逃亡日記

著者 :
  • 日本文芸社
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本棚登録 : 309
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537254655

作品紹介・あらすじ

『失踪日記』では描かれることのなかった、生い立ち・漫画家デビューから、失踪・アル中体験…そして、大ブレイクと今日までの周囲の変化。誰も知らなかった吾妻ひでおがここにいる。

感想・レビュー・書評

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  • 『失踪日記』『アル中病棟』と本書を含めて三部作にしたいよう
    だが、全2作は内容が漫画だし版元も違う。本書はその2作の内容
    を補う(?)吾妻ひでおへのインタビュー集になっている。

    これは失敗。巻頭には吾妻氏がホームレス生活を送っていた場所
    を再び訪れるカラー・グラビア(何故かメイド服姿のモデルさん
    付)と、「受賞するわたし」と題した漫画がある。

    この漫画の中で吾妻氏ご本人が「皆さん、この本買わなくていいで
    す!漫画だけ立ち読みしてください」と訴えているように、『失踪
    日記』がいくつかの賞を受賞したことによる便乗本である。

    漫画の内容を補うって言われてもなぁ…って感じなのだ。やっぱり
    吾妻氏の真骨頂は漫画だと思うんだよね。

    確かに漫画では描かれていない話も多々あるが(生い立ちなど)、
    それも利き手の技量不足で話の引き出し方が下手。前2作の内容
    を吾妻氏にぶつけているだけなので、話の広がり方が狭いのだ。

    『失踪日記』『アル中病棟』が世に出るまでについては、『うつうつ
    ひでお日記』に描かれているのでそれで十分だと思うのよ。

    いろんなしがらみがあっての出版になったのだろうとは思うけれど、
    自分の意図しないところで便乗本の企画が持ち上がって書店に出回る
    のって不本意なんじゃないかな。

    まあ、私はそんな便乗本に、まんまと引っ掛かってしまったのだが。
    『失踪日記』『アル中病棟』に興味を持ったとしても、本書は読ま
    なくていいと思うわ。

  • 吾妻ひでおの人生インタビュー
    タイトルとはあまり関係ない。

  • 2.2人の心を支えるものについての対談集。お酒になってはいけない。

  • 2018/11/14

  • インタビューと、写真と、冒頭にマンが少し。
    冒頭の漫画より
    「この本は別冊漫画ゴラクに連載してたインタビューコラムに語り下ろし描きおろし漫画おまけをつけ
    私の生い立ち 漫画家になるまで他
    むにゃむにゃなことを適当にまとめたものです」
    「てかこれ『失踪日記』の便乗本じゃないの?」
    「そうですよ」
    「みなさんこの本買わなくていいです立ち読みだけしてください!」
    失踪日記読んだ人やファンにおすすめ
    私はそれなりに楽しめました。

  • もし自分が神様で1人の人間の一生を監視し続けなくてはならないとしたら、吾妻ひでおという男を選びたい

  • 二匹目か3匹目のどじょうだと思うけど、やはり面白い。
    醒めた目で自分を見ているというか、著者は第三者の視点を持っているのだとおもう。

  • 「失踪日記」をフォローするような内容で、本としてはまずます。でもインタビュアーの人はだいぶ存在感がある人のように感じたので、なんとなく気になった。でも昨日この本を読んで、実際に吾妻さんがホームレス暮らしをしていた小金井公園に行ってみたのは面白かった。

  • 2007年2月25日読了。

    「失踪日記」「うつうつひでお日記」に続く三部作完結編? でもこれ全部違う出版社からなんですけど。いままでのはマンガ日記だったのが、こちらはマンガ少々、文章というか編集部のインタビュー形式がメインですね。マンガはかなり深刻な内容でも笑えるんだけど、言葉でリアルに伝えられるともうなんというか、すっごいの。口絵の、メイドさんと一緒に失踪地を歩く写真がたいそう和みますが、内容はそれに思いきりダマされます(^_^;)

  • あれ? 前に読んだと思ってたけど読んでなかったようだ。立ちよみですませていたのか。

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著者プロフィール

吾妻 ひでお(あずま ひでお)
1950年、北海道生まれ。上京後就職するもほどなく退社。
1969年『月刊まんが王』12月号掲載の『リングサイド・クレイジー』でデビュー。コメディ路線の『ふたりと5人』がヒット。1979年に『不条理日記』日本SF大会で星雲賞(コミック部門)を受賞し、「不条理漫画」というジャンルを確立。
失踪事件を起こした後にアルコール依存症に。そこから復帰して記した『失踪日記』が高く評価され、大ヒット。第34回日本漫画家協会賞大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第37回日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門をそれぞれ受賞。

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