うおつか流食べつくす! 一生使える台所術

  • 農山漁村文化協会 (2020年3月5日発売)
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  • 本 ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784540191459

作品紹介・あらすじ

「エシカル」は時代の流行だが、エシカルな食生活を送るといいながら、冷蔵庫で野菜を腐らせるなんて言語道断。食べものを無駄にしないためには技が必要だ。非正規労働者の増加など格差が広がり、家賃や携帯代金など、生活のため黙っていても使ってしまうお金が増えるなかで、若者は食費を切り詰めて不健康な生活に陥りがちである。これからの格差社会を生き抜くために、しっかりした食のスキルを身につけたい。それには、個別のレシピを覚えるのではなく、自分でつくるために共通するノウハウを身につけることだ。

「食のスキル」で格差社会を生き抜け!
1ヵ月でキュウリ100本、どう食べる?!

感想・レビュー・書評

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  • チキン棒は作ってみたい

  • 料理の本と思って読みはじめ、生き方の本として読了しました。ものを持たない暮らしでも、一方的に持ち込まれたものでも、時間や道具や燃料の条件が悪くても、どんな場面でも食べることは、これまでの知識・技能を持って乗り切れるし、探究するに値する楽しいことだと理解しました。大正昭和の台所に学ぶことも多く、93年のタイ米輸入も読んでいて学食の工夫されたメニューを懐かしく思い出しました。

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著者プロフィール

魚柄 仁之助(うおつか・じんのすけ):1956年、福岡県うまれ。食文化研究家。著書に『食べ物の声を聴け!』(岩波書店)『冷蔵庫で食品を腐らす日本人』(朝日新聞社)『うおつか流大人の食育』(合同出版)などがある。

「2024年 『台所に敗戦はなかった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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