日本人が忘れてしまった日本語の謎: 当たり前に使ってる日本語は、こんなに不思議 (日文新書 83)
- 日本文芸社 (2011年10月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537258769
感想・レビュー・書評
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日本語の生い立ちがかかれており、中国語がいかに日本語に対して影響を与えているのか、又、日本ではどのように平仮名と片仮名が生まれたのかといったことや母音が5音になった経緯や「ん」が生まれた経緯などが書かれている。
今はひらがなもカタカナも50音図で覚えるが、昔はひらがなを覚えるためにいろはうたが使われており、辞書もいろは順だったが、その50音図も以前はアカサタナの順ではなかったなど、「へぇ」と思える内容も書かれている。
本書を読んで再認識させられたのは日本語は外国語を取り込みやすいということ。日本語の文章中にカタカナで書かれた外来語は良く見る。例えば日本語では「コンピューター」と書くが、中国では「電脳」と書くように。
無理に自国の単語にせず、外来語を表音文字で表すことで取り入れられるのは日本語の利点なのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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