ベルマークのひみつ: 誰もが集めた、なつかしの〈あのマーク〉のすべて

著者 :
  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537253924

作品紹介・あらすじ

その成立と歴史から、ベルマークで買うことのできる商品の昔と今、現役ベルマーク委員たちによる座談会まで-ベルマークに関する、ありとあらゆる情報を満載。子どものころの想い出がよみがえる。

感想・レビュー・書評

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  • ベルマークは、学校で長期にわたり使われるものにのみ引き換えられ、1つの学校だけでなく周りの学校の助けにもなるということが分かった。茫然と集めるのではなく、身近なボランティア意識を持って集め、届けていきたい。

  • 改めて読みました。

    PTAなんかもう時代に合わないし
    共働きの親がベルマークを数えるために集まるなんて
    非効率極まりない…
    と思っていましたが、
    その無駄にこそ意味がある、と2006年時点でも書かれていました。

    発行から約15年経った今、
    いよいよベルマークは
    負担にしかなってないやろ、
    という気持ちは変わりませんが
    集まって「無駄話」をする余裕が
    気づかないうちになくなっていることが
    問題なのかも、と視点が少し動きました。

  • ためになる

  • ベルマークってこういうシステムだったんだ。

  • 身近な割に謎の多いベルマーク運動。その仕組みや歴史をわかり易くかつ郷愁を誘いながら解説する一冊。過去のマークのデザインや購入対象商品の写真等貴重な資料もあり、見ていて飽きが来ません。
    時代の移り変わりに応じて変化してきたベルマーク。小中学生だけのもので無くなった今、もう一度その理念に触れてみたいと思いました。

  • 小学校の時、なんなのかはよくわからないけれど先生も毎月提出しろと言うし、とりあえず集めて毎回提出していたベルマーク。
    たくさん集めると一輪車とかが買えるらしい!…とかっていうこと以外は何も知りませんでした。
    でも、なんであのちまちましたマーク切り取って提出するだけで一輪車が貰えるんだろうか?っていうことは小学生当時の頃から抱いていた疑問ではありました。別に知りたいとも思ってはいなかったけれど(笑)

    そういう疑問に答えてくれる一冊がこちらの本。
    ベルマークの歴史だとか、仕組みだとかを解説してくれています。
    到る所に著者のセンス光るコメントがあったのが印象的でした。特にクイズのコーナーの選択肢とか(笑)

    ベルマークがこんな壮大なものとは知りませんでした。
    しかも、一種の社会貢献だったとは!
    企業側にもメリットがあるし、家庭側も特に余計な出費をしなければならないわけでもなく、ただ切り取って学校に持っていくだけで通う学校が豊かになる、さらに辺境の学校や海外の子供たちや被災地の学校への援助にもなるなんて、すごい発想です。

    結構マニアックな内容も多いけれど、各企業ごとのマークデザイン集とかは見ていて面白かったです。
    この本には載ってなかったけど、某緑茶のパンダが書いてあるベルマークとか、ふと気付くと可愛いデザインもあったりしますよね!

    昔ベルマークで買えたものの写真付きの一覧も興味深かった。

    それから、ベルマークを集計するPTA役員のお母さん方の座談会?が面白かったです。
    集計する立場になってみないとわからない苦労があるんですね。
    キューピーのぺらぺらのマークとか、ポテチの油でギトギトのマークとか…。
    ベルマークに関するマニアックな悩みや感動や面白みが良く伝わってきました。
    うーん、確かに母が持ってたクラスのPTA役員名簿みたいなのに「ベルマーク委員」って書いてあった気がするなぁ。大変そうだ…!
    しかし、その集計会場がクラスや学年を越えてのお母さん同士の交流の場になったりするみたいで、良い事もあるみたいですね。

    ベルマークが未だにアナログな方式を採っているわけがこういうところにあるんですね!

    奥が深いぞ、ベルマーク。

  • ベルマーク、懐かしい!!小学生の頃、学校で帰りの会の時にプリントと一緒に配られる『ベルマーク一覧表』。これ、見るのがなんか楽しかった。ちなみに、ベルマーク委員でした(笑)まだ、ベルマークってあるのかな?

  • ベルマークのグラフィックが意外にも統一されていないことに驚き。
    しかし読んでも、ベルマーク運動に対してなんとなく漂う胡散臭さはぬぐいきれなかった。

  • これも天満屋のセールで買った本。なつかしのベルマークについてけっこう詳しく書いてあってかなり雑学でした。その中でもベルマークは朝日新聞社がはじめた、というのは僕の中では驚きトリビアでした。
    子どもが学校に行き始めたらまた集めだすのかもしれないベルマーク。でもベルマークが切り取られたノートってちょっと不恰好であまり好きではなかったなぁ。
    2009/02/02

  • ジロルさんが、文化放送に生出演して、PRしていました

  • 誰もが集めた、なつかしのあのマークのすべて−っとあれば読まずにはいられない。
    ベルマークで色んなものがもらえるらしいと漠然と集めていたこのマーク。そっか、この方法でただの紙切れベルマークが学校の備品に変わるのかと勉強しました。
    それにしてもベルマークで交換できる商品は色々なるのですね〜

  • レトロ系好きな人にはいいかも 昭和の香りがプンプンする ベルマーク なんだか奥深し。

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著者プロフィール

1967年北海道生まれ。北海道大学文学部哲学科卒。「フロム・エー」編集部などを経て、フリーの編集者・ライターに。おもな著書に『新しい世界地図』(アートン新社)、『なつかしの理科室』(アスペクト)、『日本語のまちがい探し』(日本文芸社)など。フットサル歴13年。FC東京サポーター。

「2012年 『アラフォー×フットサル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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