おいしいみず (わくわくたべものおはなしえほん 15)

著者 :
  • 農山漁村文化協会
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本棚登録 : 118
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784540082450

感想・レビュー・書評

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  • 5歳の息子に読んであげました。
    割れたら舐めて直すの…?と、微妙な表情の息子…。
    どうやら後味が悪かったみたいです。
    見れば見るほど不気味なイラストに、私もちょっと引きました。

  • 動物たちが甘いいろみずに走ってしまうのだけど、それで何が悪かったのかが分かりにくく、話がぼやけてる感じがするのが残念。

  • 絵がボヤケて見づらい

    おいしい水をみんなに飲んでもらうことが好きなみずがめ。
    ある日、色のついた水を蓄えたみずがめが現れ、みんなは夢中になる。

    誰も飲みに来なくなった元祖みずがめは、悲しみ水が干上がる。
    さらにみずがめは、バラバラの破片になる。

    いろみずに飽きたみんなは元祖みずがめのところに行くとみずがめが破片になっていることに気づき悲しみ、元に戻そうと努力する。

    つなぎ合わさるが水は出てこない。
    ひと夏かけて眠りにつくみずがめは。
    夏の終わりに水があふれるようになり、再びみんなは水を飲むことができるようになった。

    ひと夏の間の動物たちがみな舌を限界まで出してるんだけど、誰も死ななかったのかな。

  • 辛口御免!

    あったかい時期に楽しく読めるし、いわゆる絵本らしい内容だし
    イイよね、と思うのに、なぜかブログ記事にするには弱い…

    どこが?ナニが?とさんざん考えて
    出た結論:
    主人公のみずがめさん、ビジュアル的にインパクト弱!
    でした★

    素朴がウリなんだと思うのよ。
    ちんまりしたかわいらしい顔立ちだとも思うのよ。
    でも
    あんまアピールしないのよね。。。
    (それを言ったらあまいみずのみずがめさんも
    もっとババーンと派手っちくてもいいような気もする)

    なんか、モノはいいけどプロの絵本というよりも素人の手作り絵本ですっぽいムードになっちゃって、ちょっと残念でした。

  • きょうもみんなのところへいそぎます。

  • ぼくにとっては「怖い絵本」でした。
    水に群がる動物たちの表情と、動物を虜にする水の成分についての想像が、いらぬ相関関係を導き出してしまったもので。

  • 心が乾いていては生きていけない。
    必要とされることは最大の喜びです。

    休職2か月ってところですね。
    2か月甘い水だけというのもキツイな。

  • ★ 絵は可愛いけど、ストーリーが教訓的で、嫌だ。
    グリム童話や寓話にありそうな残酷さや、一般大衆の流されやすさとかが隠しようもなく出ている。本文の「悔やんでも」が、大人の言葉であって、子供の絵本なら、他の言葉や言い回しを探すべきじゃないかと思った。みずがめさんは一度割れてばらばらになってしまい、くっつけた後でもひびの黒い線が顔からだに入ったまま。それは直せないのがいいところなんだけど、でも痛ましい傷跡をまざまざと見せ付けられているようで嫌な気持ちもなる。
    (2010.11.2)

  • この本を娘に読み聞かせをしていて、いきなり娘が号泣しだしたのでびっくりしました(´∀`;)
    しかし、娘はこの本が大好きなようで、3回も読み聞かせましたが、やはり同じ場面で号泣。。。

    でも、この本に出会って以来、本を読む面白さがわかったのか、最近は家にある本を自分で読んでおります。

  • ・おいしい水が湧き出るみずがめのはなし。
    ・ストーリーをどう理解するか?
    ・シリーズの特徴…
     スズキコージや片山健といった大御所から、竹内通雅や石井聖岳といった新進気鋭の絵本作家たちが集っており豪華。絵はどれもインパクトがある。
     「たべもの」の由来やでき方(作られ方)、「たべもの」の名前が出てくる言葉遊び、自然環境や食物連鎖をテーマにしたもの、「たべもの」が出てくるおはなし的なもの、民話仕立てのもの、と多種多様。シリーズ全体としてのまとまりは感じられない。
     ほかにはあまりないテーマを扱っている。あることを知っていると、ブックトークや導入に使える。
     28ページに収めようとして、無理が出ている絵本もあり残念。

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著者プロフィール

片山健 1940年、東京都生まれ。1960年代に『ゆうちゃんのみきさーしゃ』『もりのおばけ』を制作以後、10数年絵本制作から離れ、幻想的な鉛筆画を描き続ける。自身の子どもの誕生後、ふたたび絵本制作を開始する。絵本に『もりのてがみ』『おなかのすく さんぽ』『おやすみなさい コッコさん』『コッコさんのともだち』『コッコさんとあめふり』『だーれもいない だーれもいない』『むぎばたけ』『たのしいふゆごもり』『タンゲくん』『どんぐりかいぎ』など多数。赤ちゃん絵本に『いいな いいな』(すべて福音館書店)などがある。

「2022年 『ぴーぴー ばっくしまーす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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