- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537257649
感想・レビュー・書評
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野村監督が書いたものではないが、限りなく野村監督の本に近い。
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野村先生と呼ぶべきか。
行動一つ一つに意味があることを常に意識できるかというと
大変難しい。
でもやっぱり、野村氏が書かれたほうがいいのは間違いない。
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●野村監督が指導する際は、意見を述べたあとに「オレはそう思うよ」と強制しない言い方をしていた。
●人間は評価に始まって評価に終わる。評価がつきまとうものこそが人生である。
●技術ではなく「考え方」を教えられる指導者が、名監督、名コーチと呼ばれる。
●強いチームほど規則が厳しい。
●監督が選手やコーチたちと一線を引き、プライベートまで関わらないことも、野村監督の独自のカリスマ性をかもし出している要因だった思う。
監督が子分をつくった瞬間に派閥ができる。 -
野村監督の教えを12年間受けてきた愛弟子が代弁する野村流人材育成論。野村監督の本はこれまでもたくさん出されていますが、気になりながらもなかなか触手がのびませんでした。
本書は今年出たばかり作品ながら、重刷を重ねていること、他者の視点で語られていることに興味を持ちました。
最も驚いたのは、選手へのアドバイスの仕方。データを基に細かく指示を出しているとばかり思っていましたが、そうではなく、ポイントをついた質問によって選手の考える力と主体性を育むことに細心の注意を払っていることに、ここまで徹底しているのかと唸らされました。
人材育成のヒントになることが多く、勉強になりました。 -
この本を読んで改めて野村監督はすごい人だなと感じた。
勘ではなく、データをフル活用して根拠を持って臨む姿勢が勉強になった。
著者のように野村監督の考えを先読みしてデータを分析し、対応していた点は見習いたい。 -
野村監督がどんな人だったのか
答え合わせができた。
前半は割と全般に当てはまる
なるほどなあと思うことが書いてあったが
後半はコーチとは野球とは
という部分が強すぎて、
だんだん面白くなくなった。
野球に関わる人なら
すごいためになる本だとおもう。 -
野村監督の訃報を受けて古本にて購入。
プロ野球に興味を持ち始めたのが3年前くらいなので、当然いかにすごい人だったかを知る由も無く、ただ口うるさそうなおじさんというイメージだったが、読んでみると、なるほどすごい人だったのだなと納得。
印象に残ったエピソードはやはり「変わる事」。変わる事をしない人間は成長しない。だいたいの自己啓発本にかかれている。野球においても同じなのだ。また、指導する時に全てを教えず考えさせる、これも人を育てる上で重要な事。野村監督はこの言わば当たり前の事を高次元でやり遂げたのだと思った。 -
スポーツ
新書 -
・人生におけるさまざまなことは、変えてダメになるより、変えなくてダメになる方が圧倒的に多い
・超二流:レギュラーにはなれないが、1軍で通用するための武器を最低2つ以上持っていて、試合終盤の大事な場面で起用したくなる選手 -
野村監督のミーティングの内容や方法等についての事がこう少し書いて欲しかった。
エピソードの中から野村監督の意外な一面もわかった。
野球に対する深い洞察と、幅広い教養に満ちていて、感服させられた記憶があります。
本書も、興味...
野球に対する深い洞察と、幅広い教養に満ちていて、感服させられた記憶があります。
本書も、興味深いですね。