- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537260892
感想・レビュー・書評
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あらゆるヤバい人に対してのトラブルシューティングが理解できる。
樹木希林があんな人だったのはびっくりした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆4 プロインタビュアーとして活躍する吉田豪のエッセイ的テクニック集。 元々テレビなどで著者の話が面白いなと感じていたので、本書がkindle unlimitedの対象となっているのを見つけ即、利用。 阿川佐和子の「聞く力」に便乗して出したと語っている。その阿川佐和子やタモリ、黒柳徹子、田原総一郎など「聞き出す」スペシャリストの解説や今までインタビューしたプロレスラー、アイドルの裏話など内容は盛りだくさん。 特にAKBの前田敦子と指原莉乃の比較などは面白かった。
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数々の著名人をインタビューしてきた「プロインタビュアー」による聞き出す力の指南書……に見せかけた「インタビューこぼれ話」集。
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普段聞き出せない話を聞き出す吉田豪のさらにそのインタビューの裏話。笑えることは笑えるけどさすがにそのインタビューの方がやはり面白そうだよ。
暇つぶしにはなった。 -
インタビュー術を磨きたい方向けのコラム集
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吉田豪氏の著書はこれが初めてです。
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プロインタビュアー吉田豪がどんな人なのか知るには丁度いい一冊。豪さんがどんな人かある程度知っている人が読むとめちゃめちゃ面白いと思う。自分もそのひとり。そもそもプロインタビュアーとは?…という人でも読後にはきっとその肩書きの意味を理解できるだろう。これまでにインタビューしてきた多数の有名人の秀逸なエピソードやとんでもない裏話が満載。これらは全て豪さんの聞き出す力によるものなのだが、その技術の全貌を自ら語っている点が本書の要旨である。コミュニケーション力や交渉力という観点で読んでも得られるものは多いと思う。
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部下とのコミュニケーションをもっととれないかと思い、聞くノウハウが学べないかとタイトルで購入。
ノウハウ本ではなくエッセイ本でした。ただインタビューに
ついては勉強になりました。インタビュー前にその人のことを調べる、自分の聞きたいこと聞きまくるのでなく、相手が話やすい状況をつくり、タイミング良く聞きたいこと聞く
など改め勉強になりました。 -
【概要】
「プロインタビュアー」という肩書きの著者が、これまでに行なってきた著名人とのエピソードを通じて相手からいかに話を引き出してきたかを語る一冊。取材対象を徹底的に調査し、それをバックボーンとした大胆で、しかし繊細な切り込む取材技術・・・のみならず、一般人が毎日の生活・コミュニケーションに応用できる心構えを学ぶことができる。
2019年10月17日 読了
【書評】
吉田豪さんの名前はずっと前から耳にしていたし、YouTube 動画でも時折、目にすることがあって。取材対象を徹底的に調べて、本人が忘れてしまっているような事柄まで掘り下げて、その過程で相手を好きになるそのスタイル・・・よりも先に、なんというか、雰囲気というか風貌というか・・・で、勝手に線引きしちゃってました(ごめんなさい!)。
ところが、最近の自分自身に対する意識の変化というか、「喜餅の働き方改革」というか、そういった、内面の変容と、ちょうどタイミングよく、この本と出会ってしまった。吉田豪さんが著書内で書かれていること、ことごとく、自分の「変えていかないとなぁ」という部分と合致してしまった(笑)「準備(調査)」しかり、「聞くこと」しかり。
「インタビューはプロレスみたいなもの」という考えも、大いに共感。「俺が俺が」ではなく、相手の良いところを引き出してナンボ。この本を手に取るキッカケとなったのが、プロレス団体「UWF」及びそこから派生した3団体の歴史を語る YouTube 動画だったのだけど、あらためて「プロレス」の偉大さというか、プロレスが持つ、人生を生き抜くための汎用性の高さ、あらためて認識。
エピソードを中心としたエッセイ集のような形で進むため、「ハウツーもの」としてとらえると、少し残念な印象になってしまうかも。でもそれは、単純にストーリーの中に大事なコトが隠されてるだけで、やはり学びは多い一冊。