大学大学院現代システム科学研究科/現代システム科学域教育福祉学類所属)。

日本ホリスティック教育/ケア学会前会長。日本ユネスコ協会連盟理事。日本シュタイナー学校協会専門会員。京田辺シュタイナー学校顧問。

主な著作(単著)
『ホリスティック教育論:日本の動向と思想の地平』日本評論社。『ブーバー対話論とホリスティック教育:他者・呼びかけ・応答』勁草書房。『世界のホリスティック教育:もうひとつの持続可能な未来へ』日本評論社。『世界が変わる学び:ホリスティック/シュタイナー/オルタナティブ』ミネルヴァ書房。
(共編著)
『いのちに根ざす日本のシュタイナー教育』、『ホリスティックな気づきと学び』、『ホリスティック教育入門』、『持続可能な教育と文化:深化する環太平洋のESD』、『ホリスティック・ケア:新たなつながりの中の看護・福祉・教育』―以上、せせらぎ出版、ほか。(共著)『変容する世界と日本のオルタナティブ教育』(永田佳之編)世織書房、『ケアと人間:心理・教育・宗教』(西平直編)ミネルヴァ書房、ほか多数。

「2022年 『教育のオルタナティブ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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